- 講談社 (2024年3月13日発売)
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感想 : 77件
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784065347133
作品紹介・あらすじ
仲良し5人組が、1人ずついなくなる。「私は悪くない」から始まる「エゴミス」!
いわゆる「HSP」であるヒトミは、その繊細な性格のせいで損ばかりしてきた。大学時代からの親友4人を見て劣等感をくすぐられ、また惰性で付き合う彼氏やアルバイト先の人間関係などに辟易していた。ある日Kポップにハマってしまった彼女は、無垢なアイドル達のきらびやかな笑顔を見て、自分もすべてを捨てて渡韓しようとする。
女性5人それぞれが自らの「生きづらさ」を語るが、いつの間にか他人への浅はかな羨望、嫉妬といった黒々とした感情が渦巻き......
「Cocoon」シリーズの作者が贈る、全く新しい「生きづらさ」文学。
みんなの感想まとめ
生きづらさをテーマにしたこの作品は、仲良し5人組の女性たちが抱える心の葛藤と、彼女たちの関係が崩れていく様子を描いています。登場人物たちのそれぞれの「生きづらさ」や劣等感がリアルに表現され、共感を呼び...
感想・レビュー・書評
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生きづらさに焦点を当てた作品。
結構心にグサリ、ときたなあ。まるで自分のことを言われているかのようで…。自分をカワイソウって思うことはそんなに悪いことなのだろうか。
可哀想、生きづらい、と思うこと自体のおかげである意味生きやすくなっているのであればそれはそれで良い気がする。
そんなに復讐に至った理由にも共感できず。当たり前だけど、そんなことで殺しちゃダメでしょうとミステリーが好きなのにつっこんでしまったり。でも読みやすく面白くはあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学の映画研究会で出会ってからもう12年。
30代に突入した今も続く、5人の女子会。
バイト生活同棲中、バリキャリ、専業主婦、インフルエンサー、漫画家。
全然違う現在を生きる彼女たち。
私って、生きづらくて、カワイソウ。
それぞれの心の中にある鬱憤を聞いてたら、まあそれぞれしんどいことはあるよねって思うけど、、、そんなことやっちゃうー!???
いやいや、さすがにここまでは共感できないぞ…
突然のホラー展開に、
1人、また1人、いなくなる…。
繊細さん、なんてやさしめな言葉とは真逆の、本音うずまくどす黒ミステリー。
めちゃめちゃおもしろかった! -
生きづらさがテーマのイヤミス。
ミステリーは弱めでイヤの要素が強かった。
仲良しな女同士の嫌な感じと暴力描写。怖かった。ゾワゾワした。 -
※
“生きづらさ”とは…
繊細さんの生きづらさ
バリキャリの生きづらさ
専業主婦の生きづらさ
インフルエンサーの生きづらさ
漫画家の生きづらさ
漠然と感じている“生きづらさ”を
立場も環境も異なる4人の登場人物を通して、
人の表の顔と裏の顔、仲間内にも見せない本音や
心の暗い部分を見せつけ考えさせられる。
決して安易に口にしているつもりはなくても
生きづらいと言葉にしてしまうことに躊躇いを
感じずにはいられなくなる物語。
生きづらさってなんだろう、
なぜ生きづらいと感じるんだろう、
痛いほどに鋭く突きつけられた気がします。
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みんな多かれ少なかれ「私は悪くない」って心のどこかで思ってるものなんじゃないかな
「私は悪くない」「生きづらい」そう思うことで多少なりとも心が軽くなるならいいけど、言葉に出すことで、または言う相手を間違えると、鼻についたり相手を傷つけたりする可能性のある思考だとは思う
登場人物、誰も好きになれなかった -
5人の大学同級の仲良し女子におこる『生きずらさ』の行く末。「今の時代ホント生きずらいよね」といいながら実は「自分が一番かわいそうなんだよね。こんな中生きるのは」と腹では『他の子は』と腹黒く思ってるイヤミス。と言うかこんな状況を『エゴミス』と言うみたい。1人目以降ドンドンイヤミス度が増していくスリルがあり目が離せなかった。表紙の子の子って!!その泣き顔は!!なるほど! タイトルもいい!!
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表紙がこういった女の子のイラストの本、流行りなのか増えてるなと思ってた。なのでこの本作もそういう表紙なのかなと思いつつ、憚られながらも(なんか表紙のイラスト感じ悪……)って思っていた訳だが、読み終わるともしかしてわざとなのかなと思えてくる。改めて見ると絶妙な表情をしているなぁ。中表紙の表情違いもなかなか……。
登場人物と同世代なので全員それぞれにうっすら共感して、うっすら嫌悪感も感じる。面白かったです。 -
負の力に引き込まれそうになり、2章を読み終えたところで読むことをやめようかと考えたが、少しミステリー要素もあり気になったので読了まで行きついた。
ミステリー作品としては複雑性はなかったが、様々な視点で人物をとらえられており、考え深い作品でした。 -
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5人全員の「生きづらさ」と、それぞれの傲慢さと自己愛の高さが、そのまま自分のことを言われているようで辛かった。身につまされるというか…。彼女たちの不幸を自分も喰らいそうと思って震えた。自分の嫌なところをむき出しにされた感じ。
テンポの良いミステリーでとても面白い!先を読み進めたくなる構成も最高! -
女性の生きづらさをテーマにした話なのかと思って読んだら、1話の終わりで「え?」ってなった。
まさかのミステリ!
すごく面白かった! -
今を生きる女性たちの『生きづらさ』だけかと思ったら、ミステリー要素もあり、とても楽しめました。
女性たちの生きづらさは共感する部分も多く、この物語がどう展開するのか楽しみで読む手が止まらなかった。
ミステリーならではの伏線もおもしろい。
最後に繋がった瞬間思わず「すごい!おもしろい!」と、声が出てしまいました。
ミステリー好きも生きづらさを感じてる人にもオススメの1冊です。
でも、生きづらさを感じる人が読のは覚悟がいるかもしれません。共感や友達の本心部分が見えてしまうので…
そして、最後まで読んでみて『カワイソウ、って言ってあげよっかw』の『w』はとても重要だと感じました。
嘲笑う感じの『w』ではないだろうか…と想像してしまいました。 -
全ての現象に名前が付き、ラベリングされる昨今をよく表した話。
ミステリーベースでいろんなラベリングの登場人物にフォーカスが当たるので面白い。
最後の10ページくらいに、自分の言いたいことが詰まっててスッキリした。 -
仲良し5人組の各々が語る生きづらさは、カワイソウって言ってあげよっかw、という皮肉が言い得て妙だと思った。
それぞれに腹黒いところもあるけど、ここまでの復讐をされるほどのことかな。
心理描写は好みだった。 -
誰かが抱えている困難や理不尽に寄り添っているのか、嘲っているのかどちらにも取れるように感じました
登場人物それぞれの感じ方を書くことで自己認識と他者の目の違いを描いている
1番幸せな人、1番不幸な人はいない。個人にとっては自分から見える世界が全てで、人の数だけ世界の見え方がある
読む人によって好き嫌いがわかれるかも -
読み終わってまず思ったのは5人ってそんなに悪いことしたのかな?ってこと。みんな傲慢なところはあるけど(盗作はさすがに最悪)
、あれくらいなら誰でもあるんじゃないかなぁって。
今はLGBTへの理解も強まって、すんなり受け入れる人も多いと思う。けどあまり馴染みがなくて唐突で驚いただろうし、受け入れてもらえない反応はカミングアウトする側も想定しておく方がいい。すごくすごく勇気をだして話したのだと思うけど
サスペンスとしてはすごく面白かったです。ハッとする名言も多かったし、生きづらさは暇から来るものっていうのは本当にその通り。しかし、そうした生きづらさを抱える現代人を題材にする時、その人たちを責めすぎたり罰しすぎたりするのはナンセンスだと個人的には思う。5人も、周囲の人と調和を取りながら自分とは何なんだって必死に考えて生きてるから。自分かわいそうって思わないとやってられない、そういった自己陶酔がストレス解消とだったりもするし。もちろん生きづらいんだよわかってよ!!って他人に期待しすぎる人はもっと成長すべきだけど
樹の「心穏やかで過ごせてるなら平凡でも良いのにね」って言葉から、生きづらさは感じるその本人が人生を勝手に複雑に難しくしてるだけなんだなって感じた。人との関わりを通してじわじわそういうことに5人が気づけるような、温かい世界線での展開が気になります笑 -
お前の「生きづらい」はホンモノか???
「生きづらい」って言って、生きやすくなろうとしてるだけじゃないのか?
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夏原エヰジの作品
