- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065284438
作品紹介・あらすじ
わたしがあなたを総理にしてあげる!
国のため、社会のため、企業のため、個人が人知れず犠牲を強いられるなんて絶対に許せない!
永田町のドン、総裁選、司法取引――
私物化された権力の横暴を前に、新米女性政治家秘書が風穴を開ける!
一気読み必至!
元新聞記者がこの「どうしようもない」現実に全力で投げ込む、骨太政治エンターテインメント!
ベテラン衆議院議員・久富隆一の秘書を父に持つ藤木花織は、十年近く働いた一流商社を辞め、久富事務所に転職。慣れない業務に慌ただしい毎日を送る中、突然久富から呼び出され、父と一緒に財務秘書――<金庫番>になるよう打診される。
実は政治が好きでもなければ、興味もなかった花織。なぜ彼女がこの世界に飛び込んだのか。そこには誰にも明かせぬ「秘密」があった――。
感想・レビュー・書評
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遡ってみたら私はこの作者の作品を多く読んでたのだな、そして曲がりなりに三権分立とは名ばかりの日本の政治組織の片鱗を目にしたんだな。
リアル、しかもタイムリー。地に足が付いてるのは登場人物がみんな血肉を持った存在である事。もっとヒットすべき作者なのに、何かの忖度があるのかな、とか深く疑ってしまう位の作品だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごい。
政治に興味のない人、不信感を持っている人が読むべき。 -
何もかもが淡白な内容で想像の粋を越えず淡々と頁を捲った。
政界のおぞましい ドロドロしたものを期待したのだが、即買いのなせる業
そのもの -
商社を辞めて政治の世界に飛び込んだ花織が永田町で大奮闘! 傑作「政治×お仕事」エンタメ!