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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784065264218
作品紹介・あらすじ
倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史
日本人にとって、倭寇=略奪・拉致、秀吉の朝鮮出兵=残虐・捕虜連行のイメージはおなじみのものだが、本書を読むとそのイメージは一面的なものに過ぎないことがわかる。ポルトガル人の日本進出をきっかけに、ポルトガル商人は日本人奴隷を買い取り、海外に連行して売却した。それを禁止したのは、豊臣秀吉である。しかし、文禄・慶長の役(朝鮮出兵)がはじまると、戦国大名は朝鮮人を多数日本に連行した。逆に、「降倭」と呼ばれる朝鮮軍に投降した日本人将兵もいた。本書は、これまであまり語られてこなかった人身売買や奴隷売買など、戦国時代のグローバル化がもたらした「戦国時代の闇」というべき点を明らかにする。
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第一章 倭寇と人の略奪
第二章 戦国時代の人身売買・乱取り
第三章 織豊期の人身売買とキリスト教
第四章 伴天連追放令と人身売買
第五章 文禄・慶長の役と民衆・武将
第六章 日本に連行された朝鮮人
おわりに
主要参考文献
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
戦国時代の日本における人身売買や奴隷制度の実態を深く掘り下げた本書は、これまであまり知られていなかった歴史の一面を明らかにします。倭寇による略奪や、豊臣秀吉の朝鮮出兵に伴う人身売買の実例が紹介され、日...
感想・レビュー・書評
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日本の人身売買歴史の本。
奴隷も言えば、ローマの時代が思い浮かび、日本に奴隷がいたと考えた事がなかった。
それでも読むにつれ、戦乱の世に捕奪された人を奴隷としたという事実はありそうだと思うと、一気にそれが近隣国にも及びそうだったのかと腑に落ちることばかりだった。
日本と言えば歴史に刻まれている、朝鮮王朝との関わりで朝鮮の人のことを軽く扱う傾向にあったと思う。
年代でもあるのか「チョン」と呼び、使い捨てカメラを「馬鹿チョンカメラ」と言うのは「馬鹿でも朝鮮人でも使えるという、バカと朝鮮人を同じとしている言葉」がある。話は逸れるがこの言葉を使っていて、友人の韓国人に意味を知らされた時は、本当に浅はかではすまない懺悔の気持ちでいっぱいだった。
日本史にもあるように、朝鮮への出兵があった安土桃山時代、戦って捕らえて日本で働かせた事情があったと言うのだから、それは奴隷と認めるしかない。
またそれが、男性の快楽のためにという、一般人の女性がいたなど、読むに辛い部分もあった。
自分から望んで人身売買にと言うこともあると言う部分も、色々な背景があると認めざるを得ない。
タイトルのような視点がなかったので、驚きもあったが他の史実とも繋がり奥が深まったと思う。
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古代ローマや中国、アメリカなどのように奴隷が制度化された国とは違う日本において、戦国時代に繰り返された“乱取り”により取引された奴隷は子孫に至るまでどのように身柄を拘束されていたのでしょう。また、南蛮貿易でポルトガル人に買われた奴隷は二束三文だったといいます。これは、奴隷の国内需要がそれだけ少なかったということではないでしょうか。それはなぜかなど、学者としての考察が欲しかったですね。新しい知見が得られない上に、取り上げた事例は信頼性の乏しい資料からの引用で、総じて雑談のレベルです。
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「ポルトガル人宣教師によって日本人が奴隷として売買されていた」という話は昨今良く聞く話ですが、この時代、人身売買は世界中で行われていたようで、日本人の奴隷業者が日本人を奴隷として輸出していた事もありました。また、国内でも戦果の俸禄代わりに「乱取り」というヒト・モノの略奪は当たり前だったとか…もちろんその対象は同じ日本人です。
文禄・慶長の役(秀吉の朝鮮出兵)では朝鮮側に寝返った「降倭」たる日本人武将や、また「乱取り」さながらに日本に連れ帰った陶工達の活躍も、本書では数多くの事例が紹介されており、一方的な視点だけで歴史を顧みることを防いでくれる、様々な知見を提供してくれました。
私のような初学者には、読み応えのある一冊だと思います。 -
<目次>
第1章 倭寇と人の略奪
第2章 戦国時代の人身売買・乱取り
第3章 織豊期の人身売買とキリスト教
第4章 伴天連追放令と人身売買
第5章 文禄・慶長の役と民衆・武将
第6章 日本に連行された朝鮮人
<内容>
専門書と入門書の中間のような内容。事実を基に各学説を並べている。通常の読み物にはない、第3章、第6章あたりが興味をひかれた。 -
書評はブログに書きました。
https://dark-pla.net/?p=2796 -
東2法経図・6F開架:210.47A/W46w//K
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倭寇の暴れっぷりがそこまでだったとは。戦国時代の人身売買の話はよく聞くとおりで、ロマンもあったかもだが酷い時代だ。朝鮮軍に投降し帰化した沙也可の話は初めて聞いた。
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