- 本 ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065349991
作品紹介・あらすじ
「絶対 だいじょうぶだよ」クリアカード編、ついに完結!
さくらと小狼が辿り着いた「偽物の月」。時の流れが崩壊した月の中、懐中時計が指していたのは、幽閉された竜だった。さくらは無敵の呪文を唱え、大切な仲間と共に、最後の力を振り絞る! クリアカード編、ついに完結巻!!
感想・レビュー・書評
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・CLAMPは女性四人組の漫画家集団です。2019年が商業デビュー30周年ということで、ここ数年過去作品が復刊(カバー等の装いを変えた新装版)されると共に、今年の夏には国立新美術館で原画展が開催予定です。少年誌、少女誌、青年誌、イラストレータ(文庫本のカバー&挿絵等々)と幅広く活動され、色々TVアニメ化/劇場アニメ化/実写映画化されていたりします。結構特徴的な絵柄で、表紙をパッとみて「あ!CLAMPだ」とわかることもあり、ファンも多いです
・画風としては、私なりの印象だと、少女漫画的な要素(人物が美形揃い、華美/耽美/かわいい的)がありつつ、印象は少年漫画的な感じでしょうか。初期の頃は、ページ全面をスクリーントーンがバリバリに埋め尽くしてちょっと読みずらい部分がありましたが、現在はいい感じですっきりしています
・聖伝、東京BABYLON、X(途中まで)、CLAMP学園探偵団、新・春香伝、不思議の国の美幸ちゃん、魔法騎士レイアース/レイアース2、カードキャプターさくらシリーズ、xxxHOLIC(途中まで)、ツバサシリーズ(途中まで)とだいたいの作品を読んでいるかなーと思っていますが、作風としては、宿命/運命とか人にはない力とか代償とか登場人物が色々背負っている感が多いかな?(作品によっては主人公も容赦なくどん底に落とされたりしますし)。後は、主人公が別作品に登場 or 別世界の同一人物が登場とクロスオーバ的な要素も結構見受けられます詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
終わってみればまさかの本編(全12巻)超えの長編になったが、その長さにふさわしい読み応えとクライマックスの盛り上がりを備えた物語に仕上がっていた。さくらの“主人公”としての見せ方が終盤になるに従ってうなぎのぼりに上がっていった印象。本編の正当な続編なので、そちらを読んでいることがまず前提だが、それに加えてアニメ版『カードキャプターさくら』にあって漫画版にはないオリジナル要素を逆輸入したようなところも『クリアカード編』には散見されるので、それらを観るのが必須……とまでは言わないがより楽しめる仕掛けが施されている。
魔法の力を使うことによる近接戦闘のようなアクションが描かれているのはこれまでにもあったけれど、この『クリアカード』編になって遠隔地からの術のかけ合いや、離れたところからの術によるサポートなど、別作品における“戦闘”に重きを置くような魔法の登場するバトルものとは違った読み味があるなと感じた。本編にはなかった新たな力もいろいろと登場するけれど、基本的には登場人物たちがみな「自分のできることをする」ことを意識しているため、それぞれが独自の活躍の場をきちんと与えられている。
この続編が生まれたことで、「恋の成就」をラストに設定していた本編の「その先」を描くことになったわけで、昨今の恋愛漫画におけるトレンドの「恋の成就が物語の終わりに設定されていない」にも重なるところがあるのなと思ったり。なんにせよ、たいへん楽しませていただきました。 -
小狼とさくらが最後までラブラブでよかった。
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さくらちゃんは最初から最後まで可愛い!!
周りのもそんなさくらちゃんが大好きなんだな。 -
20240610読了。
やーっと読めました、最終巻!!!ちゃんと伏線も回収されて、面白かった!クリアカードは出てくる過程がちょっと複雑だから、もう一回最初から読み直したい気持ちになりました。さくらちゃんのウェディングドレス姿は私も見たい。完結おめでとうございます! -
面白い
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皆が幸せになってくれて良かった。
さくらちゃんの「ぜったい大丈夫だよ」は、今までもそうだったけど、これからのどんな苦難にも打ち勝てるんだろうな、て思うと、とても素敵な言葉だなと思った。 -
これはきょう読まなきゃと……さくらちゃんお誕生日おめでとう、完結おめでとうございます。
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