町くらべ 公家武者信平 十四 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2023年7月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784065308691

作品紹介・あらすじ

かわら版で
町の評判が決まる!?
信平の町づくりに新たな試練!

累計140万部突破!

これぞ江戸活劇!
実在した公家武者を描いた
大人気時代小説シリーズ!

☆☆☆
拝領した鷹司町の治安が落ち着いたのもつかの間、
とある読売が話題をさらう。

町の番付に騒ぐ善衛門に信平は一考し、
働く場を増やすべく職人の誘致に乗り出す。

だが世に悪事尽きず。高津藩家老・中谷伝太夫は
読売騒ぎを悪事に使おうと企む。

町を住人を守れ、実在した傑人を描く大人気時代小説〈文庫書下ろし〉

みんなの感想まとめ

物語は、町の評判が決まるという独特の設定の中で、信平が鷹司町をより良い場所にするため奮闘する姿を描いています。三話構成で、各話は江戸と京を舞台にした異なる視点から展開され、盗賊の悪行や町の治安を守る信...

感想・レビュー・書評

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  • 三話構成で盗賊繋がりの内容。どれも極悪非道で、あまり救いようが無い状況ながら、何とか解決して仄かに救いの光明が顕れる。
    「町くらべ」
    信平の町が切っ掛けで、女性の読売屋が江戸の町の順位付けをかわら版で発表。信平の鷹司町は50位という微妙な順位。「町の雰囲気が暗く、長屋の住人も昼間から酒を飲んでいる者が多くて、子供は人とぶつかっても知らん顔をする。商家がある通りもごみが目に付き、犬の糞も多い」とか。本から受ける印象とは真逆の町だったよう。イメージアップ作戦に盗賊の話しが絡む。頼みになるはずの五味与力がいつもの通り役に立たず、信平の活躍が引き立つ。
    「父の遺言」
    鷹司町の住人二組が同じ盗賊に関わる。一人は親の敵だが、父の遺言では敵討ちをするなということだったが、 抑え切れずに関わってしまう。敵の反撃で瀕死となるが、信平の秘剣が炸裂する。
    「恋い焦がれ」
    信平の息子の信政の活躍。友人から頼まれた、許嫁から逃げる姫を匿う。相手は結果的に悪党。前作まで京都の山で修行を続けて来たのだが、父の信平のように悪党退治は簡単には行かないようだ。最後は町くらべの女性の読売屋も絡んで明るい解決へ。

  • セカンドシリーズ第14弾。

    第一話(表題作)「町くらべ」、第二話「父の遺言」は江戸が舞台の信平サイドの話。
    第三話「恋い焦がれ」は京で学問を学ぶ、信平の息子・信政サイドの話。
    ・・・と、中編三話構成となっております。

    読売屋・〈会堂屋文秋〉が作成した「町の位」と題された街の番付が江戸の民の間で評判となります。
    因みに、信平が拝領した鷹司町は五十番という順位。
    鷹司町の旅籠〈休楽庵〉の女将は、信平や代官の佐吉に順位を上げる為、ある提案をしますが・・・。

    今回は所謂“住みたい街ランキング”のような番付が民をザワつかせている状況の中、“悪いところは改めて良い町に”というように民度を上げるモチベーションにする信平達に対し、この番付に乗じて悪さをたくらむ輩が起こす騒動が描かれています。
    土地をだまし取る為あくどい策を弄する者や、残酷な盗賊一味も、信平が安定の活躍できっちり成敗してくれるので安心です。
    それにしても、信平の友人で与力の五味さんは本来治安を守る役なのに、危うく悪人を見逃しそうになったりとイマイチ頼りにならないんですよね・・味噌汁ばかり飲んでいないで、もうちょいしっかりしてほしいものです~。
    一方、第三話では京にいる信平の息子・信政が学友の幼馴染の姫君を許婚から匿うことに。
    その許婚が、京を荒らしていた宝刀狙いの盗賊だったという展開で信政も学問どころではなくなっていました。
    (雑魚にちょっと苦戦したりと、もしかして信政、感覚鈍っている?と少し心配に・・)
    で、件の姫君と恋仲になって江戸に赴いた絵師が“鷹司町”に住むことになったようで、彼らは今後再登場するのでしょうか。
    〈会堂屋文秋〉の人となりも気になりますし、その辺も楽しみですね。
    そして、前巻で信平と松姫に引き取られた女児の“朋”が元気そうだったのが何よりです。彼女が健やかに成長してくれるとよいな・・と願った次第です。

  • 信政殿は学問ばかりで剣の修行は疎かなの?

  • 信平にしても信政にしても刀を持った時がカッコ良いねぇ!(^^)/

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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