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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784065325544
作品紹介・あらすじ
キリスト教抜きに世界のスタンダードは理解できない!
旧約・新約聖書を丁寧に解説、「救世主」「アダムとイヴ」「三位一体」「クリスマスツリーと十字架」「原理主義」「進歩主義とグローバリゼーション」などのキーワード/トピックから、キリスト教理解を立体的に組み上げる。信仰生活のリアル、各宗派とのかかわり方など、実践的なガイドも盛り込んだ、非キリスト教文化圏に住まう「普通の日本人」のための最良の入門書! 混迷の時代、普遍宗教が示す未来とは?
[目次]
◇はじめに――教養としてのキリスト教
◇キリスト教を読む
○旧約聖書
1 律法の書
2 歴史の書
3 知恵文学
4 預言書
5 旧約聖書と新約聖書のあいだ
○新約聖書
1 福音書
2 使徒言行録(使徒行伝)
3 パウロによる手紙
4 ヨハネの黙示録
5 聖書をどう読むか
◇キーワードで考えるキリスト教
1 ヤハウェ資料と祭司資料
2 三位一体
3 汎神論と神の遍在
4 天使
5 悪魔
6 死海文書とエッセネ派
7 ギリシャ正教とロシア正教
8 クリスマスツリーと十字架
9 コンクラーヴェ(ローマ法王選挙)
10 キリスト教原理主義
◇三次元で読むキリスト教
1 キリスト教と歴史
2 イエスは存在したか
3 イエスは何語で話したか
4 イエスの物語は書けるのか
5 イエスのオリジナリティ
6 ユダがイエスを裏切ったわけ
7 アダムとイヴとイエス
8 キリスト教は女嫌いか――妻帯司祭の話
9 どのような宗派とどのように関わるか
10 カトリックはフォークロアか その1――幼きイエスのテレジアの起こしたフィーバー
11 カトリックはフォークロアか その2――ブルターニュのケルトの祭
12 信仰としてのキリスト教
◇知の道具箱
1 キリスト教の二〇〇〇年
2 ブックガイド
3 知の練習問題
◇おわりに
◇学術文庫版へのあとがき
「キリスト教で文明の歴史や現代社会の混迷などのすべてが説明できるわけではない。けれども、キリスト教抜きでは近代の西洋スタンダードも現代の地政学も理解することはできない。」
――「学術文庫版へのあとがき」より
みんなの感想まとめ
キリスト教の理解を深めるための入門書として、幅広いテーマを網羅し、初心者から経験者まで楽しめる内容が特徴です。聖書の解説から、言葉の由来や文化的背景まで、さまざまな視点でキリスト教を探求することができ...
感想・レビュー・書評
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キリスト教の入門書
入門書は数多あるが、その中でも全体がわかるように工夫してあり、初心者でも知識がある人でも読みやすいものだと思う。
日本人はローマ字に弱いんだと気付かされた。
例えば「サタン」悪魔だが、これはヘブライ語なんだと。ギリシャ語ならディアボロやデモン。語源も知るとなるほどそうだったのかといくつかの知識の欠片が繋がるようだった。
こうした言葉の〇〇語による違いで、ミカエルがフランス語だとミッシェルで有名なモン・サン・ミシェルだと言うのは本当に驚いた。
ヨーロッパの人たちは隣国や同じかローマ字の国の表現の違いは知っているんだとしたら、日本人はちょっとした壁があるな…と更なる難しさを感じた。
こうしたことの一つに、日本やアジアに多い長子相続があるが、これは儒教文化圏特有なのか。末子相続というのがあると言うのも初めて聞いてとても納得した。
巻末にはブックガイドもあり、もっと深めたいと思える書の紹介があります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
難しかった〜
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30年以上もキリスト教を信じていますが、まだまだ分からない事だらけでした。
もう今となっては、神を信じたからその教義も信じたのか?教義があり神を信じるようになったのか?どっちだったか良く覚えていませんが、キリスト教でない人にはこの両方をうまく腹落ちさせることが難しいのだろうなぁと思いました。
最後にある練習問題では宗教との付き合い方を自分なりに考えてみる良い機会になりました。
『現代で宗教を信じる多くの人は、蒙昧と言うよりは、宗教を介してその人の価値観を確立している人ではないだろうか。
宗教が原因の争いの仲裁は、無宗教であれば中立な立場を取れると言う意見はもっともだが、何かしらの考えに則った現実吟味能力を持たなければ、どちらの言い分も正しいのでは?と言う双方が納得できない結論になりかねない。
神の存在と計画が示されたと考える啓示宗教としてのキリスト教は、確かに敷居が高く感じるかもしれないが、自分の知らないところでキリスト教のネットワークに関わっている場合もある。
とは言え馴染みの薄い宗教を心から信じるのも難しいし、真理の探究としての宗教を学ぶと言うのも信心から信じている人たちを正しく理解できるとは限らない。
それよりも、嫌な事は人に仕返しせず善い事だけ行うと言う教えなど、まずはキリスト教の教義を人生の道標として、そのあたりからキリスト教と付き合ってみることも考えられる。
キリスト教を意識した行動を重ねる事で、自分自身もそうしたコミュニティの一員として感じられるようになり、最終的には本当の意味で宗教を信じる人と対話する事ができるようになるのではないか?』 -
イエスの説く「愛」というのが、強い者が弱い者に、自分が持ってるものを分けてしもべとして働く態度、というのが「目から鱗」だった
キーワードからキリスト教と現実世界の関わりを解説しつつ、今キリスト教ができることを熱をもって説明してて感動した -
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https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00300360 -
https://calil.jp/book/406258249X
知の教科書 キリスト教 (講談社選書メチエ)講談社(2002-09-10)の文庫化か? -
・キリスト教で文明の歴史や現代社会の混迷などのすべてが説明できるわけではない。けれども、キリスト教抜きでは近代の西洋スタンダードも現代の地政学も理解することはできない。
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聖書は分かりづらいのに、よくまとめた。
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東2法経図・6F開架:B1/1/2775/K
著者プロフィール
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