白聖女と黒牧師(10) (講談社コミックス月刊マガジン)

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  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065277737

感想・レビュー・書評

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  • 恋心を自覚して恋愛一年生みたいな感じになっているローレンはちょっと面白い(笑)
    慣れぬ感情とセシリアとの距離感に迷っているからって、あそこまでキョドるかな(笑)
    まあ、そこで過度に不和が広がるのではなく、きちんと会話をして互いの擦れ違いを解消できる程度にはこの二人は強い結び付きを持っているから安心して見守れるのだけど

    ローレンにとっては大きな変化。けれどセシリアにはまだ伝わっていないから、どちらかというと話の主題はローレンの体質に関する話の方がメインになるのか
    長らくローレンを見守っていたアベルは、セシリアがようやく真実を伝えられたことに安堵し、ローレンが守られていたと知っても前に進めていることにも安堵し…
    こうして改めて見るとアベルって二人にとって保護者みたいな立ち位置に居たんだなぁ……


    一方できちんと存在するローレンの恋愛面での進歩。早くも嫉妬心を学ぶとは…
    でも、それを猫相手にも適用してしまったり、セシリアに平然と「嫉妬とかしないんですか?」とか聞いてしまうのはどうかと思うよ?

    こうしてローレンが自覚したのだから恋愛面で一挙に進展するかと思いきや、ローレンとセシリアがまず求めるのは家族としての情なのかぁ…
    家族との繋がりが限られていて、そして今では喪ってしまった。だからローレンもセシリアもまず相手に求めるのは家族の形

    それは恋愛として考えた時に停滞すら想起させるものだったけど、セシリアが良い意味でその概念を壊してくれたね
    『家族』を知らないから求めてしまうけど、一方で知らないから『家族』を一つの形に押し込める必要はない
    となれば、二人がいずれ辿り着く『家族』の形も自然と想像してしまうけど…

    恋愛面が非常にゆっくりな二人がそこまで辿り着くのはいつの話になるのだろうね(笑)

  • アニメ化決定おめでとうございます。



    遂にローレンスがセシリアへの恋心を自覚して一安心。
    しかし大筋とは違う所で気になる部分が。

    アベル「でも野良猫って大体ナイーブじゃねえかなあ」

    ナイーブ(暢気)だったら話の意味が繋がらない。

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