- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065279281
作品紹介・あらすじ
ヴァイキング達が跋扈する11世紀北欧を舞台にトルフィンが本当の戦士を目指す物語。父親の仇を討つために過ごした幼少期、奴隷として農場で過ごした青年期を経てトルフィンはヴィンランドへの渡航を本格的に模索するようになる。北海最強の武力集団・ヨーム戦士団の居城・ヨムスボルグを中心にバルト海が戦火に包まれたヨーム継承戦争にまきこまれたトルフィンだが、辛くも戦争を生き抜いた。東ローマ帝国への交易で莫大な資金を調達したトルフィン達一行はアイスランドに帰郷。故郷のアイスランドで結婚式を挙げたトルフィンとグズリーズはヴィンランド移住計画の賛同者を募る。そしてついに約束の地・ヴィンランドへと出港した! まずは、レイフの故郷・グリーンランドでさらなる移住希望者を募り、補給を完了。ヨーロッパの最西端から世界の果てを目指して海を越えた! かつてレイフが住んだ小屋を見つけたトルフィンは、そこで石の矢じりのついた矢を見つける。そこはトルフィンの目指した「まだ誰のものでもない土地」ではなかった。さらなる南下を果たし理想の条件の土地に「アルネイズの村」と名をつけて開拓を進めたトルフィン達。一冬越せば収穫が見込める。だが、そこにも「現地の人々」がやってきた。いよいよ、トルフィンの人生そのものが問われ、試される時が来た!
感想・レビュー・書評
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37冊目『ヴィンランド・サガ 26』(幸村誠 著、2022年5月、講談社)
トルフィン達のヴィンランド開拓は順調に進む。…が、今の状況はなにやら嵐の前の静けさのようにも感じる。初期とは随分と絵柄が変わったなと、今巻を読んで改めて思った。絵柄は可愛らしくなり、表現も柔らかくなった。物語のトーンに合わせているのかも知れないが、少々緊張感に欠ける。
「トルフィン 私はお前を赦すよ」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いやぁ、最後、思わず涙が出そうになった。こういう展開になるとは、予想してなかっただけにね。前の巻を読んだとき、これはトルフィンの償いの話なのだろうと思っていたものだけどさ。その償いの多くの部分が、報われた瞬間だと思う。物語はまだ続いていくのだろうし、不穏な伏線もあるけどさ。なんというか読後、大きな物語が終わったような、ため息が出たね。
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「ヴィンランド・サガ26 幸村誠著」読了。もういい。これで最終回でいいとおもった。
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「私はお前を赦すよ」で泣きそうになってしまった。昔は戦うトルフィンがかっこよかったけど今は「この先もどうか最終戦争が来ないで終わって欲しい」と思ってしまう。
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よかったなあトルフィン。よかったなあ。
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入植地での初の刈り入れとヒルダの赦し、それに初子はトルフィンの個人史をここで締めくくってくれと言いたくなる美しさと穏やかさですが、ここからはどうやら史実が待っているようです。
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この先に待っているは、バッドエンドか、それとも?