「誰でもよいあなた」へ 投壜通信

  • 講談社 (2023年10月26日発売)
4.71
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 115
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784065333372

作品紹介・あらすじ

手紙を詰めた壜を海原に投じるとき、書き手は「誰かは知り得ないが、どこかにいるあなた」へ届くと信じている。自分が名宛人でなくても自分宛のように受け取れる言葉が、この世界には確かに存在している。時空を隔てた「あなた」とわたしの関係――。

ナンシー、ツェラン、ベケット、リクール、デリダ、石原吉郎、青柳瑞穂、宇佐見りん、会津八一、ベンヤミン、石沢麻依……。思想と文学を結び、書かれた言葉を紡いでフランス現代思想の気鋭が贈る、傑作散文集。


目次
1.「あなた」を待ちながら
2.庭付きの言葉
3.岸辺のアーカイヴ
4.私にとっての赤
5.一人の幅で迎えられる言葉
6.記憶と発酵
7.断片と耳
8.誇張せよ、つねに
9.あてこまない言葉
10.「あなた」とともに

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「誰でもよい誰か」ではなく、「誰でもよいあなた」という宛先が明示されていなくても、感じとれる時がある。その時、双方にとって救いになると感じた。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

伊藤 潤一郎(イトウ ジュンイチロウ)
1989年生まれ。新潟県立大学国際地域学部講師。博士(文学)。専門は、哲学ならびに脱構築思想。著書に『ジャン=リュック・ナンシーと不定の二人称』(人文書院)、『「誰でもよいあなた」へ──投壜通信』(講談社)、訳書にナンシー『世界の可能性』(共訳、水声社)、『アイデンティティ』(水声社)、『あまりに人間的なウイルス』(勁草書房)、カトリーヌ・マラブー『泥棒!』(共訳、青土社)など。

「2026年 『世界の意味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊藤潤一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×