中学校の授業でネット中傷を考えた 指先ひとつで加害者にならないために

  • 講談社 (2023年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784065322437

作品紹介・あらすじ

指先をほんの少し動かしただけで、瞬時にして人を傷つけ、ときにはその激しい言葉が人の命まで奪ってしまうネット上の誹謗中傷。テクノロジーが発達した現代の新たな問題にとりくんだのは、全国でもトップの東大進学率を誇る開成中学の神田邦彦教諭(国語担当)だった。神田先生の特別授業を追った白熱の記録が、一冊にまとまった!

ネット上の誹謗中傷はなぜ起こるのか?
どうしたらなくせるのか?
現代社会に忽然と姿を現し、いまだ解決の糸口さえつかめていないこの大きな課題に対して、開成中学の生徒たちは、神田先生とともに真剣に考え、議論を戦わせた――。
その迫真の授業を再現するとともに、新聞記者である著者と、授業に参加した生徒たちとの対話、授業をふまえて生徒たちがまとめたレポートもあわせて掲載し、この問題へのさまざまなアプローチを紹介していく。
巻末には、リアリティ番組『テラスハウス』に出演した際の言動がネット上で批判の的となり、自ら命を絶ったプロレスラー・木村花さんの母・響子さんが千葉県の小学校で行った特別授業の全容も掲載する。

みんなの感想まとめ

現代のネット社会における誹謗中傷の問題を真剣に考える特別授業の記録が描かれており、参加した生徒たちの率直な意見や議論が印象的です。授業を通じて、SNSの影響やその背後に潜む課題に対する理解が深まり、若...

感想・レビュー・書評

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  • 開成中学の生徒たちが「ネットの誹謗中傷」に向き合った白熱の授業の記録|今日のおすすめ|講談社BOOK倶楽部
    https://news.kodansha.co.jp/9838

    中学校の授業でネット中傷を考えた 指先ひとつで加害者にならないために - 講談社コクリコ|講談社
    https://cocreco.kodansha.co.jp/catalog/0000377944

    記者|仕事紹介|毎日新聞社 RECRUITING
    https://www.mainichi.co.jp/saiyou/staff/Udagawa.html

    宇多川はるか | 毎日新聞
    https://mainichi.jp/reporter/udagawaharuka/

    『中学校の授業でネット中傷を考えた 指先ひとつで加害者にならないために』(宇多川 はるか)|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000377944

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      5月23日で木村花さんの死から4年…母・響子さんはSNSの誹謗中傷について啓蒙活動の日々|日刊ゲンダイDIGITAL
      https://www...
      5月23日で木村花さんの死から4年…母・響子さんはSNSの誹謗中傷について啓蒙活動の日々|日刊ゲンダイDIGITAL
      https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/340561
      2024/05/23
  • 開成中学での特別授業。
    これを参考に、全国の小中高で授業が行われたらいいなと思います。
    私たち大人は、SNSの直接被害はそんなに無いから。

    昭和の最後に起こった女子高生殺人事件は
    非常に残忍な事件でした。
    しかし、その後そういう事件は減っているのでは?
    そのかわり、同じく若い木村花さんは
    SNSに殺されました。

    電車に乗っても車を運転していても
    昔よりマナーが良くなった気がするのです。
    もちろんゼロになったわけではないけど。
    問題が起こるたびにそれを解決しようという
    動きがあるからではないでしょうか。

    私のマンションでは昔は
    敷地内で煙草を吸う高校生が普通にいました。
    今は大人が吸っているのでさえ見かけません。

    ここ数日たいへん驚いたのは、DJ SODAさんの件で
    手を出した男性二人がYouTubeに登場したこと!
    おそらくSNSでさんざんたたかれたのでしょう。

    正直なところ彼らのことちょっと可哀想に思いました。
    しかし、新しい事件が起き、それについて皆で考え
    良い解決方法を考える
    今のところそれしか無いのでは?

    悪質な書き込みに対しては厳罰に処する!
    皆が成長するのを待っている時間はないでしょう。
    自分も、悪いことはできないなと
    上に書いたYouTubeを見て痛感しています。

  • いい本だった。

    中高生を対象にしているので、文章が読みやすく、また授業を受けた中学生の考えも、なんというか汚れちまった大人になさそうな、真っ直ぐ問題と向き合う姿勢で考えられていて、自分の純粋な部分を刺激された。

    じぶんごととして捉える。
    考えることをあきらめない。
    私はこのふたつのことを忘れずSNSと関わっていきたい。

    亡くなられた花さん。
    事件後のニュースでやっと知ったというくらい、自分とは遠い人だと思っていたけれど、お母様の産み育てたお話を読むと、優しくて可愛らしく、元気な女の子だったのだな、ご近所さんにいたら、挨拶したいくらいのお子さんだった。 あれは酷い演出だった。それくらいはテラスハウスを見てなくてもわかる。そして扇動された人々の中傷の数々。そんなことにならないために、私たちは学び、考えつづけなくてはと思う。

    授業のなかで扱われた、スマイリーキクチさんの冤罪事件の本も読みたい。

  • さすが開成はレベルが高い。
    SNSは安全な所から好きなことが言えるんだね。
    木村花さんのお母さんの授業参観がわかりやすそうだった。自分ごとでとらえれるような授業がしたい。

  • 半世紀前、僕が子どもの頃にいじめはあった。今も存在し続けている。ネット中傷、僕はなくせるとは思えない。生徒たちが考えたプロセスと結論を知りたい

    #中学校の授業でネット中傷を考えた
    #宇多川はるか
    23/7/20出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/3rA6v31

  • マズローの欲求五段階説を持ち出してネット投稿への依存を「安全を担保された状態で複数の欲求を満たせる」に見出す、あったまいい授業だわと感心しいしい読みました。表面的な優等生の回答ではなく自分事としてきちんと考えることを重視していて鋭さがあった。

  • 加害者にならないためにはどうすればいいか。
    良くないことだね、気をつけよう。ではなく、中学生たちが何故ネットでの中傷が起こるのか原因から考えます。
    匿名、集団、承認欲求、厳罰化、教育。思考停止せず考え続けること。それが必要。

  • SNSによる中傷問題を学生と共に深く考えていく内容でした。キクチさんの事件も花さんの自殺も報道ベースでしか知りませんでした。被害者の2人の生死を分けたのは、リアルの繋がりなのかなと思いました。個人的には、SNSは見る専なので、発信は今後もしないつもりです。もしする際には、自分ごととして捉えてやりたいと思います。

  • 【既読レビュー 図書館貸出】


    目次でズラリ並んでいる


    多角的で端的なメッセージの裏側にある


    『様々な濃密な要素』


    これらが本国全体に行き渡れば、こういったことはなくなっていくのではないか…


    本当に身に染みて、凝縮された内容でした。


    [ピラミッド型・欲求5段階説]


    今のメディア全般を通しても、これにピッタリと該当するのではないかと率直に感じます。


    [様々な社会課題の底流にある]


    [感情、悪意を加速させる装置]


    [二元論では、物事は決して計れない]


    [価値観は、目に見えないところから、変容していく]



    [中傷と批判の線引きの難しさ]



    ー目先の場凌ぎだけでは、どうこうと判断なんてできない、甘くないんだよねー


    彼らの一つ一つの本質的な数々のメッセージを通して、新たな発見がこうしてあったこと。


    こういった濃密な教科書を作り、必須科目としてカリキュラムとして取り入れたら、今以上に健全な社会の一貫にもなるのではないか、本当に賢明な授業の空間が存分に満ちているなと思いますね。

  • 図書館で目についたので。高校生の息子にと思って借りたが、大人も読んだらいい内容。考えさせられる。読むのに思いのほか時間がかかった。神田邦彦先生、開成学園中学生への授業が凄い。授業を受けた中学生のレポートもレベルが高くてびっくりした。
    何かはっきりとした正解があるわけではない問題。
    難しいよね、で終わらせないで考え続けることが大事。

  • 2023年59冊目『中学校の授業でネット中傷を考えた』宇多川はるか 読了。

    大人も子どもも改めてネットについて今一度考えるべきだと思う。

    作中の最後に出てくる、木村響子さんの言葉が響く。

    「みんなにまずやってほしいことは、本を読むこと。マンガでもいいのだけど。いろんな言葉を知ってほしい。自分のモヤモヤした気持ちを、『死ね』とか『キモい』とかではなく、 本当は傷ついていただけだとか、怒っている理由があれば、もっと優しい言葉で人に分かるように伝えることができると思うんです。全員が全員それをやったら、誹謗中傷はなくせるんです。

    でも残念なことに、大人たちを変えるのはすごく難しい。だから本当に申し訳ないのだけど、若い人は頭もやわらかく、いろいろ考えて実践していけるから、考え続けることをやめないでほしいし、幸せなSNSをつくってほしい」

    響子さんは明るい調子の声のまま、生徒たちに呼び掛けた。 「みんなの世代が、私の希望なんですよね。大人になって、楽しい平和なSNSにしてほし い。便利な、人を傷つけないプラスの方向で使ってほしい。本当に、本当にお願いします」

    #読書記録2023

  • 007/ウ/

  • 配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
    https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10280212

  • ネットリテラシー、誹謗中傷について考える
    *********
    ★2025.11(1-1・1-2)
    ★2024.09(1学年・2学年・3学年)

  • 具体例を用いながらの授業は生徒にとっても考えさせられると思う。
    身近になっているSNS。指一本で加害者になりうるーそんなことを思い知っていく必要がある。

  • 007-U
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著者プロフィール

1984年、神奈川県生まれ、早稲田大学政治経済学部卒。2007年、毎日新聞社入社。仙台、横浜支局、デジタル報道センターなどを経て、23年5月よりくらし科学環境部。主に子ども・福祉・ジェンダーの分野を継続取材。共著に『SNS暴力 なぜ人は匿名の刃をふるうのか』(毎日新聞出版)など。


「2023年 『中学校の授業でネット中傷を考えた 指先ひとつで加害者にならないために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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