- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065275542
作品紹介・あらすじ
◆ご存じ!怪談界のスーパーレジェンド
怪談語って50年、語った怪談500以上。
1970年代から現在に至るまで、ひたすらトップを走り続けるカリスマ怪談家。
心霊、オカルト、超常現象、都市伝説、事故物件、鬼……
現代のあらゆる怪異ブームの礎であり、怪談文化の創造主でもあるスーパーレジェンド、稲川淳二が思いを込めて贈る、怪談ベスト本第二弾。
◆白本、黒本、2冊そろって稲川怪談ベスト本
2021年に出版された白い表紙の「昭和・平成傑作選」は比較的短い作品を40作品掲載しましたが、黒い表紙の本作「昭和・平成・令和 長編集」は、細部まで稲川節が味わえる長編を中心に20作品を掲載。さらに2ページ完結の傑作短編4本付き。
この2冊で「稲川怪談」の主要な作品が網羅できます。
◆長編だからこそじっくり味わる稲川怪談の真骨頂
昭和・平成・令和と、半世紀にわたって語り継がれてきた、「稲川怪談」とじっくりむきあえる長編集。
長い年月の間につながった話、いくつかの類似体験などをまとめて掲載。
ストーリーの破片と破片が組み合わさったとき、新たな恐怖が生まれる!
感想・レビュー・書評
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その前に、稲川淳二さんの経歴を初めて知った〜笑笑
怪談系の仕事する人、ホントすごいよね、、、
私は怖くて仕事にはできない。。。
肝が据わっていなきゃできないし、覚悟とか!!!
無理だわ〜私には無理だわ〜。。。
こういう仕事してると、私生活でも常に霊に監視されていそうだし。。。
本自体はすごく読みやすくてサクサク読めました〜♪
ビバークっていう話が不思議すぎ&怖すぎてすごく興味のある怪談話でした〜♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「はじめに」と「おわりに」を飛ばし読みすることもあるけど、この本では読んでよかったです。稲川淳二さんの怪談に対する姿勢がうかがえて、より好きになりました。
稲川さんの語りそのものの文章なので、彼の声で脳内再生されましたが、自分の脳内再生だとちょっとゆっくり再生になるな……と、変な発見も。読み手の読む速度に制限されたとしても、生々しいあの感じは損なわれないのが面白い。稲川さんの語りって、文字になってものすごく冷静に読むと「バッと行ってグアー---」みたいな「それ、どんな状態???」という文章があるのですが、口語そのままの勢いとリズムに乗って読むと、その時の風景をクッキリと思い浮かべられる(気がする)んですね。どんな話もそうでしょうが、特に怪談話というのは、語り手と読み手の両方によって完成するのでは、と感じました。
一つ、古典的な怪談も収録されているのですが、稲川淳二さんが語るとテンポよく、まるでその時代に、その場所にいたかのように生々しく話してくれるので、古臭さを感じませんでした。稲川淳二さん、すごい! -
まるで稲川さんの怪談をそのまま聴いているような。読んでいても、稲川さんの語り口調で頭に入ってくるから不思議。
いつまでも、この方の怪談は色褪せないですね。今年もミステリーナイト行きたいなあ。 -
たぶんフィクション。でも読み出すと止まらない。
この手のオムニバスドラマ、夏休み中に必ずあったな。 -
怪談師のパイオニア?稲川さんだらけの一冊。
かなりの部分がYoutubeとかで聞くことが出来る内容。
実際の語りと本の文章がほとんど変わらない。
練りに練った「語り」なのが判ります。
安定のゾゾでした。 -
稲川淳二さんの独特の語り節が聞こえてきそう。
一話が短いので読みやすい。
怖さがそれほどだったので星3つ… -
稲川氏の体験に基づく怪談話なので、怖さは一級品。
じわーっくる怖さが堪らなかった。
眠れなくなる程ではないのは、稲川氏の語り口のうまさだと感じた。
著者プロフィール
稲川淳二の作品





