猫弁と鉄の女 (講談社文庫)

  • 講談社 (2022年7月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784065281123

作品紹介・あらすじ

百瀬太郎が引き寄せる事件は、今回も奇妙。

迷子のサモエドを追いかけて依頼人からの預かりものを喫茶店に忘れ、サモエドを一時的に預かることになった老婦人の庭からは埋蔵金が……!

二世議員の宇野勝子――通称「鉄の女」。東京の花粉一掃を公約に、もえぎ村の杉林伐採を掲げるが、その行方は……!?

宇野勝子、その対抗馬の桃川いずみ、サモエドを預かることになった小高トモエ、そしていよいよ出産する春美、百瀬顔負けの真っすぐさで仕事に取り組む亜子……人生色々、謎も色々、だからこそ楽しい!

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな「猫弁」シリーズ

    7作目ともなると飽きてくるかしら、と思いましたが、最後のキラキラしたシーンで泣きそうになりました。
    やっぱり大好きです

  • 猫弁第2シーズン 第2弾
    カメレオンとサモエドと、、猫の出番は少なめでしたが、前作あとがきに書かれていたので想定内でした。
    散らばったパズルのピースが嵌まるように(七重さんの言葉を拝借)綺麗にまとまり、大福さんとの新居ができあがりました。
    さて次は幽霊屋敷ですが、新居なのか?!

  • 今作も幸せな時間だったー。

    お母さんと、たびたび会っていたの??
    ずっと母といきてきたことに、ひとりじゃなかったことに百瀬太郎が気づけてよかった。

    それにしても、クスッと笑える場面が多くて、やめられないとまらない小説。

    おじょうさんをくださいと
    と?大福家の三人はあれっと思った。
    以前野呂さんがこちらで申し上げたそうですが
    は?
    撤回します
    テッカイ?

    この亜子の実家でのくだり、一緒に住むことへの許可をもらいにきた話も、引越しはリヤカーで一カ月くらいらかかるけど終わったら迎えにきます、とかとか、百瀬太郎らしい。
    微笑ましい。
    大福家のご両親も百瀬太郎のやり方に少しずつ慣れてきてくれているので、なにより。

    小高さんと勝子、よかったね。
    解離性健忘や解離性遁走。こわいねぇ。

  • だんだんと面白くなってきた。母親が国際スパイだったとは。でもいつでもどこでも百瀬を見守っていたんだよなあ。百瀬にはわからないところで。猫弁もそうだけど、どちらかといえば、亜子との結婚がどうなるのか気になってしょうがない。結婚して終わるのかなあ。期待しよう。

  • 迷子の犬と、2世議員の選挙運動と、一億円の埋蔵金問題があれよあれよという間に繋がって、最後はこの上なく温かく美しい落としどころに収まるというまるで手品のような一冊でした。
    百瀬と大福さんの新生活はどのようにはじまるのか楽しみです。

  • 背ラベル:913.6-オ

  • 様々なところが繋がって、とてもいい!面白い。登場人物が濃いキャラでいい人ばかり。気持ちのいい話。

  • 少々出来過ぎ感も否めなかったが、すべての話の繋がりと収まりが良く、読んでいてスッキリした。
    都知事選が舞台にもなっており、時勢的にもちょうど合っていた。
    花粉一掃の公約は最初こそ笑い話だったが、本気で取り組むべき課題の一つでもあるように思う。

    しかしよくもまあ、そこにすべてを絡めて、お話を繰り広げていくものだと感心した。
    キャラクター性と、言葉運びが軽快で読みやすくもある。
    あらためて、好きなシリーズだと感じられた。

  • 今回も楽しめました。
    「鉄の女」宇野勝子が掲げた政策には「どうなの?!」と驚き呆れたが、その後の展開も面白く、勝ち目はないと分かっていて顧問弁護士を引き受ける百瀬の人の好さも相変わらずだと感心。
    亜子の両親への挨拶も百瀬らしく、どこまでも正直で真剣で、真面目。
    お似合いの二人だし、早く続きが読みたい!

  • 花粉症撲滅を掲げて東京の奥地もえぎ村の杉林の伐採にまい進する二世議員宇野勝子と代々杉林の守り神の木こり森林蔵。
    二人の思いは相対するようだが同志となる。

    猫弁百瀬太郎と婚約者大福亜子はそれぞれな事情から森に入り遭難するが、結びつきを強める。

    百瀬は金沢刑務所に収監された母親と対面し、亜子との新居を確保する。

    赤坂(寿)春美は女児を出産し、義父母との折り合いをつける。

  • 今回も面白かったです。
    色んなところで繋がっていて、時に笑いあり、涙ありでほっこりします。

  • 2023.16th
    前作に続けて読みました!
    ちょっとさすがに展開にムリがあるなぁ…とは思いつつも最後まで読みました(*´-`)
    最後に小高トモエさんの記憶が戻ってめでたしめでたし!猫弁もお母さんに会えたし、次作くらいからはさすがにそろそろ猫弁と大福亜子さんの二人だけの新生活が始まるのかな?!(*゚∀゚*)

  • 2023.5.5 読了

    いろいろ言いたいことはありますが、
    まずは。。。めーっちゃ よかった!!

    相変らずの百瀬は なんだかんだと
    問題(依頼?)を引き受け、
    婚約者の亜子ちゃんも だんだん
    会社での成績を伸ばし、
    そこに お互いの 案件が うまく絡み、
    最後は落ち着くところに落ち着く。。。


    ラストは いつもの如く 涙、涙で
    会社の食堂で読んでる私は
    急に泣き出した変な人となったのです。。。


    このシリーズ ほんとに大好き♡

  • カメレオンの名前がパスカルって、ディズニーのラプンツェルと同じじゃないか。

  • 猫弁シリーズ、第2シーズン、2作目。

    迷い犬に埋蔵金、カメレオンにスギ花粉etc. いろんな話が舞い込んで、一体これらをどうやって収拾つかせるのやら、という展開だけれども、最後は全部マルっと見事に上手く収まる。こんなに都合よく繋がるものかと普段は思うけれど、そこは猫弁ワールド。何ら違和感なく、めでたしめでたしで気持ちよく読み終えられるのは、それは猫弁だから、に他ならない。真っすぐで優しい人の周りには、同じように真っすぐで優しい人が集まってくるのかな。嫌~な人が本当に一人も出てこないのが素晴らしいデス。何気に百瀬さんと亜子ちゃんの関係が進展していっているのも嬉しい。

  • 今回の事件の鍵は犬と埋蔵金と杉? 明日も頑張る元気をくれる大人気シリーズ最新刊!

  • いつもの様に、小さな事柄が繋がって、全て上手く収まる。もはやファンタジー。

  • 『猫弁』シリーズ第2シーズン2作目だが、友人が絶賛していたので読んでみた。これだけを読んでも全然問題なく楽しめる。
    政治家とその関係者や埋蔵金の取扱いのリアリティにはちょっと疑問符だったが、登場人物に誰も悪人がおらず、大きな事件は起こらないが大団円の結末で、読後はすごくほっこりとした気持ちに包まれた。

  • 政治のダイバーシティー、日本の森林と林業。
    を取り上げながら、生活者目線を離れず猫弁らしい展開。太郎と亜子の関係は、少しずつ進んでいる。猫弁は多くの人と関係を作っている。もりりんなど、魅力的な人もいるので、またどこかで登場してもらいたい。

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著者プロフィール

東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー、TBSでドラマ化もされた。著書に『赤い靴』、『通夜女』などがあり、「猫弁」「あずかりやさん」など発行部数が数十万部を超える人気シリーズを持つ。

「2022年 『犬小屋アットホーム!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大山淳子の作品

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