都会のトム&ソーヤ 21 神々のゲーム (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社 (2024年3月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784065348536

作品紹介・あらすじ

「都会のトム&ソーヤ」は、頭脳明晰な創也と、サバイバル能力に長けた内人がタッグを組み、
究極のゲームを作っていく大人気シリーズ。
累計220万部突破!

祝、野間児童文芸賞特別賞受賞!
はやみねかおるが贈る「都会のトム&ソーヤ」、21巻! 

大学生からゲーム作りを依頼される、創也と内人。
ゲームの人気を競う大学の学園祭イベントには、栗井栄太や梨田奈亜も参戦し、大混戦! 
学園祭の前から、大学ではとある不穏な小説が話題になっていて……!?

●著者紹介
はやみねかおる
三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!!虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。第61回野間児童文芸賞特別賞を受賞。

にしけいこ
鹿児島県生まれ。漫画家。作品に「STAY」シリーズ、『娚(おとこ)の一生』『姉の結婚』『初恋の世界』(いずれも小学館)、『恋と軍艦』(講談社)などがある。

感想・レビュー・書評

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  • 大学祭が舞台のドタバタ。
    腐れ縁のごとく読み続けているシリーズだけれど、登場人物の多さがしんどい。どこに向かっていくのかついていけなくなっていて…… 世界観もいまいちわからない。

    記憶力のない名探偵のシリーズが懐かしいな。

  • は~今回もワクワクドキドキが止まらない(・_・;大学生から学祭用のゲーム作りを依頼された内人と創也(^^)しかし「護堂を待ちながら」という小説に出てくる“リセット”を望む者が暗躍していて大変な事に!(゜゜;)ずーっと中学生の二人だけれど、巻を重ねるごとに成長している気がする(^^;)

  • 49年前に、厄子(やくすい)がかいたM大学の文芸部誌に、「護堂を待ちながら」という 作品が掲載された。 その小説の中に49年後、召喚の紋様(五芒星、表紙の星模様)を書いたらリセットしに行くとかいてあり、護堂をまちながらゲームをしている描写がきっかけで、そこから毎年大学の学祭で、各種団体がゲームを出品するゲーム、コンテストが慣例になった。

    その大学の学祭で、南北磁石と栗井栄太にそれぞれゲーム作りの依頼が来た。
    どちらともコンテスト1位にはなれなかったが、そのゲームコンテストの裏でプランナが動いていた。

    浦沢ユラと北条夏音の2人で大勢の人数が一斉に五芒星を書くように仕向けたり、AIに南北磁石の声と性格、言動をプログラミングさせ、内藤内人に多少無理をさせてでも、大学のキャンパス内で、五芒星を書くように移動指示をしたりとしていた。
    結局、五芒星をだれ1人かけず、なにも起こらずに終わった。

    しかし、やくすいを、やくこと読んで逆に読むと、「こくや」「黒夜」となる。もしかしたら黒夜はAIみたいなもので、そのAIのようなものの指示に従って動く集団がプランナなのではという南北磁石の考察で終わった。

    夢水清志郎が働いていたM大学でおこった学祭が、こんな結末になるとは…。
    今後が気になる…!

  • 所持金17円になっちゃったんじゃないの?!
    「ぼくがお金をだすことになった」もなにも、コーラ代にすらならないのでは??

    思わずツッコミ入れてしまった。

    いや、楽しく読んだけれども。


  • 1日であっという間に読み終えました。

    はやみね先生の作品はいつまでもワクワクする展開で大人になった今でも読んでいます。

    図書館で借りて読んでいるのでどなたでしたっけてなるキャラクターもいましたが、今回も楽しく読了いたしました。

    あとがきのはやみね先生の言葉、今後の作品も楽しみです!

  • 「南北磁石」の中学生プランナー内人と創也は大学祭のゲームコンテストに参戦。頭脳集団や栗井栄太ご一行様も絡んでくる。49年前の小説「護堂を待ちながら」と護堂が来る、リセットが謎のキーワード。護堂とは何者なのか?何をリセットしたいのか?リセットを望む者と阻止したい者との攻防。内人の行動力と創也の知能を駆使しゲームに挑む。更には神とAIの新たな存在が二人を阻み前途多難だった。これまでの人生をリセットできたなら、嫌なことは避けられる人生が歩めるだろうかなんて思った。このシリーズを読んでると元気が出てくる気がする。

  • はやみねワールド終わらないで欲しいけど、結末も見てみたいと感じた。やっぱり面白い。

  • 黒夜が頭脳集団のトップでしかもAI…わくわくする展開になってきたぞ〜!

  • 今回は大学の学園祭が舞台。ゲームコンテストのためゲーム作成を依頼された創也と内人。当然のように栗井栄太も参戦。他にも頭脳集団(プランナ)など、過去の登場人物が登場。シリーズ21巻ともなると、その数も膨大すぎて、学園祭のわちゃわちゃした雰囲気が伝わってくる。内人のサバイバル能力が発揮される場面もあって満足。

  • M大の大学祭に招待された「南北磁石」の内人と創也
    ゲームコンテスト「MGC」に出品するゲームを制作してほしいという

    ふたりが作ったのはGPS型ARを使った「さんすくみ」というゲーム

    出品する147団体には「栗井栄太」や梨田先生もいて、栄誉と賞金をかけて大学祭が始まった……

    累計220万部突破の大人気ジュブナイル・ミステリー““マチトム”シリーズ第21巻、2024年3月刊

    「ばっはは〜い!」や“キャット空中三回転”など昭和40年代の小ネタは本作でも健在

    《世の中がいやになったり、
     リセットしたくなったら……、
     ここでいっしょに冒険しない?》──帯のコピー

    「長年にわたる児童文庫の普及発展への多大な寄与に対して」第61回「野間児童文芸賞特別賞」(2023年)を受賞した著者

    2023年12月16日の授賞式で、あと6年に迫っていた引退の33年延長、92歳まで書き続けることが表明された

    その理由──33年かけて書いたものを評価されたので、もう一回評価されるためにもう一度33年書くとのこと、慶賀

    [はやみねかおる情報]
    「怪盗クイーン」シリーズ最新刊7月発売
    「はやみねかおるスペシャルサイト」拡充中
    はやみねかおる公式ファンクラブ「赤い夢学園」2024年夏いよいよ開校

    ※p.19〈要素を考慮されていない〉⇒〈要素が考慮されていない〉
    ※p.129〈一網打尽したら〉⇒〈一網打尽にしたら〉
    ※p.212〈傭兵したり〉⇒〈傭兵をしたり〉

  •  作者公認の「大きく物語が動いた」か。プランナの正体はAIのようなものから指示を受ける者達の総称。今回コクヤは内人を騙して五芒星を完成させ人類が醒めない夢を見ることを防ごうとした。そして、それに対して内人を操る「神」が存在する。ようやく、満を持して、明確に敵がわかったような気もする。加護妖はどっち側だ?妖は何とかして内人をゴールさせようとしてた。直進に拘ってたのも妖だった。妖はコクヤ側?スリップのことも知ってる「神」ではないのか?それとも「神」とは別のプレイヤーのアバターとか?コクヤや妖は対戦相手のアバター?
     都会トムシリーズともしばらく会えなくなる。ピリオドを打つには確かにここが良いだろう。それではまた、いつかの明日に赤い夢で会いましょう。
    Good night and have a nice dream.

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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