誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2023年5月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784065316061

作品紹介・あらすじ

まさしく豊臣秀頼こそが戦国乱世におけるシャーロック・ホームズだったのである。

大坂夏の陣の終結から四十五年が経った万治三年六月、大坂城の焔硝倉に落雷し、大爆発が起こる。
城の修復中に地下へ続く豊臣時代の石段が見つかる。
暗闇の先には、豊臣秀頼と名乗る人物がいた。
恐ろしき姿となった秀頼は「千姫は大坂城で殺された」と驚くべき物語を話し始める。
書下ろし時代本格ミステリ。

どうしてこんな作品を書いてしまったのか自分にもわからない。田中啓文

感想・レビュー・書評

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  • ずるずるでゆるゆるの一冊。

    雷が落ちた大阪城で発見された豊臣秀頼。
    しかも想像を絶する、ずるずるのお姿で45年もいたというゆるゆるの設定に思わず肩の力が抜け抜け。

    愛しい千姫を殺めたのは誰か、真実を知りたい秀頼。
    史実もなぞらえるストーリーの組み立てだから歴史オンチにも難なく楽しめた。

    ずるずる秀頼の移動手段はナイスアイデア。
    そして茶色の毛皮集団には笑いしかない。

    もしかしてこんなことが…?と想像を掻き立てられるのが歴史小説だけど、これは全く掻き立てられない別次元のゆるい楽しさがある。

    教訓:苔は食べてはいけません。

  • 時代劇ミステリーということで、豊臣秀頼が生き延びていたらとの設定。からの忍びの秘術、蛇身化、獣の変化とトンデモ展開。
    忍者モノとして読むと楽しく、真田十勇士も登場するしアニメや特撮モノのよう。難しく考えずに楽に読めた。

  • ユニークな設定で面白かった。

  • ミステリというか。
    なんというかわからないが面白かった。
    諏訪大明神万歳!

  • 徳川家康の孫で、豊臣家に嫁いだ千姫。
    殺された?生きている?
    謎に挑むのが千姫の夫であり、なんと「蛇」の体を持つようになった豊臣秀頼!
    タイトルの蛇身探偵が、まさに文字通りというのにびっくり。すごいなぁ、こういうことを思いつけるなんて。
    秀頼の手足となって動く面々が歴史上有名な人物というのにもわくわくする。
    大坂の陣から50年近く経っているので、猿飛佐助も真田大介もかなり高齢だけど、矍鑠としていて嬉しい。
    霧隠才蔵がそうだったっていうのも面白い。名前のにそんな秘密が!
    こういうのが歴史小説の自由で面白いところ。
    こういう設定だと、さすがに続きはないかなぁ。
    あの後も読んでみたい気がする。

  • 奇想天外、というか、なんだこりゃ?という感じだ。でも面白かった。この人の作品は、なんか、ふざけているみたいだけど、読み終わって気持ち良い。

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著者プロフィール

1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落花する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第62回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍し、時代小説では「鍋奉行犯科帳」「浮世奉行と三悪人」などのシリーズなどがある。

「2023年 『貧乏神あんど福の神 秀吉が来た!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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