- 講談社 (2023年9月15日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784065315422
作品紹介・あらすじ
宮中を悩ませた妖怪・鵺を退治、
獅子王と呼ばれる刀を拝領したほどの武勇を誇り、
和歌にも秀でていた源頼政。
従三位を賜り、満たされていたはずの晩年、なぜ彼は挙兵したのか。
墓である頼政塚は、どうして祟りをなすと伝承されるのか。
京都・亀岡の頼政塚に放置された惨殺死体、
壇ノ浦で碇のオブジェに繋がれた遺体の連続殺人を軸に、
桑原崇が源平合戦の真実を解き明かす。
QEDシリーズ長編!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
歴史とミステリーが融合した本作は、平安時代末期の源頼政の挙兵の謎を解き明かす物語です。著者は、源平合戦における頼政や義仲の評価を新たな視点から考察し、読者に深い理解を促します。特に、頼政の行動の背景や...
感想・レビュー・書評
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このシリーズを読んだのはじめてだったのですが、歴史好きにはたまらない話ばかりでしたね。ずーっと歴史講釈が続いた後、さらっと殺人事件も解決。源氏や平氏を意識している家系がどのぐらいあるのか全く身近ではないので、動機のあたりはピンときませんでしたが、このシリーズは殺人と歴史の融合を楽しむものなのかなあと。他のものも読みたくなりました、
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本の雑誌2024年3月号の「メフィスト賞を探検せよ」を読み、受賞作QED百人一首の呪を本屋に注文した際に、棚にあった本書を購入。奥付きに2023年9月15日第1刷発行とあるから、シリーズ1号と最新作を読んだことになるかもしれない。
読後、あれ、と思ったのは探偵役のタタルは犯人の目星をつけていたんだろうかといこと。歴史談義を続けていたら、たまたま犯人が割り出されたような気がする。
しかし、不思議に違和感がないんだな。文体なのか、話の筋立てなのか。上手いということなんだよな。
タタルの歴史に関する考察は、今回は源頼政や義仲。頼朝より頼政が源氏の本流とかあって、へ~と感じる。清盛に唯々諾々と従っていた年寄りが急に反抗した歴史の小さなエピソードぐらいに感じていた。大きな思い違いだとある。
本書の論は説得力あると思う。
特に安徳帝の秘密は驚いた。
歴史ミステリーはもう食傷気味と思っていたんだが、このシリーズはもう少し手に取ろうと思う。 -
平安時代末期の以仁王の令旨に応じて老齢ながらも挙兵した源頼政の行動に納得できない桑原崇
頼政縁の地で起きた殺人事件に関わりながら頼政挙兵の謎を解き明かす
源頼政の挙兵は知ってたけど年齢とかほとんど知らなかった
たしかに疑問に思うな
源義仲も粗暴なイメージだったけど‥
頼政の挙兵だけでなく義仲の評価、源平合戦の本質など新たな見解を知れたし納得できるんだよなぁ
頼政の挙兵があったから歴史が動いたといえるか -
円熟味を増すQEDシリーズ。
今回は鵺退治の英雄で77歳という高齢で挙兵した源頼政の謎にスポットライトが当てられ、タタルがその謎と共に源平合戦の真実を解き明かしていく。
『平家』という強大な敵に対して、ここまで自らの正義や信念を最後まで貫いたカッコいい生き様の武将がいたとは知らなかった!
タタルと奈々の寺社巡りの裏で起きた殺人事件にもやはり源氏と平家が絡み、犯人より歴史の解釈に圧倒されっぱなし。安徳天皇の考察にも説得力があった。
歴史の本当の真相はわからないが、古に生きた人の息吹と想いは色褪せずそこにある。
著者プロフィール
高田崇史の作品
