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- 本 ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065317891
作品紹介・あらすじ
「すまなかった」
新米修道女になった公爵令嬢サーラの前で頭を下げている男性――
かつて彼女の婚約者であった、王太子カーティスだ。
聖女の生まれ変わりを自称する男爵令嬢エリーに夢中になったカーティスは、
サーラに、婚約を破棄すると言い放った。
突き付けられた罪状は、すべて冤罪だったけれど――。
疲れ果てていたサーラは、それを受け入れた。
激怒した両親に修道院に送られるも、これでようやく静かに暮らせると安堵するサーラ。
それなのに、なぜかカーティスが修道院に現れて謝罪する。
いまさらそんなことを言われても、復縁なんて絶対にありえません。
「わたしのために何かしたいのなら、もう放っておいてください」
そしてサーラは、修道院を離れ、隣町にある孤児院の手伝いをすることになる。
そこで彼女は、どことなく優美な雰囲気を持った不思議な男性・ルースと出会い……!?
感想・レビュー・書評
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静かに進んでいく物語
特に大きなことが起こることもなく淡々と物語っていくわけだけどそれがとても静謐で、時に心にグッとくる。
多くを語らずお互いに側にいて想い合っての静かな物語でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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