- 本 ・マンガ (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065357569
作品紹介・あらすじ
アフツァックに突如現れた巨大な精霊。
しかもこの精霊、強制的に人の支配下に置くことができる、
現代では存在すら許されていない呪具「使役の輪」が装着されていた。
巨大精霊に無闇に危害を加えれば宗教問題に発展する可能性もあり
中央図書館はどう対処するか、決めあぐねていた。
しかしその間、未知の巨大精霊を前に街は大混乱に…。
感想・レビュー・書評
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既刊8巻一気読みした後、2巡復習
これはめちゃ面白い!
世界の”司法”的な位置にある図書館をめぐるストーリー。
ユヴァル・ノア・ハラリのホモサピエンス全史的な世界観というか、
よくできた設定だが、どこかでこの部族はあの民族では?と思ってしまう設定で、
本書自体が書内に出てくる、黒の書や問題を起こす偽書や
マリカドの雰囲気を感じさせるところが
これまた楽しい。
特に黒の書、ハラルト・シュテュンプケの『鼻行類』を思い出した。
いいねぇ。
原作『風のカフナ』という設定も非常に面白いし、
原作者ソフィ=シュイム、主人公のシオと同期のカフナ
非常にウェルメイドされててたまらん。
「表現の解放という言葉もどうなのかねぇ
制限のない解放された意思表明ができる世界
それが豊かで幸福に溢れた社会のように皆使うが
不愉快だよ
縛りのない
思想や見解が飛び交う世界は
自由は歯を食いしばりながら享受するもので
皆はこの不愉快を受け止める度量があるのかね
自分の不愉快は認めてもらうが相手の
不愉快は認めないは許されない
自由は引き出しに入れて出し入れしてはいかんのだから」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母の味方~姑を黙らせる今日の献立20選! 本筋に入って なかなかややこしいことになってきたというところでしょうか。絵の素晴らしさと、時々ある間の抜けた場面が楽しいのですが。もう少し早く続巻が出ると嬉しいかな
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とんでもない事になった!
1回読んだだけでは、理解不能。
しっかり読み込まなくては!! -
最近読んでいるコミックの中で続きを楽しみにしている作品です
・ジャンルは、タイトルそのまま異世界ビブリオファンタジーです。パッと見て気になる表紙の”圕”ですが、実際にある漢字です。一文字で「図書館」を意味し、音読みは”サイ”。JIS漢字コード第4水準という超レアな分類の漢字の為、日本語変換では出てこない。。。
・ストーリは王道の少年冒険&成長ものです。幼い頃に〇〇さんに出会って影響を受ける⇒僕も××になるんだ!⇒旅に出る⇒無事××見習いになる&〇〇さんと再会⇒色々な人と知り合う&周りとぶつかりあいながら関係構築&成長開始⇒敵が徐々に登場&きな臭い情勢が起き始める(★今ココ)という、これからどんどん面白くなって行くぞ~と思う内容です
・本作の特徴として作画の緻密さ、主人公や周りの人物が結構熱い性格なことが挙げられますが、私が好きなのは舞台となる世界が本当にあるかのように演出を凝らしている点です。作中、各地の民族/文化/史跡/自然の観光案内ページが差し込まれていますし、表紙の「原作「風のカフナ」、著 ソフィ=シュイム、訳 濵田泰斗」も全て架空の本&人ですが「その世界の人が書いた本を翻訳したものなんですよ~」というイメージを持たせています -
いっきに読んだのでここで感想。現実逃避先に。
勉強も大事だが、体力ある者が最後に立っているのは本当そうだなと思う。日本の図書館もこのくらい権威があればなあ。 -
突然、街に現れた巨大な精霊! …って、進●の巨人みたい…… その精霊に立ち向かう為に守護室が出動!カッコいいー!
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人が多くなってややこしくなってきた。
猫ちゃん版のケルベロスみたいなのがかわいい。
外国の物語にはよくニガヨモギがでてくる気がするけど、何かの隠喩なんだろうか? -
世界観の細かい設定がとても好き。想像が膨らむ。
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誰かの人生の師匠と呼ばれるような老人になれるかなぁ♪
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