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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784065351451

作品紹介・あらすじ

日本SF作家クラブ企画!
あなたの心に眠る〈少女〉へ贈る、SF小説アンソロジー。
世代を超えて集結した豪華・少女小説作家たちが、少女小説とSFの可能性を解き放つ!

〈収録作品〉
新井素子「この日、あたしは」
パーソナルAIとの共生が浸透した未来。地震で母を亡くした「あたし」に生まれた願いとはーー

皆川ゆか「ぼくの好きな貌(かお)」
人面犬に殺された妹と、人面瘡に蝕まれる姉。双子の姉妹に訪れた破滅(カタストロフ)の真相が明かされるーー

ひかわ玲子「わたしと「わたし」」
人がみな双子で生まれ出ずる惑星に、ひとりきりで生まれてしまった少女の運命はーー

若木未生「ロストグリーン」
天才作曲家の少年と彼を支える編曲家。ふたりの前に鎮魂歌の作曲を求める青年が現れたーー

津守時生「守護するもの」
戦禍の果てに家族を失った少年は青年となり、美貌の相棒とともに宇宙へ賞金稼ぎに繰り出すーー

榎木洋子「あなたのお家はどこ?」
開発初期の地球型惑星に暮らす少女は、家出という名の小さくて大きな冒険へと旅立ったーー

雪乃紗衣「一つ星」
目を醒ますと少女の首には奇妙な頸輪があった。氷とオーロラの世界を歩むガール・ミーツ・ボーイの行方はーー

紅玉いづき「とりかえばやのかぐや姫」
竹から生まれた美しい男と、帝の地位についた少女。私たちの知らない古代の異類婚姻譚(ファーストコンタクト)が物語られるーー

辻村七子「或る恋人達の話」
全身機械化手術が普及した革命後のフランスで、『ナポレオン法典EX』が愛し合うふたりの男を阻むーー

嵯峨景子「コラム 少女小説とSFの交点」
少女小説家たちが手がけたSFの歴史、コバルト文庫以降の少女小説とSFの交点を辿るーー

みんなの感想まとめ

多様な世界観とキャラクターが織りなす物語が魅力のこのアンソロジーは、少女小説とSFが交差する新たな可能性を探求しています。収録された作品は、著名な作家から初めて目にする作家まで幅広く、全てが書き下ろし...

感想・レビュー・書評

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  • コバルト文庫より続く
    少女小説の系譜
    そのアンソロジー

    先陣は、最近新装版が出た
    ◯くますけと一緒に の 新井素子さん
    ◯運命のタロット の 皆川ゆかさん
    ◯女戦士エフェラ&ジリオラ の ひかわ玲子さん
    ◯ハイスクール・オーラバスター の 若木未生さん
    ◯三千世界の鴉を殺し の 津守時生さん
    ◯龍と魔法使い の 榎木洋子さん
    ◯彩雲国物語 の 雪乃紗衣 さん
    ◯ミミズクと夜の王 の 紅玉いづきさん
    ◯宝石商リチャード氏の謎鑑定 の 辻

  • いい!こういうの、中学に入りたてくらいの自分に買ってあげたかった。今の私って何が読みたいんだろ?がよくわからなかったあの頃。大人でも子供でもない、教科書的な文学でもない、ラブ・モテ・キュンの乙女系でもない、根性・友情・バトルの男子向け冒険譚でもない。

    少女小説というジャンルを書く女性作家(ばかりかな?)のアンソロジー。名前を知っている大御所的な方から初見の作家さんまで9作品。テーマも世界設定も語彙も文体もさまざまで、でも、ちゃんと一定の空気がある。全てが書き下ろし作品なので、価値観やSF的なガジェット描写に古さがなく、ストレスなく読めるのもうれしいところ。

    それにしても、くすぐってきますね!いい大人が読んでもキュンとくるキャラクターやストーリー、惹き込まれる表現がてんこ盛り。針に糸を通すような爽快感がそれぞれあるのは流石!
    現役の少女だけでなく、かつて「少女小説」を愛した大人も懐かしく楽しめる本。解説コラムが歴史を踏まえた大人スタンスなので、むしろそちらがメインターゲットなのかも?

    いろんな世界を覗ける詰め合わせ。少女小説というふんわりした入口、SFというざっくりしたカテゴリの中にもこれだけ細やかなバリエーションがある。
    ネットが普及している今では、好きなものに出逢うチャンスは昔よりずっと多いのかもしれないけど、現代のガールズも楽しんでくれたらいい。好きな世界観、関係性、文体を選んでハマっておくれよ。

  • シニアになってから読む少女小説

    知ってる作家は新井素子だけだった

    「一つ星」雪乃紗衣
    には泣きそうだったし考えさせられた

    「とりかえばやのかぐや姫」
    紅玉いづきには目が眩む思いした

    これからも少女小説から
    目が離せない

  • SFカーニバルに行った際見つけて買った本。少女小説というものに縁が無い読書人生だったのですが、SFは好きなので読んでみました。
    収録されている短編は必ずしも「少女」が主人公というわけではなく、ジェンダーを扱ったものから、異星における戦争を描いたもの、少し先の未来を舞台とした青春ものと、なかなか幅広いです。
    というかおそらく本アンソロジーでやろうとしていることは、できる限り違う方向性の物語を集めることで、少女小説というジャンルがどれだけ豊かなジャンルなのかを示したい、ということなのだと思いました。
    その試みは成功しており、書き手の嗜好が違えば得意とするジャンルも違うため、読み応えは各短編でだいぶ異なります。さらにはそこにSFの想像力を加味することで、少女が持つ世界へのまなざし、世界を理解しようとする姿勢、逆境に立ち向かう姿を見せようという、センス・オブ・ワンダーの精神が乗っていると感じました。
    その精神を特にストレートな形で発揮しているのは、榎木洋子『あなたのお家はどこ?』。アバターを使い星間の通信教育を受けている少女が相棒のAIとともに家出をして心の成長を遂げるという、本アンソロジーにおけるお手本のようなお話。いま見えているものは自分の認識の内に留まるものであり、他者と交信することで世界がより開けていく。近未来を舞台にし、少し先のテクノロジーを使うことで、端的にそのことを伝えています。

    一遍ごとの解説はかなり充実しており、巻末には少女小説の成り立ちと歴史が概説されていて、編者である嵯峨景子氏がこのアンソロジーに強い情熱を注いだことが伝わってきました。近年日本ではアンソロジーが地味にブーム(だと思ってるの)ですが、アンソロジーの面白さは短編ごとの出来以外にも、編者がどのような短編を、どのような順番で入れ、どう解説するか、という部分で変わってくると感じています。その点でこのアンソロジーは、「少女小説の面白さ・素晴らしさを伝えたい」というコンセプトが明確で、その情熱も正しく機能していると思いました。
    なお、本アンソロジーで私が一番好きだったのは紅玉いづき「とりかえばやのかぐや姫」です。『竹取物語』の主役と帝を男女逆転させるという『大奥』的な発想で日本最古のSF小説に新たな息吹を注いでいる名編です。性別を入れ替えることでふたりそれぞれが抱える苦悩や悲しさが切実さを増し、言葉の置き方が上手いため、ひとつひとつの文章が強く響いてきます。正直この短編は頭ひとつ抜けている気がします。読めて良かった。
    全体を通して見えてくるのは、どのように世界と接触するのか、そしてどのように自身の生き方を見出していくかという主人公たちの姿勢であり、SF的な想像力が物語に広がりを与えていました。少女とSFの交点となる良質なアンソロジーですのでおすすめです。
    あと、内容には関係ないのですが、星海社FICTIONSさんの本に付いてくるスピンってかわいくておしゃれだなーと思いました。

    • たけうちさん
      傘籤さん、おはようございます
      ここしばらく「こちらも読まれたのですか!」と驚き嬉しいブクログ歴をされていて、あわあわしております
      自分も『と...
      傘籤さん、おはようございます
      ここしばらく「こちらも読まれたのですか!」と驚き嬉しいブクログ歴をされていて、あわあわしております
      自分も『とりかえばやのかぐや姫』大好きです!
      かぐや姫って様々な異説が作られてきた作品ですが、少女小説とSF、という舞台に映えますよね
      主軸の二人は、実は昔から因縁があった、運命の相手だった、というシーンにも少女小説魂をひしひしと感じました
      あ、そしてスピンの可愛さも気になってました!
      2024/05/12
    • 傘籤さん
      たけうちさん、おはようございます。
      こちらの本、以前紹介してるのを見て気になってたので、SFカーニバルに行った際買いました。私が行った次の日...
      たけうちさん、おはようございます。
      こちらの本、以前紹介してるのを見て気になってたので、SFカーニバルに行った際買いました。私が行った次の日には本アンソロジーの執筆を担当した作家さんが集まってトークショーやサイン会をしていたらしく、そちらも行ってみたかったな〜と、読み終わったいまになって思います。
      『とりかえばやのかぐや姫』良かったですね!色んな作品がある中で一際胸打たれた作品です。そしてなるほど、少女小説って因縁とか運命が絡む関係性がよく出てくるんですね。確かにこのアンソロジーもそういう話が多かったので膝を打ちました。
      スピン可愛いですよね……星海社さんという名前にぴったりで。
      2024/05/12
  • どれもめちゃくちゃ読み応えあって面白かったです。
    すきな先生ばっかりで本当に嬉しかった。

    個人的に印象が強かったのはやっぱり『とりかえばやのかぐや姫』と『或る恋人達の話』。

    『とりかえばやの~』はかぐや姫はモチーフとしてもう使い尽くしたと思ってたから、こんな幻想的に読めるなんて思ってもみなかったです。大人のおとぎ話といった感じ。
    『或る恋人達の話』はもうゴリッゴリのSFでした。展開もオチも見事。そして痛烈に風刺が効いている。これぞSFといった体。

    世界を大きく変えて前提を作って、その中でも変わらないものを取り上げて見せるのがSFのいいところかなと思っていて。
    どの作品もそれが感じられてとても好きでした。

  • 「少女小説」と「SF」。新井素子を筆頭に、少女小説レーベル各世代で人気を集める作家達が書き下ろした、贅沢なアンソロジー。
    編者の嵯峨さんによる少女小説ガイドを最近読んだところだったので、今回集まった作家達の名前は大体知ってはいるものの、ほぼ初読み。自分の世代ではないのだが、世代ではなかったからこそいい機会だなと思い、手に取ってみた。
    まず、思春期に親しんだ新井素子さんの新作「この日、あたしは」が読めて胸熱。今ならではの題材だけど、懐かしい新井節健在で嬉しくなった。
    どの作品もバラエティに富んでおり、とにかく濃厚!なるほど、皆様様々なレーベルの看板を背負う方々なのだと、読みながら唸る。そんな力作揃いの本書でお気に入りだったのは、
    雪乃紗衣「一つ星」。過酷な氷原で出会う孤独な少女と少年のガールミーツボーイもの。流れが素晴らしくて何度も読み返した。
    辻村七子「或る恋人達の話」
    SF設定に歴史、ジェンダーも絡めた、トリにふさわしい展開!

    そして、嵯峨景子さんによるコラムもとても読みごたえあるものだった。私は全盛期コバルト時代のSF作品を好んで読んでいたが、どうして当時のコバルトにSF作家が登場していたかの理由がわかって、納得。また、隠れたコバルト名作SFと思っている大好きな作品にも触れており、とても嬉しかった!
    かつて読んだ少女小説SFを掘り起こしてみたくなったし、このアンソロジーで知ることとなった作家達の他の作品も是非読んでみたい。すごく意義のある、素晴らしいアンソロジーだと改めて思う。

  • 日本SF作家クラブ、嵯峨景子編『少女小説とSF』読了。母所蔵の新井素子からSFに入ったクチなので感慨深く読んだ。
    少女小説ブーム直撃ではないけれどまちがいなくその余波を浴びてきたのだなと。
    雪乃紗衣「一つ星」が雪上の極寒世界という極限状況で育まれる交流、関係性の妙味が"仕掛け"も含めて秀逸。

  • 紅玉いづき先生の書き下ろしがあると聞いて購入。とても面白かったです。企画してくださった偉い人が『もし売り上げが良かったらシリーズ化して続編を出したい』と呟いていたので、好きな作家さんがいる読者は是非購入して欲しい。シリーズ化をお待ちしています。

  • 少女漫画や少女小説って、SFというジャンルと隣り合わせの時代があったように、何とはなしに感じていました
    自分の読書遍歴においても、SFの入り口が何だったのかと言えば、コバルト文庫の新井素子さんの作品だったことが懐かしいです
    そんな、かつて“少女小説”というジャンルの中でSFを紡いでいた作家さんたちのアンソロジーが、この一冊です
    収録されている作家さんは、かつて愛読していた方、今でも読んでる方、初めて拝見する方もいらっしゃいましたが、どの作品もとても個性が強く、でも取っつきやすくて読みやすい、色とりどりの様々なSF…かつて“少女小説”のジャンルに浸りきってたものにとっては夢のような作品集でした
    また、少女小説のジャンルとSFの歴史や、各出版社毎のレーベルの特色を解説してくれるパートも良かったです
    かつてはSF、次第にファンタジーや中華風の世界観の作品が増えてきた流れとか、レーベルによっては男子を主人公に据えた“少女小説”を得意としていたとか、BLを独立したパッケージとして始める出版社もあったりなど、少女小説のジャンルから産まれて派生したブームが様々にあったことの歴史を解説してもらえるので、“少女小説”ってものを、かつて読んでいたけど、だんだん遠巻きに感じる程度になっていた人間には、改めてその変遷を知ることができ、勉強になります
    また、この本の序文では“少女小説”というものを、心に“少女”の感性を抱く人へ向けた作品としており、その客層として年齢や性別を定義付けてはいません
    だから、かつて少女小説を愛読していた人も、手を出せてなかった人も、これから小説ってもんを読んでみよう思っている人にも、色んな年代の色んな人におすすめしたいです
    一番手として収録されている新井素子さんの短編は、幼い頃に自分と居てくれた、かけがえのない存在の枕型のパーソナルAI、モフちゃんを思う女の子のお話でした
    つまりはぬいぐるみSFなんです、泣ける
    新井素子さんのぬいぐるみをテーマに置いた作品は、モダンホラーやエッセイなどでも絶品でしたが、“少女小説”というジャンルのしかもSFで! その新作が読めるなんて、感慨深いです
    少女の一人称小説、そしてその少女が抱いた決意と成長を真っ直ぐに感じる上質な“少女SF”でした

    収録されている作品で、他に好きなのは『とりかえばやのかぐや姫』です
    かぐや姫は月からの来訪者である、という部分のSF解釈上と“とりかえばや”つまり、男女逆転のかぐや姫、かぐやの尊と少女帝の物語で、少女帝の人物像が素晴らしく惹かれる作品でした 上質な恋愛ものでもあって大満足です



    あと、こちらはちょっとした小咄で、この書籍のレビューとは逸脱した内容なのですが、ぬいぐるみSFを読んだ記念で記入しておきます


    自分のうちにはかつて、遊び相手になってくれるぬいぐるみの友人チームがいました
    ネズミのねず、カエルのかる、恐竜のぺーぺー、という3匹組です
    そこへもし、ある方の幼馴染みの“ロバのロバン”が遊びに来てくれたら? と想像してみた話です

    【ろばのロバン、旅に出る】

    ろばのロバンは賢くたくましい冒険者のろばでした
    今日も冒険にでかけます
    冒険において大切な事とはなんでしょうか?
    そう、事前準備です

    ロバンははるか遠くの地に旅立つことを望んでいました
    それにはまず、路金を確保しなければ
    お友だちのネズミのねずに相談をしました
    ねずは長野県坂城町で“ねずみだいこん”の大農場を経営する、ねずみのお坊っちゃんでした

    辛くて美味しいねずみだいこんを、ロバンとねずは各地の道の駅の直産販売所やおそばやさん、うどんやさんに直接訪ねたり、通信販売をしたりで、たくさん販売しました
    そしてロバンの冒険ためのクラウドファンディングの募集も行いました

    資金の確保ができました
    次は冒険の“つばさ“の準備です
    ロバンは天才科学者のカエルのかる博士に相談をしました
    かる博士と協力して、ねずも手伝ってくれて、トンテンカンテン……立派なのりものができました

    長い旅路に出かけても安心の安全設計
    道中や出かけた先でも美味しいご飯が食べられる多機能キッチン
    高度な通信機能も完備し、テレビ電話も付いています
    マンガやゲームなんかのアーカイブデータもたくさん乗せました

    あとは燃料を手に入れるだけです
    暴れん坊で有名な恐竜のぺーぺーは、口から放射線ビームが出てくるゴジラ一族の末裔でした
    ねずとかるはいつものようにぺーぺーを怒らせて、ビームを発射させて、放射線ビームエネルギータンクに充電をしました

    旅の準備ができました
    ロバンは宇宙に飛び立ちます
    ロバンはたくましい冒険家、しかし宇宙に出かけるのははじめてです
    でも、ロバンにはどうしてもたどり着きたい場所がありました
    宇宙の漆黒の闇と星の海を抜けた、遠い遠い惑星、それがロバンの目的地でした

    その惑星は、宇宙開拓士のきつねくんが暮らしている星でした
    ロバンときつねくんは幼馴染みです
    ロバンはきつねくんに会いたくて、冒険をして来たのです

    遠い遠い地球とこの惑星で、テレビ電話でお話ししながら、たくさんごはんを食べました
    ロバンがおみやげに持ってきたのは、おしぼりだいこんのうどん、きつねうどん、かもなんばんそばでした
    (実はこれ、クラウドファンディングの宣伝でもあるんですよ)
    地球では、きつねうどんが好きなねず、かもなんばんそばのお肉ばかり食べたがるぺーぺー、おしぼりだいこんのうどんに使う搾り汁器の新しい機械を発明するかるが大騒ぎで食べながら、ロバンたちに手を振ります

    きつねくんとロバンは、きつねうどんをもぐもぐたべて
    かもなんばんそばをつるつるむしゃむしゃたべて
    おしぼりだいこんのうどんもたべて、辛くてちょっと泣いちゃったそうです
    ロバンはニコニコ笑いながら、ふたりの涙をふきました
    ふたりはこれからもいっしょです
    めでたし、めでたし

    • 傘籤さん
      ロバンの小咄だー!前にちょろっとコメントで言ってたのをまさか書いてくれるとは……。頬が緩んでしまう素敵なお話でした。誰か―、これ絵本にしてー...
      ロバンの小咄だー!前にちょろっとコメントで言ってたのをまさか書いてくれるとは……。頬が緩んでしまう素敵なお話でした。誰か―、これ絵本にしてー!ねずはやり手のお坊ちゃんだったんですね~。かる博士もありがとう……完璧な設計です。ぺーぺーはちょっとトラブルメーカー?的なところがあり可愛い笑
      さんにんの関係性も垣間見えて楽しく、宇宙にきつねにかも南蛮と要素要素が綺麗につながった俺得なお話でした。素敵なお話をありがとうございました。ロバンときつねはきっとさんにんにすごく感謝していると思います。
      2024/04/19
    • たけうちさん
      傘籤さん、こちらでもおはようございます
      読んで頂けて嬉しいです、そして良かった…
      自分はねずとかるとぺーぺーのキャラ立ては分かってるんですが...
      傘籤さん、こちらでもおはようございます
      読んで頂けて嬉しいです、そして良かった…
      自分はねずとかるとぺーぺーのキャラ立ては分かってるんですが、ロバンさんのことは想像するしかなかったので…優しくて勇敢、コミュ力が高くてわりと食いしん坊、きつねくんにはお兄さんのように接する、というイメージでまとめてみました
      うちのねずたちも、愛でて下さって嬉しいですし、またロバンさんと遊んで欲しいです
      俺得と思って頂けたとは、一番の誉め言葉です!
      そうですよね、形にしたい…というか、noteの絵巻画家のあの方をどうにか口説いて描いてもらえないかな~なんて妄想していたんです
      他の話も思い付けたら、プレゼンしてみましょうか
      2024/04/19
  • 「あなたのお家はどこ?」が一番のお気に入り。
    可愛らしさと小さな冒険。繊細な少女期の心理を感じた。

  • 紅玉いづき とりかえばやのかぐや姫 が面白かった
    著者のラインナップが流石のひとことしかない!
    どの話も楽しめたし、選者の一編ずつについていた解説も読み応えがある

  • めっちゃいい!!!!
    少女小説なので、読んでる側としてもめちゃめちゃ楽しいし、SFだけど、それほど難しくもないから分かりやすいし!!
    これは楽しい!!短編だから読みやすいしな!!
    『守護するもの』めっちゃよかった

  • 3.7くらい?
    まあまあ。

    裏表紙に作者とあらすじが載ってるのがわかりやすかった。

  • アンソロジー。
    まずラインナップが良い。最高に。
    私の青春時代を彩った作者たちの掌編。
    わくわくしながら次々と読み進める。
    幸せな時間。感謝。
    ファンタジーとSFが好きだった(今も好きだけれど、昔ほどの集中力を注げない。何事にも)少女時代の私がよみがえった。
    いいね。
    また新作を、新シリーズを、読みたいな。

  • 懐かしい名前だー!わー初めて読む人だー!とうきうきしながら読みました。ロストグリーン、一つ星、とりかえばやのかぐや姫が好きでした。

  • 何とも贅沢なアンソロジー。少女小説のSFの限りなき広大さを思い知り、確かにこれは居場所を希求する物語たちだと息を飲む。
    何よりも嵯峨景子による解説とコラムで、このアンソロジーは一体を為し形作られていると実感した。
    収録作家は、新井素子、皆川ゆか、ひかわ玲子、若木未生、津守時生、榎木洋子、雪乃紗衣、紅玉いづき、辻村七子。
    一人を除いて読んだことのある作家ばかり。それぞれの個性が光り、巻末のコメントに嬉しくなります。
    そして初めて接する作家の作品に一番惹かれました。これぞアンソロジーの醍醐味。

  • 雪乃さん目当てに手に取った本。

    SFではないものの、腐女子として目覚めかけた中学生時代にコバルトやティーンズハートにハマっていた頃に見かけた名前を見て、懐かしさが蘇る。

    計9人の短編集のうち、中でも「守護するもの/津守時生」がよかった。
    私の好み直撃のブロマンス!
    『三千世界の鴉を殺し』も読もう。

    また「とりかえばやのかぐやひめ/紅玉いづき」も面白かった。
    名前は聞いたことありつつも読んだことがなかったので、『ミミズクと夜の王』も読んでみよう。

    やっぱり私の原点は少女小説、少女漫画なのだと実感した。

    ✍追記
    少女小説らしく、青色リボンに白文字の栞がかわいくて少女心をくすぐられる。

  • 「少女小説とSF」というくくりではあるけれど、作家さんによってかなり方向性も雰囲気も異なる短編がそれぞれ収録されていて、読み応えがありました。こうして読むと自分は昔からSFと少女小説を読んできたのだなと思いましたね。なじみやすかったので。
    とくに個人的に好きだと思った作品は『わたしと「わたし」』、『あなたのお家はどこ?』、『とりかえばやのかぐや姫』です。

  • タイトル通りの、9人の作家さんによるアンソロジー。文体や語り方が懐かしかったし、でも今の年齢になったからこそ強く願ったり胸が痛んだりすることもあって、すごく良い読書だったなあ。
    SFって現実から離れた設定で現実との差分を作りながら、でもこれって現実でもそうだよね、私たちに決して無関係じゃないよね、って非現実のこととして終わらせないのも好きな理由なんだけど、そういう好きが詰まっていた!

    どれも印象深かったけど、好きだったのはキャラクターが好きだった紅玉いづきさんの「とりかえばやのかぐや姫」と、あとは辻村七子さんの「或る恋人達の話」かなあ。
    元々辻村先生のファンでこの本の発売を知ったのだけど、「或る恋人達の話」はSFとして描くことで現実を風刺しているのが、心の中で自分が持っていることを言語化してもらえたようで、でも自戒もさせられたようですごく刺さった。
    コラムで編者の嵯峨景子さんがこの話に対して「○○(ネタバレに尽き伏字)であったふたりの受苦の姿は、私たちがときに甘く、ときに哀しい物語として繋がりを消費することに鋭く警告を発してみせる。」と書いていたの、納得させられる言葉だったなあ。

  • どれも楽しかったー。
    私は彩雲国がめちゃくちゃ好きなのだけど、彩雲国のキャラとかストーリー以前に、雪乃先生の装飾過多気味な文章が、好き。

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著者プロフィール

1979年札幌生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。フリーライター・書評家として活動しつつ、明治学院大学や愛知淑徳大学でもポピュラーカルチャー論や書評の授業を担当する。著書に『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』(彩流社、2016)、『氷室冴子とその時代 増補版』(河出書房新社、2023)、『少女小説を知るための100冊』(星海社新書、2023)など。編著に『大人だって読みたい!少女小説ガイド』(時事通信出版局、2020)、『これからも読みたい!もっと少女小説ガイド』(時事通信出版局、2024)、『少女小説とSF』(星海社、2024)などがある。

「2025年 『ライトノベル雑誌・少女小説雑誌目次集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

嵯峨景子の作品

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