迷子手帳

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  • 講談社 (2024年5月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784065355473

作品紹介・あらすじ

いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。
「いつもインコを肩にのせている神秘的な少年」になろう、と考えたのだ。ぎゃー。何なんだ、それ。よせ。やめろ。でも、夢見る私はもう止まらない。ピーコちゃんを肩にのせて、おそるおそる玄関のドアを開けてみた。(本書より)
「北海道新聞」好評連載ほか、人気歌人の最新エッセイ全57篇。

みんなの感想まとめ

心温まるエッセイが詰まった本書は、昭和の懐かしさを感じさせる内容で、読者を笑顔にさせる魅力にあふれています。著者のユーモア溢れる視点や、愛らしい奥様とのエピソードが織り交ぜられ、ほのぼのとした雰囲気を...

感想・レビュー・書評

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  • サイン本です。
    先日、地元で行われた講座のあとのサイン会で私の名前入りのサイン(と似顔絵のスタンプ)をいただきました。
    ありがとうございます。


    主に北海道新聞に載せたエッセイをまとめたものだそうです。
    昭和感の濃いエッセイが多かったように思います。
    インベーダーゲーム。
    コンバースのスニーカー。
    チョコミント味のアイス。


    そして相変わらず可愛い奥さんの登場。
    講座後の懇親会の二次会で、穂村さんの横の席に座ることができて「奥さん可愛らしい方ですね」と言ったら「僕は可愛く書くのが上手なの」と言われてしまい「そうですね、お上手ですね」という訳にもいかず、何を言っていいかわからなくなり「猫、飼っていらっしゃるんですよね」「ひるね」とか言ってごまかしました。


    本には関係ないですけど、懇親会ではツーショット写真を撮っていただきました。
    私は穂村さんより、数歳年下なんですが、穂村さんの方が若々しく、素敵な笑顔で映ってらっしゃいました。

    • まことさん
      ひろさん、おはようございます♪

      私は、全然カッコよくないいですよ。
      今まで、採用された短歌は3首で、ある程度量をこなせば誰でも採用さ...
      ひろさん、おはようございます♪

      私は、全然カッコよくないいですよ。
      今まで、採用された短歌は3首で、ある程度量をこなせば誰でも採用される程度だし。始めてそろそろ1年半ですが、もうすでに枯れてきています。
      これからは、少し本気でやってみて(読書量を減らして、短歌の時間を増やそうと思っています)ダメだったら、ちょっと考えなくちゃと思います。

      私より、着実に図書館司書の資格をとられたひろさんの方が数倍カッコいいですよ。でもよかったら短歌もやってみてくださいね!
      始めたら教えてください(*^^*)。
      2024/08/07
    • ひろさん
      まことさん、おはようございます♪
      子どもの入院(ただの抜歯です)付き添いでなかなかお返事できず( >_< )
      私、まことさんが詠まれたお母さ...
      まことさん、おはようございます♪
      子どもの入院(ただの抜歯です)付き添いでなかなかお返事できず( >_< )
      私、まことさんが詠まれたお母さんの歌、好きです(,,ᵕᴗᵕ,,)︎♡
      こういう想いが伝わってくる歌が作れたらなって思います。
      でも、そうかぁ、採用されてもまだまだ道のりは長いのですね!!
      はい(*^^*)短歌を始めるときにはお伝えします♪
      2024/08/08
    • まことさん
      ひろさん、おはようございます♪

      お子さんの入院、抜歯でも、やっぱり入院は準備をしたり、周りに人がいたりして、いろいろ大変だと思います。...
      ひろさん、おはようございます♪

      お子さんの入院、抜歯でも、やっぱり入院は準備をしたり、周りに人がいたりして、いろいろ大変だと思います。そんな中コメントありがとうございます。

      母の歌が好きだとおっしゃってくださり、嬉しいです。
      ひろさんなら、きっと素敵な歌ができそうな気がします♪
      2024/08/08
  • 以前読んだ『蛸足ノート』が良かったので、読んでみました。『蛸足ノート』の続きでいいのかな?
    クスッと笑えるものから、私も一緒です、穂村さんという話もあり、今回も面白かったです。

    特に好きな話。
    倒れないドミノ  
    これはわたしも同じことようなことをやってしまい、反省したことを思い出しました。この中に出てくる詩がとてもいい。

    タイムトリップ体験 四十年ぶりの「再会」
    こういう奇跡的な話好き。

    星の呪縛 誰だかわからない知り合い
    どっちが好きか問題
    この三つの話は私も同じ。

    愛の計測  
    老夫婦の短歌にジーンときた。

    或る夜の出来事
    こんなこと本当に起きるんだ、とびっくり。

    カレー嫌いの人々
    「密かに力を合わせてハヤシライスを支援しているのだ」が笑える。

    最近仕事が忙しくて心も身体もボロボロ。
    疲れ切っている。そんな時にこういう笑えて、心温まる話を読んで少し元気を貰えました。ほっこりしました。

  • 迷子手帳、はて?
    この一冊があれば、貴方もきっと迷子になれる、と言う。
    本の装丁は可愛らしい。
    本の角のまるみと、猫ちゃんのまんまるな目が、この本は安心して迷子になれますよ、と、誘っているようだ。
    どの頁をめくっても、面白い。
    繊細でやさしく、自意識過剰な穂村さんが可笑しい。
    穂村さんと奥様とのエピソードは、ほのぼのしすぎて、もはやファンタジーめいている。
    奥様は第一声目が、唐突で、それでも、お話を聴いていくと、彼女なりの論理があって、まるで、難解な短歌のようだと思った。



    お知らせです。

    NHKラジオ『ほむほむのふむふむ』で私の投稿した短歌が紹介されました。

    〈DEATHのつく鼠の餌を床に置く心苦しさとうに忘れて〉

    ほむほむの「ほんとに忘れていたらこんな短歌作らない」とのコメントにハッとさせられました。

    ほむほむ、ありがとうございました!



    それにしても、約二十年前『世界音痴』を「歌人さんって変〜」(←失礼)と、くすくす笑いながら読んでたのに、こうやって、自分の作った短歌を、その本人に読んでもらえるなんて、未来は本当にわからない。

    • 5552さん
      まことさん、お祝いコメントありがとうございます!
      葱の短歌のことを覚えていてくださっているのですね。ありがとうございます。
      まことさんと同じ...
      まことさん、お祝いコメントありがとうございます!
      葱の短歌のことを覚えていてくださっているのですね。ありがとうございます。
      まことさんと同じく、私も、鼠やコバエ、ゴキブリなんかがいなくなると、スッキリします。でも、そのあと罪悪感が…。優しいというより、加害者になりたくない、というエゴだと思うんですけどね。
      山形の講座のときはメッセージを伝えていただき感謝しています。
      今回の『ほむほむのふむふむ』は、8月以降に収録したっぽいので、たぶん、山形講座のあとだと思います。
      ペンネームを覚えてくださっている状態で投稿するというのも、なかなか気が引き締まりますね。
      2024/09/03
    • 5552さん
      111108さん、お祝いコメントありがとうございます!
      短歌の初句って歌手の第一声、小説の冒頭文みたいなものだと思うので、重要。それを、ぐい...
      111108さん、お祝いコメントありがとうございます!
      短歌の初句って歌手の第一声、小説の冒頭文みたいなものだと思うので、重要。それを、ぐいっと引き込まれた、と書いてくださり、とても嬉しいです。
      英語表記なので、非現実的なーというのも、納得です。
      ちょっとカッコつけすぎたか、とも思ったので良かったです。(商品名はカタカナ表記。)
      今回の『ほむほむのふむふむ』のゲストは歌人の石川美南さん、お声が心地よかったですよ!
      2024/09/03
    • 5552さん
      ひろさん、お祝いコメントありがとうございます!
      「DEATHがつく鼠の餌」印象的との言葉、嬉しいです。
      実際の商品名ではなく、私の勘違いだっ...
      ひろさん、お祝いコメントありがとうございます!
      「DEATHがつく鼠の餌」印象的との言葉、嬉しいです。
      実際の商品名ではなく、私の勘違いだったのですが、考えると怖いな、と思います。
      鼠の「害」と考えるのは、こっちの都合で、鼠たちはただ、生きてるだけなのにな、と、モヤモヤしますね。
      あ、そうですね。「情景」+「心情」の短歌の基本の型になってますね。気づきませんでした。
      こうやって、感想いただくのは、発見があって面白いです。

      2024/09/03
  • ホッコリ穗村ワールド全開。

    歌人て…どんだけ、鋭い感性なんだ!

    短編エッセイ満載で、コーヒーブレイクに調度よかった。

    奥さまも感性が素敵過ぎ!!

    人生に疲れてる方、フッと肩の力が抜け自然体にリセットできる本書、オススメです。


  • 穂村さんの楽しいエッセイ
    いつも思うが、ほんとに楽しい
    思わず笑ってしまう
    今日はカレーにしようと思う

  • 「迷子手帳はいつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。」
    と書かれていたので、方向音痴な自分にちょうど良いなぁと思って手に取った。
    安定の面白さにほっこり。
    こども時代のヘタレなエピソードが出てくると笑いながらも、忘却の彼方に葬り去ったはずの自分の黒歴史がよみがえってきて恥ずかしくなるけど、黒歴史があるのはどうやら自分だけではないみたいだなと謎に安心する 笑

    「猫を前にすると可愛い以外の言葉が溶けてしまう。可愛いしか云えない馬鹿になる」に激しく同意。

    猫ってどうしてあんなに可愛いんだろう。


  • 本の名前について、「迷子でもあり続ける人のための手帳」だそうです。オレンジの効いた装丁が可愛い。『蛸足ノート』デザイン担当の大倉真一郎さんとのこと。
    北海道新聞で連載中のエッセイなどをまとめたもので、エッセイとテーマにまつわる短歌が掲載されている。
    皆が知っていて自分が知らないことへの驚きと戸惑い、先取り不安で挙動不審になる様子に応援したくなる。
    妻との仲の良さと個性的なエピソードが多く、賞味期限の話や、クイズのような会話、組み立て式家具の組み立て役、怖がる対象の違い、ご両親や友人との交流、そして猫の話にほっこりする。
    「さまざまな偶然によって他人の運命と関わってゆく。そこに生きることの怖さと素晴らしさ、つまりは凄さを感じる」穂村さんにこれからもついていきたい。

    夜更かしの人がどこかにいることが救いだという夜更かしの人(穂村弘)

    • Manideさん
      アプリというか、ネットで検索すると、ツールに辿り着きます(^^)
      アプリというか、ネットで検索すると、ツールに辿り着きます(^^)
      2024/09/06
    • ☆ベルガモット☆さん
      おおお、面白いかぶりっこメーカーみつけました♫
      着せ替えが楽しいですね~
      別のSNSのアイコンで活用しようと思いまーす。
      おおお、面白いかぶりっこメーカーみつけました♫
      着せ替えが楽しいですね~
      別のSNSのアイコンで活用しようと思いまーす。
      2024/09/06
    • Manideさん
      ブクログもやっちゃってくださいよ。
      なおなおさん、戻ってきた時、喜びそう。
      ブクログもやっちゃってくださいよ。
      なおなおさん、戻ってきた時、喜びそう。
      2024/09/06
  • 「夫婦の会話」が一番好きだったな。あと猫ちゃんのお話が多いところと、紹介される短歌も良かった!穂村さんの文章も好きだけど、奥さんのエピソードも好き。

  • 人気歌人であり、エッセイストである穂村弘のエッセイ集。ときに笑わせてくれ、ときに驚き、そしてときにしんみりできるエッセイの数々。俺は以前、著者の『世界音痴』を読んだことがあるが、さらにパワーアップしていると感じた。

    ブク友のまことが、このエッセイに頻繁に登場する著者の奥様のキャラクターがかわいらしいと言ってたと思うが、俺もその意見に激しく同意する。行動が純粋無垢な感じで面白い。

    夏に参加した山形文学講座で著者は「短歌とエッセイは出口が違います」という内容のことを言っていた。出口というのは起承転結の「結」かなあと思う。エッセイには必ずこの「結」がある。著者のエッセイは、この「結」にいたるまでの考察が深いような気がした。

    著者の言う「迷子」というのは、考えることの大切さを言っているのかもしれない。

    • 張飛さん
      ☆ベルガモット☆、聴いてくれてありがとう!

      元気がもらえる、と言ってもらえて嬉しいぜ!ほむほむにも、講評してもらえて嬉しくて何度も再生した...
      ☆ベルガモット☆、聴いてくれてありがとう!

      元気がもらえる、と言ってもらえて嬉しいぜ!ほむほむにも、講評してもらえて嬉しくて何度も再生したよ!句またがりにも触れてくれてありがとう!ぴったり57577にするために、苦労したぜ!

      ☆ベルガモット☆も、気にいった短歌ができたらほむほむのふむふむにも、よければ投稿してみてくれ!
      2025/02/07
    • まことさん
      張飛さん、皆さん、こんにちは♪

      ラジオ聴きました。
      最近、通院他で忙しく、自分の時間がなかなかとれず、張飛さんの投稿歌だけにしておこうか、...
      張飛さん、皆さん、こんにちは♪

      ラジオ聴きました。
      最近、通院他で忙しく、自分の時間がなかなかとれず、張飛さんの投稿歌だけにしておこうか、と思いましたが、最初から最後まで全部聴いてしまいました。
      ほむほむの、紹介していた与謝野晶子や、北原白秋の歌、聖子ちゃんの「瑠璃色の地球」なども愉しくて、毎月一回なら、聴きのがし配信で、毎月聴こうかなと思いました。
      張飛さんの歌は、二人目に紹介されていましたね。
      ほむほむも、箱根の駅伝観てらっしゃるのですね!
      観てない人にはわからない歌ですよね。
      「短歌の韻律で聴くと魅力的」また「一回あそこで観たい」ともおっしゃられていましたね。
      アナウンサーの方も「胸が熱くなる」とおっしゃっていましたね。
      愉しんで聴くことができました。
      ありがとうございます!
      2025/02/07
    • 張飛さん
      まこと、通院などで忙しいなか聴いてくれてありがとう!

      俺の短歌とほむほむの講評も楽しんで聴いてもらえたようで良かった!「瑠璃色の地球」は今...
      まこと、通院などで忙しいなか聴いてくれてありがとう!

      俺の短歌とほむほむの講評も楽しんで聴いてもらえたようで良かった!「瑠璃色の地球」は今まで俺はあまり聴いたことなかったけど、歌詞もメロディーも凄く良くて短歌と同じように何回も聴いたよ!

      そういえば最近読んだ雑誌によると、ラジオは1925年に始まったから今年で100周年らしい。(第一声は「あーあー、聞こえますか?」)
      毎月のほむほむのふむふむをこれからも楽しみに聴こうと思う!
      2025/02/07
  • <穂村弘の迷子手帳>目が覚めたら 夢の街 懐かしい時間:北海道新聞デジタル(会員限定記事2023年11月4日)
    https://www.hokkaido-np.co.jp/article/936178/

    『迷子手帳』(穂村 弘)|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000389281

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      歌人穂村弘さん 「人はどこかで迷子感を味わっている」 北海道新聞エッセーを一冊に<会いたい 聞きたい>:北海道新聞デジタル(会員限定記事20...
      歌人穂村弘さん 「人はどこかで迷子感を味わっている」 北海道新聞エッセーを一冊に<会いたい 聞きたい>:北海道新聞デジタル(会員限定記事2024年6月2日)
      https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1018324/
      2024/06/05
  • みんなが易々と行っていることを、いつまでもうまく出来ない。打ちひしがれつつ、うまくやれてる(はずの)人のことが知りたくて読書したりする。すると案外、世の中とうまくフィットできない人が出てきてほっとする。
    極め付きはこの本だ。なんといっても「いつまでも迷子であり続ける人のための手帳」なのだから。本書では、思っていたとのは違ったり思い通りにいかない世界が、魅力的にみえてしまう。迷い道も素敵でしょうと呼びかけてくれているようだ。
    惑わない人に憧れつつも、多分このまま迷い続ける我々に寄り添ってくれるお守りのような本である。

  • 穂村先生のエッセイにはいつも助けられている。豊かな気持ちを取り戻せられるのだ。
    と言うよりはかつて、豊かだったであろう気持ちを。では、今は心が荒んでいるのかというと読み終わった直後なのでそうは定義付けはできないのだ。読む前と読み終わった後となぜにこんなにも「気持ちの豊かさ」を話題にしたがるのか自分に問うてみる。そこは主観なので何ということもない感覚だけれど、やはり堂々巡りで豊かになった気がする。
    『一冊の本の裏表紙撫で回したくなる梅雨明けの雷』お粗末様でした。

    それにしても、声に出して笑ってしまう子猫の『可愛い!』『可愛い!』『可愛い!』『可愛い!』   
    馬鹿になるのが自分だけじゃなくてよかったというところでした。

  • 北海道新聞の連載を中心に、2017~2024年ごろに書かれたエッセイをまとめた1冊。

    ほむらさんと奥様の日常のちょっとしたやり取りがとてもすてきです。
    奥様の言動は、言葉のプロであるほむらさんの意表を突いていて、そのことにほむらさんがいつでも新鮮に驚いている感じが伝わってくるのです。
    こんな人と一緒に暮らしたら、毎日ときめいてしまうかも。
    なんだかほむらさんがうらやましくなってしまいました。

    クスッと笑ってしまうエッセイが多い中、特に印象に残ったのは「倒れないドミノ」。
    引用されていた詩、そしてほむらさんの「本当の賢さとは、強さとは、優しさのことなのだ」という一言に胸を打たれました。
    人間の心の中にはさみしさだけでしか埋められない隙間があるのではないか、と書かれている「さみしいものが見たくなる」にも共感。
    ほむらさんのアンテナの鋭さと文章のやわらかさが好きだなぁと思いつつ本を閉じたのでした。

  • めっちゃ読んでてたのしい本だった〜
    短歌作家の穂村さんのエッセイ集。
    クスッと笑える日常が、穂村さんの感性で書かれしてて、他の本も読んでみたくなった!
    『未知の体験の定番』、『飛び方を教えた夢」って章がユーモアたっぷりでおもしろかった!
    ところどころに素敵な短歌も引用されてて、短歌の魅力も気づけちゃう本
    穂村弘ファンになりそう

  • 穂村さんのいとこという人に年に一度会う機会がある。親しくはないので個人的に話をすることはないのだが、先日たまたまこの本を見せて穂村さんのファンであることと、新刊が出たら必ず読んでいることを伝えることができた。とても喜ばれた。そして親戚といえども新刊を送るってことはしないのだということもうっすらわかった。
    今作もやはりよかった。お父様亡くなられたのですね。

  • 『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』などに掲載されていたものを纏めたエッセイ集。

    なんといっても角がない本に驚き。
    直角部分がまあるくカットされていてそれだけでほんわかした。
    カバーフィルムを見ると図書館の方の努力の跡がうかがえる。

    中身も緩くて穏やか。
    記念日を覚えるのが苦手で妻の誕生月が来るとすぐに「おめでとう」を言う穂村さん。
    いやいやそれはダメダメでしょ。
    カレンダーかスマホにでもメモして当日言いましょう。

    思わず笑っちゃうものから少ししんみりするものまで盛りだくさん。

    肩の力を抜いて楽しめる人間味溢れるエッセイ集。

  • 最早安心安全安定の穂村さんのエッセイ。

  • 装丁が可愛い。
    ほむほむも年をとって、随分丸くなった気がする。昔はもっととんがっていたけど。
    妻とのやりとりにほのぼのする。
    愛とは「瞬間的なピークの高さではなく、最低ラインをどれだけ高くかつ良く維持できたか」(P110)と書いてある。パーっと激しく燃え上がって一気に冷めてしまう愛もあるけど、ほむほむ夫妻は高さを長く維持することに成功しているんだな。羨ましい。

  • 北海道新聞で読める人、素直に羨ましい。

    前作で読んだ岸本さんのエッセイとリンクする内容も多く(同年代だから?、いや好きな人は同期するんだ)
    2倍お得感を感じたりして。

    奥さんが良く登場する、ほのぼの愛妻家ですね。

  • 穂村弘さんのエッセイは今年お正月に初めて読んで
    笑いました。はまりました。
    今回もです。

    主に北海道新聞に連載されていたもの。
    彼は北海道大学にいたことがあります(中退・上智大へ)。
    その前、2歳まで北海道にいたんですね。
    けど今回、北海道で「屯田兵の曾祖父」に再会!
    これ本当の話。
    なんてドラマティック。

    ただ全体に奇抜な事件でなく
    なんとなく日常にあるようなこと
    それが穂村さんのエッセイに描かれると
    ああ、そうかーと。
    新しい考え方とか感情とか。
    さすが歌人なんだなあ。

    私の澱んだ心のなかに
    澄んだ物が流れてくる感じです。

    角丸になっているのはなんでかな。
    調べたら私の手帳もそうでした。
    この本が手帳だから?

    その分コストがかかるのでは?
    それができるのは穂村さんが人気作家だからなのでしょう。

    終わりごろに猫を飼い始めたので
    読者に猫ファンが増えるかもしれません。
    逆に離れる人もいるかも。

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著者プロフィール

1962年生まれ。短歌をはじめとして、エッセイ、評論、絵本、翻訳などを手がける。『シンジケート』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『水中翼船炎上中』『世界音痴』『蛸足ノート』『短歌の友人』『短歌ください』等著書多数。伊藤整文学賞、講談社エッセイ賞、若山牧水賞他を受賞。

「2026年 『百人一首バトル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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