- 講談社 (2022年6月23日発売)
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感想 : 11件
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784065278635
作品紹介・あらすじ
もしあなたが、ひりひりするような気持ちで孤独を感じたり、友だちを求めているとしたなら、それはあなたが若いということ。それが若さなのよ──。
「親友って、どうやったらつくれるの?」わたしの問いに、伯母さんは「すこしずつの親友なら、すぐにでも出会えるわよ」と答え、これまでの旅の話を始めます。旅の間ずっとまとわりついてきたネパールの少年、オーストラリアのウルル(エアーズロック)を訪ねたときの無愛想なガイド、インドで一緒に列車を待った寂しげな母娘、ロンドンで掏摸の少女たちから助けてくれたちょっとかっこわるかった男の人……。ほんの短い時間を過ごしただけなのに、なぜか心から離れない人たちのおもかげ。そんな「すこしずつの親友」との出会いが、いつかほんとうの親友へと繋がっていくのかもしれない……。
俳句に打ちこむ中学生たちを描いた『わたしの空と五・七・五』でちゅうでん児童文学賞を受賞。突発性難聴をわずらった少女の新たな一歩を追った『蝶の羽ばたき、その先へ』で日本児童文芸家協会賞、および日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞を受賞。いま注目の児童文学作家が、友情をテーマに贈る最新作。
みんなの感想まとめ
友情の形成や出会いの大切さを描いた作品は、心に響く感動を与えてくれます。特に「すこしずつの親友」という考え方は、瞬間的な交流でも深い絆を感じることができると教えてくれます。伯母さんの温かい感性や、旅の...
感想・レビュー・書評
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伯母さんの感性が素敵だなと思った。
こんな伯母さんがいたら、たくさん話が聴きたくなりそう。
ゴッホとゴーギャンの関係性も初めて知った。
私自身は親友と呼べる人がいるかいないか、そもそも親友の定義も正直わからずにいる。
でも、一瞬でも同じ時を過ごし、思いが通じ合うことができたのかなと感じる人は何人も思い当たる。
これからも、人生のどこかでそんな人たちに出会えたらいいなと思う。
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「親友」っていうものに憧れる時期って、確かにあるなぁと思い出した。
すこしずつの親友って、とても素敵。
こういう物の見方を教えてくれる大人が身近にいたら、すごくいいだろうなと思う。 -
旅先で起こる出会いや不思議なことがどれも魅力的。
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教室の窓から虹をみて、同じ詩で繋がるなんて素敵 今度、“鶴亀鶴亀“で、にーっと笑ってみたい 心の在り方にアドバイスをもらった気分
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オーストラリアのエアーズロックを現地の先住民は「ウルル」と呼ぶこと、慣れない所に出かけると、乗り場を間違え慌てていると知らない人の足にスーツケースの角が当たり気まずい空気が漂う事もあるが、申し訳なさそうに謝ると解ってもらえる事、銃を肩から下げた男を見かけたら旅の予定を変えてでも命を守る事などが書かれてました。
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「親友って、どうやったらつくれるの」
「親友は、たぶんつくるものじゃなくて、出会うのよ」
わたしの問いに伯母さんはそう言った。
いますぐ親友が欲しいわたしに伯母さんは笑って言った。
「すこしずつの親友になら、すぐにでも出会えるわよ」
それはなぜか旅先で出会うことが多い、本当はどこにいても会えるのだけど。
そう言って、ネパールで出会ったすこしずつの親友の少年の話をしてくれた。
始めの話からもう、心にじわっとくるお話でした。すこしずつの親友ってどんなものかというのが、一つ一つは短い旅先での話を聴く(読む)ごとに、ああこういうことかと腑に落ちてきました。「聴く」と書きたくなるくらい、読んでいる自分自身も伯母さんと姪のお泊まり会に参加させてもらっているような気持ちになりました。
「親友」や友達関係について悩んだり考えたりするのは、小中高生くらいがピークかなと思うので、その頃の子ども達のそばにこういう本があるといいなと思いました。
難しく考えなくても、出会うときには出会うものだし、すこしずつの親友ならきっともう出会ってるんじゃない?って寄り添ってくれるような本。 -
すこしずつの親友もいう考え方が
とてもすてき。
こんな大人が周りにいたら、
どれだけホッとするだろう。
伯母と姪という、
あの優しい関係は
親子では出せないんだろうなあ。 -
思春期の子が親友を作る話かと思ったら、違っていましたが、心温まるなぜか懐かしい話でした。
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親友は1日してならず。少しずつ、少しずつ親友になっていく。友人関係に悩む思春期のこどもたちへ。
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著者プロフィール
森埜こみちの作品
