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Amazon.co.jp ・本 (63ページ) / ISBN・EAN: 9784065326640
作品紹介・あらすじ
ボローニャ国際ブックフェアで話題を集め、アメリカ版も各書評で激賞されている、ウクライナの絵本です。
作者のオレクサンドル・シャトヒンは、ウクライナ在住のイラストレーター。彼の家はロシアとの国境近くにあり、現在も家族とともに避難生活を送っています。本書は、女の子の目を通した「戦争」を、言葉を使わずに描いています。
ウクライナの国旗の色である青と黄色、さらには絶望と恐怖を表す黒、そして「命」の象徴である蝶によって、絶望の果てにも希望を見いだそうとする人間の姿を、どんな言葉にもまして胸を圧する力で表現しています。
文字がないことによって、読者は絵からこの絵本の物語を自分で紡いでいきます。
ウクライナで起きている悲劇の報に慣れてしまってきている私たちに、「戦争」を情報ではなく、自分の身にも起こりうるものとして感じさせる力をもっています。
【アメリカ版の書評】
「挑発的で力強く、息をのむほどに美しい」Kirkus Reviews
少女の目を通して戦争を描いた言葉のない絵本。青い空を背景にした黄色い蝶を象徴として、そこに希望を見いだしていきます。彼らの国旗の色を使って、オレクサンドル・シャトヒンは、ウクライナで起きている戦争への感情を深くゆすぶります。そして戦争の悲惨な現実から、平和と未来の希望の場所へと旅する際に考えるべき、強力な視覚的メタファーに満ちた物語をわたしたちに託してくれました。
みんなの感想まとめ
言葉を使わずに戦争を描いたこの絵本は、青と黄色を基調とした美しいイラストを通じて、絶望の中に希望を見いだく姿を表現しています。黒と白のモノトーンが戦争の悲惨さを示しつつ、黄色い蝶が未来への希望を象徴す...
感想・レビュー・書評
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文字のない絵本。
言葉がないので、絵だけで想像する。
だからこそ思いがそのまま伝わってくるよう。
真っ暗な世界は、怖くて無になったよう…
嘆きや怒りさえも言葉にできず…
絶望や怒りの後、
待ち望んでいるのは希望であり、平和。
〜あとがき抜粋〜
本書の作者、オレクサンドル・シャトヒンは、ウクライナとロシアの国境に近い街、サミーに住んでいましたが、2022年2月24日に突如始まったロシアのウクライナ侵攻によって、妻と幼い子どもとともに、故郷を捨て避難生活を送ることを余儀なくされました。
あらゆるウクライナ人は、いま、ロシアのテロリストたちへの勝利のために全力を尽くして働いています。イラストレーターとして、わたしも自分の持ち場で参加しています。
わたしの本は、戦争のあと、つまりわたしたちの勝利のあとも、人生は続き、すべてが復興され、新しい平和なウクライナに暮らすことができるという、確信であり、希望であり、信念です。
そしてそのとき、この戦争で亡くなった人々の記憶は、わたしたちの受けた傷を癒やし、黄色い蝶々は自由なウクライナの空を、自由に舞い飛ぶことでしょう。
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言葉のない本。
ウクライナで避難生活を送るイラストレーター、絵本作家が書いたもの。
戦争が始まって1ヶ月のうちに描かれたそう。それからずいぶん経ってしまった。 -
図書館で立ち読み。
文字なし絵本。
ウクライナの戦争が始まってすぐ、イラストレーターさんの感覚を絵本に起こしたもの。
モノトーンの白と黒がベースのストーリーに、黄色い蝶のモチーフ。これは何かというと、ウクライナの旗の色を想起させる黄色い蝶と青空に繋がっていく。
戦争を描写する黒と黄色と青の美しいコントラストに心を掴まれる作品だった。
戦争の終結が見えない現状に胸が痛む。
世界全体が平和であって欲しいのに、環境問題を前に人々が争っている場合ではないのに。自分の無力さが悲しい。 -
良い! 最後の出版社さんがつけた この絵本の読み方解説も親切。 ウクライナの国旗の2色 悲壮感を和らげるファニーな表情やコミック的表現。
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文字のない絵本だからこその強烈な印象が残る。鉄条網、ミサイル弾、襲いかかる恐怖。イエローバタフライが希望にかえる。あとがきを読んで故郷を逃れたウクライナ作家の作品と知りました。
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2025.02.25
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字のない絵本。
でも西洋では蝶々は魂的なものの象徴だから、それを踏まえて読むとあからさまなメッセージを感じてしまい、私は少しうーん、となってしまった。言葉のない分逆に絵が説明的なものに見えてしまうというか。
まぁ、子供向けではないのかもしれないし、これはこれで良いのかもしれないけども。 -
字のない絵本。作者はウクライナ在住。女の子の目線から見るウクライナの戦争。
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字のない絵本
ウクライナの戦争に対する表現という前提で見ていくと思いが伝わってくる
2024絵本50 -
E/シ
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