将棋の渡辺くん(7) (ワイドKC)

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  • 本 ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065345191

作品紹介・あらすじ

将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう? 勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!

棋王戦10連覇からの、19年ぶりの無冠。あまりにも濃密な、将棋棋士の日々。ぬいの取材を受けたり、顔ハメ看板にはまってみたり。これまた濃密な、趣味人の日々。そんなものを1冊に詰め込んだ、読み応え抜群ノンフィクション。気付いたら第7集です。

感想・レビュー・書評

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  • 前作の第6巻から約2年。
    渡辺明さん、とうとう無冠になってしまった。
    とはいえ、藤井聡太8冠以外は皆無冠。

    渡辺明さんは、竜王位を弱冠20歳で獲得してから9連覇もしている。
    藤井聡太さんが生まれた頃からトップ棋士だったのでいい歳だと勘違いしてしまうがまだ40歳と若い。
    常に何らかのタイトルを保持し続けること19年という実力者だ。
    羽生善治さんの28年は別格として、藤井聡太さんはタイトル保持期間はまだ4年だ。

    今年の"王位戦"挑戦者決定リーグは、白組は渡辺明九段、紅組は斎藤慎太郎八段の首位が確定している。
    5/30に挑戦者決定戦で勝てば"王位戦"に挑戦するという実力をキープしている。
    渡辺明さんを応援してしまうなあ。

    「将棋の渡辺くん」のネタは、ムシとヌイと藤井聡太さんにコテンパンにやられた話になっている。
    とにかくタイトルの挑戦者にならないと、ムシとヌイの話だけになってしまう。

    • Kazuさん
      渡辺明九段が斎藤慎太郎八段に勝って、王位戦の挑戦権を得ました。
      第1局は、7/6 7/7 です。
      藤井聡太八冠は、叡王戦と棋聖戦もあるのでコ...
      渡辺明九段が斎藤慎太郎八段に勝って、王位戦の挑戦権を得ました。
      第1局は、7/6 7/7 です。
      藤井聡太八冠は、叡王戦と棋聖戦もあるのでコンディション維持が大変そうです。
      2024/06/01
  • 将棋だけでなく、ぬいと昆虫の話も多め。
    あと、顔出しパネルとか、色々。
    地味かもしれないが将棋の話だけとか
    ”渡辺くん”の話だけでもええとは思う
    ぬいの話は面白かった。

  • 藤井聡太名人が誕生し、渡辺くんが無冠となった2023年夏までを収録。その時の心境など、結構突っ込んだことも描かれていて、貴重な作品だと思う。

  • 昨日(3/11)の22:00からNHKの「グレーテルのかまど」という番組で、渡辺九段の特集が組まれた。番勝負の勝負メシ・おやつとして渡辺九段が大好きなチーズケーキが紹介されていた。先般NHKがクロ現で藤井八冠の特集をした際に、小澤征爾を義理の父に持つ桑子真帆から辱めを受けたことが大問題となったのが記憶に新しい。多分、そのお詫びとして今回の番組が企画されたのだと考えられる。まあ、しょうがない。ここまでされたら許してやるか!と渡辺九段も感じていると思われる。また、番勝負の勝負メシ・おやつの話題なので藤井八冠の名前が何らかの形で出てくると思ったが、さすがお詫び番組であることは徹底されていたようで、藤井と言う名前は一切出てこなかった。そりゃそうだろう。もし出したら、少なくとも私は激怒する、そして小澤征爾の義理の娘について今後もグチグチ小言を言い続けるだろう。

    さて本題に入るが、今回も藤井八冠の話で始まり、それの引立て役として渡辺九段がコミカルに描かれている。だが、ちょっと笑えない。冠サーバーであることは事実なのだが、それをここまでネタにするとやはり笑えない。最後にちょっとはフォローしているけど、本人はそれ程気にしていなさそうに描かれているけど、本当のところはかなり心理的に追い詰められているのではと心配している。まあ、その様なネタでないと本書の意味が無いのかもしれないが・・・八冠ならぬ次回の第8巻は来年夏に刊行される予定だが、新しいアイテムが出てこなかったら、よもやよもやとなるかもしれない。渡辺九段御本人はマイペースだから漫画に対してスタンスは変わらないだろうから、伊奈さんがいろいろな人からご意見を伺って、切り口を変えて連載を進めることも考えてくれたらなと期待している。

  • 将棋好きの夫が借りてきてくれました。

    棋士、渡辺明九段の奥さまである伊奈めぐみさんが描いた、夫婦のコミックエッセイです。

    マンガなので、さすがの私も一晩で読み終えました

  • 大変面白く拝読いたし候!
    何だか将棋の比重が薄くなっている気もしますが、その分人間味のある渡辺九段(2024年2月現在)が描かれていて親近感です。…いや、やっぱり相当な変わり者だし、意識や才能なんかは想像もできない遥か上のかたなんですが、そんな隔たりがありながらも親しみを感じるのは、やはり作者の眼差しの愛なのだと思います。

    最後の単行本おまけ漫画、「どんまい渡辺くん」からの一連の作品はもう感服。渡辺九段にというより作者先生に感服。
    深い優しい、伴侶としての愛情を感じずにいられませんでした。

  • 将棋の渡辺明9段の奥さんが書いている漫画。漫画家ではなく素人からこのレベルまで来たのはすごい。渡辺先生の人柄も面白い。書きたいことはだいたい描いたようなのでそろそろ最終巻も近いか?1〜2年ペースくらいで本がでる。一巻から読むことをオススメする。

  • 将棋序列当時1位(現在1位は藤井くん)IQは平均レベル_結論:将棋とIQに相関関係なし※伊奈調べ 蚊柱は繁殖の為に集まってる

  • ぬいぐるみ愛にあふれるのは通常営業。藤井名人の壁は高いんだなあ、という感想。どう高いかを対戦者が語ってくれるのは貴重。作者の夏休み、ラオスの虫取り名人のもとへ、というのも読み応えありました。

  • 読みながらニヤニヤしてた(9歳5ヶ月)

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