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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784065292938
作品紹介・あらすじ
「あたしの波瀾万丈な人生は、絶対“朝ドラ”向きだと思うのよ」
母の口癖が私の人生を狂わせた。
朝ドラ『三匹の子豚』が大ヒット。
脚本家として再び注目される斉川亜樹に一通の封書が届く。
叔母だという人物の扶養義務に関する書面だった。
聞いたこともない叔母の出現を境に絶頂だった亜樹の人生が翳っていく。
真梨ワールド炸裂! 衝撃の結末にページをめくる手が止められない!
みんなの感想まとめ
複雑に絡み合う人間関係と衝撃的な展開が特徴の作品で、主人公の斉川亜樹が突如として現れた叔母の扶養義務を巡る騒動に巻き込まれる様子が描かれています。母から娘へ、さらには息子へと続く負の連鎖が、登場人物た...
感想・レビュー・書評
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久々の真梨さんだったが、結論から言うととても面白かった。と言っても、人物の心情に寄り添いそれ故に喜怒哀楽を追体験する感情移入型....では決して無く、どちらかというと本書はTHE創作。まさしく1本の朝ドラを視聴したかのような感覚だ。
ラストに向けての荒々しさは否めないのだが、大ヒットした「殺人鬼フジコの衝動」に近い臨場感を味わった
毎度の事ながらオリジナル相関図作成必須級の登場人物の多様さなのだが、本書はあちらこちらで関係が絡まることは無いので比較的読みやすい部類かと思う。
日を跨ぐと記憶が三割消える私は、残りの七割に本書の記憶が残る方に全ベットした神頼みギャンブラーのような日々を送ってしまったので、命懸けのゲームに興奮する変態じゃない限りは大人しくオリジナル相関図を制作することをオススメする
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さて、内容は省かせていただくが個人的に感慨深い気持ちになった箇所を記録として残しておく
子豚の次女ふーちゃんの娘 布由がパパ活の持論を展開した場面だ。
「私は彼に人助けをしたという恍惚感を与えている」「募金と同じだ。それが詐欺だろうと募金をしたという行為が重要であり、それにより今までの罪がチャラになったような清々しさすら感じる。贖罪をしたような気分になるのだ」
「それは頑固な便秘が解消された時の感覚にも似ているかもしれない。つまり自分は便秘症の人に整腸薬を処方しているに過ぎない」
ここら辺で強く真梨幸子を感じた(笑)
真梨さんの人間に対する偏見と侮蔑の表れが嫌味として至る所に小出しされていて性格の悪い私はニヤニヤしっぱなしであった
でも彼女の表現する棘って殺傷能力は無いんですよね
なんというか「難しくて考えてなかったけど言葉にするとそんな感じ」を見事に柔らかい闇で表現してくれている
例えるなら、ある事に気付いてなかった傷の膿を出してもらって「あれ?膿んでた?知らなかったけどスッキリしたー!」といった感覚
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ドロドロな展開で想像出来る未来は割かし万人共通かと思うのだが何故、想像した時女性はこのような堕ち方をするのだろうか。悪い意味でなく「典型的な物語」だと言うのに、おそらく大体の読者は「他人事」として創作された本書を楽しむのだろう
他人事なのに典型的
これって、壁を隔てただけの隣人なんじゃございません???きっとすぐ隣に居ますね。ヒェッ -
めくるめくイヤ要素。お腹いっぱい。
母から娘へ、息子への負の連鎖。
一部、和歌山のカレー事件をイメージする部分があった。 -
真梨幸子『三匹の子豚』講談社文庫。
どこからどう読んでも真梨幸子らしいイヤミス。次々と登場人物の悪行が暴かれながら、登場人物がイヤな形で複雑に絡み合い、不幸が連鎖していく様が描かれる。
読んでいて気分が悪くなるような文字通りのイヤミスだった。
鳴かず飛ばずの苦難を味わい、ようやく朝ドラの『三匹の子豚』が大ヒットしたシナリオライターの斉川亜樹は多忙ながら穏やかな生活を送っていた。
そんな中、亜樹の元に武蔵野市役所から一通の封書が届き、会ったこともない叔母の赤松三代子なる人物が生活保護を申請しているが、扶養が可能かと問合せがある。
その後、亜樹の家に『NPO法人 ありがとうの里』の菊村藍子という人物から赤松三代子のことで話があるという電話が入り、仕方なく会う約束をしてしまう。
物語の中心人物は斉川亜樹と思いきや……
定価814円
★★★★★ -
人気シナリオライター、亜樹のもとにある日突然叔母の赤松三代子なる人物の扶養義務紹介の郵便物が届く。そこから、三匹の子豚の姉妹であるひーちゃん、ふーちゃん、みーちゃんの周りの人物の視点が入る。真梨幸子さんの中では結構好きな方で、図書館で読んで好きだったから購入してまた読みました。童話をモチーフにして書かれていてなんか好き。最後の方、登場人物の相関が入り組みすぎていて相関図欲しい!と思ったら出てきてありがたかった。今絶賛真梨幸子にハマり中、真梨幸子強化週間なのでどんどん読み進めていきます!
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大好きな真梨幸子〜!!安定に面白かった^_^
登場人物の多さと関係性の複雑さに大混乱し始めたとのろで相関図が出てきて大変ありがたかった^_^
最後の1文でゾクッとした、いい終わり方!! -
早く読み進めたい。
先が知りたい。
三匹の子豚の意味がわかっているのかいないのか。答えを知りたいから、読む。 -
これぞ真梨幸子さんらしい作品。こいつはなんか変だなと思っていた人がその人から見たら語り手の方がおかしかったとか、誰に感情移入するか、誰を主人公として見るかで感じ方が変わる。まあ現実にも往々にしてあることですね。
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このような人間のドロドロとした部分、マウントなど未成年のうちに知っておきたかった。
いかにして成り上がるか生き残るかの人間心理について意識しながら将来を考えていたら今と違ったかもしれない。 -
大ファンの真梨幸子先生
最近、新作を活発に出されてます。真梨幸子作品は全部読もうと思ってますがちょっと追いついていません。(笑)
内容はいつも通り女性が主役、人間関係もめちゃくちゃで、「この人なんだっけ?」って読み返してしまう。それでやたら死んでしまう。
聞けば「えっ!」って思う方もいると思いますが、このいつものパターンが
面白く、欲している自分がいます。そして読後感の悪さ。今回は本当に悪かった、
これも欲している(?)ハッピーエンドや爽快感なんて必要なしです!
タイトル通りの構成もとても好き。
誰が主役だかわからず、ぐちゃぐちゃなまま進んできますが、非常に読みやすく、どんどん進んでいきます。グロ感は少ないですが、高評価。 -
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さすが真梨幸子!
みるみるうちに引き込まれ、一晩で読了。 -
なるほど…
真梨さんらしいドロドロ。
後半になってわかってくる人物の数々。
そして女の怖さ…
久々のイヤミスも、面白かった。
2022.12.13
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初めてこの方の作品を読みましたが、面白かったです。
まさかこんなふうに繋がっていくとは…
読み始めた時に抱いていた作品のテーマと読み終わってからのそれが全くの別物でした。 -
狼の目的を考えれば至極当たり前なのかも。
なにも豚が主人公などとは誰も言っていない。
珍しく答え合わせがあって相関図があるのは優しい◝(๑꒪່౪̮꒪່๑)◜ -
タイトルが気になって読んでみた。読みやすい。
母が狂えば子も狂う、連鎖するよね
虚言の感じも含め、湊かなえの母性を思い出した
不倫とか隠し子とか、ゴシップは面白いね
いい意味で入り込みすぎず、芸能人のゴシップ見るテンションで読めて面白かった。 -
先が気になりあっという間に読み進めてしまった。最後まで犯人が予想できず、最後にあっと驚かされるまさに真梨幸子といった展開の作品。ただ、最後やや無理がある部分が数点あったように感じられた。
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大好きな作家さん。
今回も面白かったが、ちょっと登場人物の関係がわからなくなったりした。
結末は意外でよかった。 -
脚本家の斉川亜樹は落ちぶれていたが、アメリカのE賞を受賞後『三匹の子豚』で愛人関係のプロデューサーの北上史朗により朝ドラ脚本家に抜擢される。順風満帆に人気上昇するかと思いきや、会ったことのない叔母・赤松三代子が娘に殺されたたとNPO法人代表の菊村藍子に呼び出される。
亜樹の母一美の姉妹である二葉、三代子、過去の入間毒油事件の犯人とされる蛇岩鶴子、亜樹のドラマに関するインタビューに来た平野克子の過去と現在のパートなどの話が入り乱れてある終着点に着地。虚言癖があったり裏の顔がドロドロしてたり何が真実なのか分からないよと思ってきたところに、女性陣の間に謎の男の影。最後に相関図が出てきた時にはおいおいマジかいと驚き‼️三匹の子豚の狼はお前かいと思ったら、もう一匹狼が…もうお腹いっぱいです。
著者プロフィール
真梨幸子の作品
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感想 :

この作者さんは「殺人鬼フジコの衝動」しか読んでないかな。
レビューを読んでおもしろそうとは思うんだけど、...
この作者さんは「殺人鬼フジコの衝動」しか読んでないかな。
レビューを読んでおもしろそうとは思うんだけど、オスにはわかりづらいのかもなぁ~、とも思ってしまう。
怖いのかな。
グロいのかな。
うーん、どうなんだろう...。
「フジコ」で止まっているなら「他も読んで...
うーん、どうなんだろう...。
「フジコ」で止まっているなら「他も読んでみて!!!」とはなるのですが、だからといって万人にゴリ押し出来るような作風でもないのも事実なんですよね...。自信はないです。
「メスって...そんななの...怖ヒェ...無理ヒェ...ヒェ!!!」な感じで楽しむマゾっ子男子なら楽しめるやもです(笑)
因みに、矛盾してますが怖くもなければグロくもないですよー( ^ω^ )私だって流血の表現に半ページ使わない小説...読むんです!笑