- 講談社 (2022年4月15日発売)
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感想 : 10件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784065276563
作品紹介・あらすじ
金田一少年をなにわ男子の道枝駿佑が演じてドラマ化した人気コミックシリーズの小説を講談社文庫版で堪能できる。
高校の元クラスメイトが住む雲場村(くもばむら)を訪れた
金田一一(きんだいち・はじめ)と美雪(みゆき)。
その村では雷を崇める夏祭りが催されるという。
雷鳴の轟音が祭りの始まりを告げたのち、友人の屋敷で
”空蝉”(うつせみ)――蝉の抜け殻に覆われた死体が発見される。
この空蝉は、雷に捧げられた呪わしき供物なのか。
陽炎の中から現れた美少女の悲しき秘密とは--。
ハジメは事件現場から消えた足跡のからくりを見破れるのか。
表題作のほか短編「共犯者X」と「迷い込んできた悪魔(デモン)」の2編を収録。
みんなの感想まとめ
ミステリーの原点とも言える作品が、軽やかな雰囲気の中に本格的な謎解きを織り交ぜています。金田一一と美雪が訪れる雲場村では、雷を崇める祭りが開催され、友人の屋敷で発見された蝉の抜け殻に覆われた死体が物語...
感想・レビュー・書評
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表題作で1冊かと思っていたら、3遍だった。
300ページもない本で3遍なので、ボリュームはそれなり。
表題作は、村のお祭りの中で起きた殺人事件を解決するのだけど、登場人物が少ないし内容も難しくはないので、あっさり解決編へ。
それでも表題作らしい作品だった。金田一っぽいお話。
2話目は短くシンプルで、休み時間とかに読めるボリューム。最後に犯人当てがある。美雪が完全にハジメのお母さん。
3話目は、登場人物も少ないながらもボリュームに合う程度くらいにはいるので、最後の犯人当ても2話目よりはやり甲斐があるかも?しれない。
最後は…若い人わからんのでは…な感じだけど、本筋と全く関係ないので問題なし。
偶然雪の山荘に集まった面々の中から、殺人犯を当てる内容。不自然な人は誰?的な感じ。
金田一の小説版を読むのは実は初めてなのだけど、軽いミステリを読みたいのであればいいのかな、という印象。
ちなみに漫画大好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元クラスメイトの住む雲場村を訪れた金田一一と七瀬美雪。
落雷の激しい音と共に始まった奇妙な村の祭り。
そのさなか、友人の家で蝉の抜け殻に覆われた死体が発見された。いったい誰が。
表題の中編と短編が2編。
すぐに読めます。
最後は切ないですね。 -
やはりミステリの原点。ライトな雰囲気の中にある本格ミステリ、これぞ金田一。
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以前マガジンノベルスで刊行されていた金田一少年の事件簿シリーズの小説版。息抜きがてら、ライトなミステリーが読みたくて手に取った次第だ。
マガジンノベルスのシリーズは数冊読んだ思い出があるが記憶は曖昧。今作は表題作含め三編が収録されているがどれも記憶にないものばかり。ひとまず、漫画に埋もれているマガジンノベルスを探しながら今作を読んでいく。
金田一少年シリーズは僕の好きな作家とのトラブルもあり、しかしミステリの裾野を広げてミステリ界に貢献したシリーズの一つと認識している。
僕は元々漫画のシリーズが好きだったし、僕のミステリの枠を広げた事も間違いないシリーズだ。
雷祭殺人事件
ハジメと美雪の関係性を漫画で知っている為、不必要な導入や説明がなくいきなり物語の導入部からのスタート。以前のクラスメイトで引越しして行った秋絵の招待により雲場村を訪れる。
村に伝わる雷を崇める夏祭り。ストーリーはお約束の展開で読みやすい。
村人達が雷を崇め、雷を一切恐れないという非人間的な設定は、過去の金田一少年シリーズで見た一種の不気味さを醸し出している様におもえた。
殺人事件が発生し、昆虫学者が集めていた「空蝉」がトリックに使われた理由。消えた足跡の謎。基本的なミステリーでわかりやすくまとめられているが、漫画的にキャラクターが映えており楽しく読むことができた。トリックの良し悪しはあると思うが、読者の目線を逸らす手品師的な要素は丁寧に活用されており、僕は好意的に感じた。
ある意味で二重、三重と展開される物語はこだわって描かれており、実はミステリの入門編として魅力的な小説だと思う。登場人物が少ないので、必然的に消去法に出来てしまうのが残念だが、物語全体として、金田一少年シリーズの世界観を楽しめる作品だ。
共犯者X
剣持警部はまたしても高校生であるはじめと美雪に情報漏洩だ(笑)はじめはまだしも美雪には・・・と子供の頃は考えていたなぁ。
交換殺人が取引され、一人殺害されるがもう一方の事件は起こらず。犯人は女子高生であり、交換殺人の相手は詳細不明、学校の机に書いてあった落書きでやり取りしていた。
机を使っていた学生は犯人以外に三人。一体誰が交換殺人を依頼したのか。
犯人は思いの外直ぐにわかった。ミステリに慣れている読者で有ればすぐ思い当たるだろう。ただしこの結末であると、警察の無能さが際立ってしまう。ある意味でキャラクターの深掘りがない短編だからこそ成立出来た作品。
迷い込んできた悪魔
雪の山荘、逃走した殺人鬼。ミステリ王道の導入。スキーの最中道をそれ、吹雪で遭難してしまったはじめと美雪。かろうじて見つけた別荘には他にも吹雪で動けなくなった人々が集まっていた。猛吹雪により密室化した別荘、テレビで知った逃走している殺人鬼。はじめが危機感を共有しながら殺人が起きない用に気を配るが。
やがてロッジの外で吹雪に埋もれたスキー客の死体が見つかるが・・・。
非常に漫画らしい、金田一少年シリーズらしい作品。この作品も比較的容易に犯人の目星が着くが頭を解すのには丁度良い。
解せない部分が二つあり、真犯人が懲らしめられる部分の解説がない事と(実は相手が警察官だったみたいな王道使えばいいのにと思った)締めのくだらなさ(何でこれに振ったのかなぁ。)が少し残念だった。 -
小学生の頃だいすきだった金田一少年の事件簿。やっぱり面白い!久しぶりにがっつり読みたくなったので、買いに行こうと思う。
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2023.11.22
3編入り。
あまりパッとしなかった。 -
雷をあがめる祭を迎えた村で、大量の?の抜け殻に覆われた死体が発見される。一は解決に挑む!
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有名シリーズなので基本構造は割愛。
一応三編収録されている。
このシリーズでたまに起こる、この地域ではこの日には必ずこんな天気になるという便利極まりない前提の事件+オマケの推理クイズ的な長めの掌編2つ。
ライトノベルでは無いレーベルではあるが、相関図なんかとは別に漫画的なイラストの挿し絵が入っている。
流石にカラー口絵は無かったが。
文体やトリックなどから、ライトノベルでもっと漫画と融合したトリックや解説のシリーズの方が、漫画から入った読者にはわかりやすい気もするが、新作は出ないんだろうとも。
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著者プロフィール
天樹征丸の作品
