きこえる

  • 講談社 (2023年11月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784065334546

作品紹介・あらすじ

あなたの「耳が」推理する。「音」が導く真相に驚愕する。
読者を1ページ目から未知の世界へ連れて行く。

謎が「きこえて」くる。
衝撃が、あなたの耳に直接届く。
物語×音声。小説を立体的に体感する、まったく新しい「謎解き」の新体験型エンタメ、誕生!

突然死んでしまったシンガーソングライターが残した「デモテープ」。
家庭に問題を抱える少女の家の「生活音」。
言えない過去を抱えた二人の男の「秘密の会話」。
夫婦仲に悩む女性が親友に託した「最後の証拠」。
古い納屋から見つかったレコーダーに残されていた「カセットテープ」。

私たちの生活に欠かせない「音」。
すべての謎を解く鍵は、ここにある。

※本作は、音声と小説を融合させた誰も経験したことのない「体験型ミステリ」です。小説を読み進めると、作中の様々なタイミングで「二次元コード」が登場します。そのコードを読み取り、音声を再生してください。それはあなたを新しい世界に連れて行ってくれる「音」です※

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

音声と小説が融合した新感覚のミステリー体験が待っています。作中に登場するQRコードを読み取ることで、音声データが再生され、その音が物語の真相を解き明かす鍵となります。特に印象的なエピソードとして、「ハ...

感想・レビュー・書評

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  • 聞いて初めてわかる驚きの真相… バラエティに富んだストーリーと音声効果に感動しちゃう #きこえる

    ■きっと読みたくなるレビュー
    おもろい!そしてスゴイ!

    何がスゴイって、決して音声だけに頼っていない点ですよ。言ってみれば邪道な小説ともとれるのですが、本作は音声で小説の出来を誤魔化しているわけではなく、音声をつかうことで、よりパワーアップさせている点なんです。

    さすがは数々の傑作を書いている直木賞受賞の作家先生です。各短編の小説自体が当たり前のように高品質で、短編のお手本ですかというほどの出来です。そこに音声を使うことで、倍々ゲームで面白くしてるんですよね。

    しかもバラエティに富んでる内容で、次から次へと色んなパターンで攻めてくるんです。十人十色な登場人物、様々な場面設定やプロット、そしてなにより音声効果の多様さに驚きました。

    一作目のような音声の使い方はまぁ想像できる。でも二作目以降の使い方はまったく想像だにしなかったですね、発想力に感服。音声も出来もしっかりしてるし、完全に参りました。

    〇聞こえる
    ライブハウスを経営する女性と歌手を希望する少女の物語。少女の夢を叶えるため二人は生活を共にしていたが、ある日事件に巻き込まれて…

    素敵な曲ですね~。この曲自体も道尾先生のオリジナルということで、才能がエグイよ。私にも分けてください。夢を追いかける若者の姿がこの曲のように美しく、また静かな情熱が素敵な作品でした。

    〇にんげん玉【おすすめ】
    社会人生活をリタイヤした初老の主人公は、金融セミナーに参加していた。しかしそのセミナー講師は、見覚えがあって…

    うまい、聞いて初めてわかる真実。主人公の前時代的な価値観がイイですね、私もこんな人間にならないようにしなきゃ。人間の屑っぷりが堪能できる、ユーモラスな作品でした。

    〇セミ【超おすすめ】
    都会から田舎の学校に転校してきた小学生の物語。母は離婚し、父は事故で亡くしたため、祖父母のもとで生活している彼。新しい学校の友人と仲良くなれるのか…

    道尾先生は少年時代の生活や、子どもたちの心情、友人関係を描くのが上手いよ…ちょっと泣いちゃうじゃん。目をつぶって自転車の後ろに乗るエピソードなんかは、これだけで少年時代を懐かしめちゃう。マジ素晴らしい。年齢を重ねても、損得なく笑いあえるような友達は宝ですね。

    聞こえてくる音声は、なかなかの驚愕でした。手の込んだ仕掛けを…

    〇ハリガネムシ【おすすめ】
    一流大学を卒業するも、社会でつまずいてしまい、学習塾の講師を生業としている主人公。彼には気になる女生徒がいて、立ち入った行動をしてしまうのだが…

    短編のお手本みたいな導入、その後にゾワゾワ感が満載で物語が進行し、最後には納得のオチ。シンプル分かりやすく丁寧、誰にでもおススメできる完成度が高い作品です。なお本作の音声は、全作品の中で最も「ドキッ!」としました。

    ラスト主人公のもやもやした描写が秀逸で、自分もこれまでやってきたことを振り返る、良い機会になった気がしました。

    〇死者の耳
    夫とうまくいっていない友人に頼まれ、スマホの音声を録音していた女性。そこから聞こえてきた友人のセリフは、なんと夫の死体を見つけたという内容で…

    女性の醜い部分が悲しく描かれていて胸が苦しい。きっとこれからは幸せになれるよ。読了後にQRコードにアクセスすると、なんとも腹立たしくなりました… 人間の汚さ、愚かさ、怖さが脳天を貫きました。

    新しい読書体験「きこえる」シリーズ、ミステリーに未知なる可能性が広がってシンプルに面白かった!ぜひ先生には続編を書いてほしいです。

  • 小説を読み進めながら作中にある「二次元コード」で聞くミステリ。
    「音」から入る刺激に奇妙さと不穏さを感じながら読み進めていくが、第4話の「ハリガネムシ」は男の叫びにこっわぁぁとなる。
    第5話の「死者の耳」は違う意味での怖さを知る。
    第3話の「セミ」が一番気になったが、しかしながらいつも読後感にぞわぞわさせられる。
    なんか後を引きずってしまう気味悪さが残る。



    • 湖永さん
      はい、これも驚き!ました。
      数分だけの短さですが、怖さ…感じます。
      はい、これも驚き!ました。
      数分だけの短さですが、怖さ…感じます。
      2024/02/12
    • schieleさん
      湖永さん、初めましてこんばんは♪

      二次元コード‼︎びっくりですね〜
      なんだか未来っぽいw ミステリー味も増しそうな感じですね
      これからこう...
      湖永さん、初めましてこんばんは♪

      二次元コード‼︎びっくりですね〜
      なんだか未来っぽいw ミステリー味も増しそうな感じですね
      これからこういう本も増えていくのかな
      そのうち五感で感じるホラーやミステリーなんてのも出てくるかも!
      2024/02/13
    • 湖永さん
      そうなんですよ。
      二次元コードの使い方で、ミステリーを感じることができるなんて驚きです。
      そうなんですよ。
      二次元コードの使い方で、ミステリーを感じることができるなんて驚きです。
      2024/02/13
  • 面白かった!音声で謎を解くのは新感覚だった。でも、結局1話以外、よく分からずネットで解説を調べた。そしたらなるほどと思いさらに面白かった。
    道尾秀介さんは常識を覆すような本をたくさん出しているので他も読みたいです。

  • 文字だけでなく、音で物語を体感するという、今までに経験したことがない読書体験でした。

    5話の短編で構成されています。どのお話にもQRコードがあり、読み込むと音声データに飛び、その物語のキーとなる音楽や会話が流されます。
    その音声データから、真相を考察する作業が新鮮で、面白かったです。

    特に好きだったのは「ハリガネムシ」と「死者の耳」。

    「ハリガネムシ」
    同じ言葉でも、目で読んだのと、音で聴いたのでは、ここまで印象が違うのかと感じました。たった一言の音声データを聴いた瞬間に、物語の真相が開示され、背筋が凍りつきました。

    「死者の耳」
    自宅で妻が夫の自殺を見つけたが、その妻も直後に自殺。夫は本当に自殺だったのか?妻はなぜ自殺したのか?といったお話。
    真相は解明されず終わるのかと思いきや、他の4話とは異なる趣向で読者を結末へと誘います。

  • 小説と音声の内容に小さな違和感に続々する短編集
    色々な試みをして小説家に留まらないエンターテナー
    「いけない」の1枚写真よりも情報量が多いのか聴覚をくすぐるアイディアが凄い

    棒読みの音声と聞こえづらさが足を引っ張り
    毎話ネタバレサイト見ないと理解できなかったのが残念

    「死者の耳」はやられた!
    最終話にふさわしいトリック

  • こういう小説もあるんだなと驚いた。
    どの話も音声を聞く事によってより深く楽しめる。真相を読んでではなく聞いて、「マジか、、、」と思わず呟いてしまうほどの衝撃。

    • うたえながさん
      私、その本気になっているんです!
      音声を聞く小説は新感覚ですよね(^^)
      私、その本気になっているんです!
      音声を聞く小説は新感覚ですよね(^^)
      2024/02/16
    • のりてばさん
      うたえながさん コメントありがとうございます。
      この発想はすごいですよね。道尾秀介さん流石ですね。
      うたえながさん コメントありがとうございます。
      この発想はすごいですよね。道尾秀介さん流石ですね。
      2024/02/16
  • 以前、王様のブランチのBOOKコーナーで紹介され、謎を解く鍵は全て「音」のなかにある。これまでにない体験ができる新感覚のミステリー小説。ということで、めちゃめちゃ面白そうと思い読んでみました。

    『きこえる』というタイトルと、1番最初の音源の雰囲気から、サウンドホラー的な感じで怖いのかと思ったら、そうではなかったのでホッとした。

    5話の短編集になっていて、1話1話が解決までは描かれていないので、最後に各話が繋がるのかと思っていたら、そういうことでもなかった。「音」をヒントに推理するスタイル。

    読了後に「音」を聞き直し、読み返しても分からないところがあったので、解説サイトを見てやっと理解できた話もあった。みんなよく分かるな〜

    個人的には3話目が好き。セミはいい子だったな〜

  • 物語の前後でQRコードから音声を聞くことで物語が完成するなんて、新しい試み‼️と、ワクワクしました。
    実際に聞いてみると、音声がラジオドラマを思い出させ、同時にレトロな感じも受けました。
    聴覚を刺激されての読書は想像力フル回転です‼️道尾秀介ならではのトリックも秀逸。

  • ミステリー書評
    読書レベル 中級
    ボリューム 262頁
    ストーリー ★★★
    読みやすさ ★★★★
    トリック  ★★★★★★!
    伏線・展開 ★★★★
    難易度   ★★★★★
    読後の余韻 ★★★

    一言感想:短編集が好きな方、少し変わったミステリを読んでみたいという方にオススメです!

    とにかく発想がめちゃ斬新で新たな読書体験ができました(笑。さすが我が道を突き進む道尾秀介氏のミステリです。

    音声を聞き、真実がわかり、そして驚かされる。こんな仕掛けをよく考えつくなーと。

    多少難解だった章はありますが、私は第4章の「ハリガネムシ」が一番お気に入りで腹落ち具合と驚き具合がMAXでした!音声を夜中にイヤホンで聴きましたが、「背筋が凍りつく」とはこの事で、「ひぃっっっ!!」と声まで出てしまいました(笑。心臓が弱い人は要注意です、はい。

  • 図書館に早くから予約しておいたので、早目に借りられた。ありがたい。

    昨年購入した『フォトミステリー』だけは、残念ながら購入したことをとても後悔した作品だったが、道尾さん、実に色々と新しいことにチャレンジしていらっしゃるなぁ。
    その結果の良し悪しは別として、チャレンジ精神とアイデアは凄いとは思う。

    本書は、QRコードで音声を聞かなければ、文字だけでは全く解決しない作り。
    ミステリーの音声って怖い。
    心臓に悪い。
    私は将来的にもオーディブルは無理だわ。

  • 今までに無い読書体験ができる一冊。
    小説を読んで、QRコードのyoutubeの音声を聞くことで、文字だけでは見えなかった真相が分かるといった内容になっています。
    5つの短編集ですが、いずれの話も、音声というギミックを違うパターンで利用していて、すべての話が楽しめます。
    特に最後の「死者の耳」がおみごとでした。4作品読んだ後だったので、音声を聞く前に気づけるかと思いましたが、見事にやられました。
    また、この作品に登場する音声データも、すべて道尾さんご自身が作成されたようで、多才ぶりに脱帽です。

  • ちょっと私には合わなかったな。
    QRコードを読み取って音を聞きながら小説を楽しむっていう新しさは良かったけど妙に演技っぽい感じが気になっちゃって集中できなかった。セミの話は純粋さがよかった。


  • 短編集で最後にQRコードを読み取り音声を聞いたらその謎がわかるという新感覚ミステリー。

    内容的には道尾秀介さん特有の不穏な感じがずっと続いてドロっと感が残る話が多い。
    子供を主人公にしたセミという短編では道尾秀介さんの別の作品、
    向日葵の咲かない夏やシャドウを思わせる雰囲気が出ていてなんか暗い感じがする。
    またそれがこの著者の良さでもある気がする。

    QRコードを読み取ってさらに自分でも推理をしてやっと答えが導き出せるものもあれば
    全然解けなくて"?"になる作品もあり、結構楽しめた一冊だった。

  • イヤホンで音源を聴く。不気味。一人で夜に聞いているととにかく怖い。読んでいくうちに謎が解かれていく章。読んだ後に音源を聴き意味がわかる章。勘の鈍い私には難しく意味がわからない。やはり考察サイトに頼ってしまった。トホホ…。そういう事だったのね。ようやく理解した。読み解けた方は凄い!
    「いけない」と同様に五感を使ったヒントからの謎解きは楽しい。普段の読書とは違う刺激を貰える。脳トレ的な感覚もある。いつも特別な読書体験をさせてくれる道尾秀介さんに感謝です。

  • 視覚のみならず聴覚も使って体感する新感覚ミステリ短編集。作中の要所に埋め込まれたQRコードからリンクされたYouTube音声を確認することで、物語の真相が浮かび上がる形式。
    私は普段から“紙の本”を読む派だが、コレは新鮮な読書体験で興味深く読んだ。作者特有のエッジの効いた反転攻勢は、もはや職人芸の域。
    解決編が用意されているわけではなく、音声を聞いた読者自ら真相を推理して補完する必要がある。ネタバレサイトで答え合わせするのも一興。若干のホラー要素あるが、謎解き(本格ミステリ)好きの方にはオススメしたい。

    「聞こえる」
    作中歌『朝が来ますように』が耳に残る良い歌(再生回数も抜群)。作者は作詞作曲の才能もえげつない。ゾワッとくるサスペンスホラー。

    「にんげん玉」
    これはやられた。ミスリードが上手すぎる。二度読み必至。“にんげん”が反転するタイトルの妙。

    「セミ」
    音声確認直後は何が何だかよくわからなかったが、読み返してようやく腹落ち。ダブルミーニングを駆使した緊張と緩和の話運びに脱帽。また、少年期特有の残酷さや距離感が心理描写と共に上手く描かれている。本筋からは逸れるけど、“聖闘士星矢”懐かしいな。

    「ハリガネムシ」
    急展開にドギマギ
    しかし、〇〇は果たしてそんな心理状態になるか?プロットがやや強引。“気づき”ポイントの伏線もわかりにくい。

    「死者の耳」
    〇〇が△△する展開は、某映画を彷彿とさせる。
    犯行プロセスが若干複雑。

  • 謎を解く鍵を音声に担わせるという実験的で意欲的な作品。ミスリードを解決する役が音ということで、2話目から音のミスリードを気にしながら読むようになり、本来の楽しみ方がこれでいいのかと少し疑問に感じてしまいました。面白いのですが、私は文字のみでの驚きを支持します。最後のは反則ですね。目をつぶって集中して聞いていたので、最初は訳がわかりませんでした。

  • 音声×小説の融合。謎が、真相が「聞こえて」来る新感覚の体験型ミステリー。


    本文中に登場する2次元コードを読み取って、アクセスできる音声を聞きながら読み進める新感覚ミステリ小説です。短編5話を収録。
    本というエンタメは基本、当然ですが(オーディオブックなどを除き)目と脳を使って楽しむもので、そこに使う五感をひとつプラスするだけでこんなに感覚が違うものかと驚きました。

    文章を読むだけでも一応ストーリーとしては通じるのですが、そこに音声が加わる事で真実が分かったりひっくり返ったり。
    個人的には、3話目の『セミ』が好きでした。小学生の男の子同士の友情小説。全体的にじとっとした暗めの話が多いのですが、これだけは優しい話。
    また、4話目の『ハリガネムシ』の音声にはドキッとしました。ストレートだけど、こういうのも音声がついている醍醐味だなあと楽しませていただきました。

    1つ困ったことを言うなら、個人的にめちゃくちゃ雑音の中の会話を聞き取るのが苦手なので、肝心の音声が聞こえない事があったことです。
    特に1話目の『聞こえる』や3話目『セミ』が顕著だったのですが、聞くべき音声が音楽やセミの鳴き声、ホワイトノイズと同時に小さめの音量で流れてくる事が多く、1回では聞き取れず音量を調節しながら数回聞き返すを繰り返していたので、そういう意味では没入感は低かったかもしれません。しかも、そこまでしても重要な音声全て聞き取れたのかどうか自信がないです。
    雑踏での会話が苦手だったり、カクテルパーティー効果感じたことないなんて方にはあまり向いてないかも。

    道尾さん、いつも新感覚のミステリを意欲的に出版していて本当に凄い。これからも楽しみです。

  • 新体験って面白い一冊。

    大活躍したのは耳。
    耳から音を拾い、頭の中で意味を繋げ答えを出すという新体験。

    正直、QRコードをいちいち読み取って…というのは面倒臭いなと思ったけれど終わってみれば面白かった。

    もちろん自分なりの推察はボヤけた視界のままだったけれど、ネタバレ考察サイトで確認すると一気に視界がクリアに。

    意味がわかると音とのコラボになるほど。
    耳元で囁かれる感覚は気持ち悪かったけど。

    親切サービスのおかげですんなりわかった話があったのがうれしい。

    やっぱり道尾さんはせつなさ残すのが巧いな。
    せつなさ断トツは「セミ」

  • 最初の1話だけはちょっとオカルトっぽくてゾワゾワ。
    本文を読んでは音声を聞き、また読み直してから音声を聞くって感じで、ん??ってところはまたまた考察に頼ってしまった^^;
    一番よかったのは「セミ」。なんて純粋でいい子なんだ!
    最後の「死者の耳」は映像も見ないとわからないけど。
    文字+音声がとても新鮮で楽しかった。

  • 「N」では読ませる順番を読者に委ねたが、今回は各章ごとにあるQRコードでYouTube動画(音声ではない)と融合を図った。
    小説の新たな表現の仕方にチャレンジしている。

    さて内容。「ハリガネムシ」が良かった。これがまさに文字と音声の融合か?と思いきや、
    いや違う!最後の「死者の耳」これだ!
    映画エンドロールのように最後まで見逃すな!

    「セミ」「にんげん玉」は難しい。
    ネタバレサイトを見ないとわからなかった。

    全て短編で繋がりはないので、ゆっくり楽しめます。

    新たなチャレンジに「+1」の4.0でした。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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