カードキャプターさくら クリアカード編(16) (KCデラックス)

  • 講談社 (2024年4月1日発売)
4.36
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本棚登録 : 469
感想 : 11
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  • 本 ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065349991

作品紹介・あらすじ

「絶対 だいじょうぶだよ」クリアカード編、ついに完結!

さくらと小狼が辿り着いた「偽物の月」。時の流れが崩壊した月の中、懐中時計が指していたのは、幽閉された竜だった。さくらは無敵の呪文を唱え、大切な仲間と共に、最後の力を振り絞る! クリアカード編、ついに完結巻!!

感想・レビュー・書評

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  • ・CLAMPは女性四人組の漫画家集団です。2019年が商業デビュー30周年ということで、ここ数年過去作品が復刊(カバー等の装いを変えた新装版)されると共に、今年の夏には国立新美術館で原画展が開催予定です。少年誌、少女誌、青年誌、イラストレータ(文庫本のカバー&挿絵等々)と幅広く活動され、色々TVアニメ化/劇場アニメ化/実写映画化されていたりします。結構特徴的な絵柄で、表紙をパッとみて「あ!CLAMPだ」とわかることもあり、ファンも多いです
    ・画風としては、私なりの印象だと、少女漫画的な要素(人物が美形揃い、華美/耽美/かわいい的)がありつつ、印象は少年漫画的な感じでしょうか。初期の頃は、ページ全面をスクリーントーンがバリバリに埋め尽くしてちょっと読みずらい部分がありましたが、現在はいい感じですっきりしています
    ・聖伝、東京BABYLON、X(途中まで)、CLAMP学園探偵団、新・春香伝、不思議の国の美幸ちゃん、魔法騎士レイアース/レイアース2、カードキャプターさくらシリーズ、xxxHOLIC(途中まで)、ツバサシリーズ(途中まで)とだいたいの作品を読んでいるかなーと思っていますが、作風としては、宿命/運命とか人にはない力とか代償とか登場人物が色々背負っている感が多いかな?(作品によっては主人公も容赦なくどん底に落とされたりしますし)。後は、主人公が別作品に登場 or 別世界の同一人物が登場とクロスオーバ的な要素も結構見受けられます

  • 終わってみればまさかの本編(全12巻)超えの長編になったが、その長さにふさわしい読み応えとクライマックスの盛り上がりを備えた物語に仕上がっていた。さくらの“主人公”としての見せ方が終盤になるに従ってうなぎのぼりに上がっていった印象。本編の正当な続編なので、そちらを読んでいることがまず前提だが、それに加えてアニメ版『カードキャプターさくら』にあって漫画版にはないオリジナル要素を逆輸入したようなところも『クリアカード編』には散見されるので、それらを観るのが必須……とまでは言わないがより楽しめる仕掛けが施されている。

    魔法の力を使うことによる近接戦闘のようなアクションが描かれているのはこれまでにもあったけれど、この『クリアカード』編になって遠隔地からの術のかけ合いや、離れたところからの術によるサポートなど、別作品における“戦闘”に重きを置くような魔法の登場するバトルものとは違った読み味があるなと感じた。本編にはなかった新たな力もいろいろと登場するけれど、基本的には登場人物たちがみな「自分のできることをする」ことを意識しているため、それぞれが独自の活躍の場をきちんと与えられている。

    この続編が生まれたことで、「恋の成就」をラストに設定していた本編の「その先」を描くことになったわけで、昨今の恋愛漫画におけるトレンドの「恋の成就が物語の終わりに設定されていない」にも重なるところがあるのなと思ったり。なんにせよ、たいへん楽しませていただきました。

  • 小狼とさくらが最後までラブラブでよかった。

  • クリアカード編最終巻!さくらちゃん達にはハッピーエンドしか似合わないよーと思いつつもドキドキしながら読みましたが、やっぱり大団円!カードキャプターさくらはこうでなくちゃ✨
    さくらちゃんもさくらちゃんの大切な人達もみんなが優しく、あったかい世界に、現実にメンタルやられがちな心が癒されました笑
    さくらちゃんの素直さや、まっすぐさ、大切な人達を大切にしようと言葉や行動で示すところ、本当にクロウカード編の時から変わらなくて素敵ですね。一生そんなさくらちゃんでいてね。

  • さくらちゃんは最初から最後まで可愛い!!
    周りのもそんなさくらちゃんが大好きなんだな。

  • 20240610読了。
    やーっと読めました、最終巻!!!ちゃんと伏線も回収されて、面白かった!クリアカードは出てくる過程がちょっと複雑だから、もう一回最初から読み直したい気持ちになりました。さくらちゃんのウェディングドレス姿は私も見たい。完結おめでとうございます!

  • 面白い

  • 次こそ最終巻な感じで引っ張り続けての16巻。
    まず分厚さに驚きました。
    そりゃ長くなるよ。
    そして最後まで読んでやっと安心。
    無事に平和に終わった……!
    よかった!
    クリアカード編は最初から最後まで常に妙な緊張感というか緊迫感があって全く安心できなかったので。
    CLAMP先生だからやりかねないしなとも思っていたし。
    でも『なかよし』だから大丈夫な筈と信じてよかった。
    なお『レイアース』第一部はノーカウント。

    海渡さんを救うため、秋穂ちゃんの大切なものを救うための最終戦。
    まさしく総力戦でした。
    お兄ちゃんの力をここでも使うし、まさか某ご母堂まで参戦してくださるとは思いもせず。
    愛されております、さくらちゃん。
    最後の『固着』やカードの合体は劇場版2を思い出しました。
    全員の協力で何とか戻ってきた海渡さん。
    瞳が優しい感じになっているし、ある意味主役カップルよりもいい感じになっていたので、これまでの緊迫感やら悪役ムーブを許せた気がします。
    本当に今まで彼にどれだけ引っ掻き回されたことか。
    取り敢えず、今は体を休めて、そして末永くお幸せに。

    「みんなの味方にはなれないから、自分が大切だと思える人たちと一緒に進みたい」というさくらちゃんの決断、自分たちの日常生活でも大事にしたい価値観かもしれないなと思いました。
    結局手の届く範囲、見渡せる範囲は限られている。
    さくらちゃんは広そうですし、無意識に広げてそうですけど。
    そこを敢えて大切な人たちのためにここだと線を引く。
    勇気のいる行動だけれど、必要なことだとも思う。
    誰だって全てにいい顔できないし、全てに好かれることは不可能なのだから。

  • 皆が幸せになってくれて良かった。
    さくらちゃんの「ぜったい大丈夫だよ」は、今までもそうだったけど、これからのどんな苦難にも打ち勝てるんだろうな、て思うと、とても素敵な言葉だなと思った。

  • これはきょう読まなきゃと……さくらちゃんお誕生日おめでとう、完結おめでとうございます。

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