- 講談社 (2024年6月26日発売)
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感想 : 37件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784065359341
作品紹介・あらすじ
【待望の「八雲」新シリーズ、ついに開幕!】
八雲が、晴香が、帰ってきた!
「君にも、視えるのか」
新たな相棒は、かつての自分だった。
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両眼の赤い男との戦いから4年。
明政大学の助教となった斉藤八雲は、「記憶」を失い「幻覚」に苛まれる男子学生・深水蘇芳に出会う。
彼はなぜ「記憶」を失っているのか。見ているものは「幻覚」なのか、それとも――。
八雲は迷える蘇芳と共に、幽霊によって引き起こされた連続不審死事件の調査に挑む。
現場に残された「次の被害者」の名前、事故物件の謎、近づいてくる少年の幽霊。
全てがつながったとき、切なくもおぞましい呪いが、明らかになる!
果たして、八雲は初めての弟子を光のもとに導くことができるのか?
心霊探偵の新たな物語が今、始まる。
★★★★★
読んで育った“八雲チルドレン”の若手作家たちから、応援コメント続々!
「中学時代に同級生たちとこぞって読んでいたシリーズに新たな歴史が刻まれる。こんなに嬉しいことはありません!」
阿津川辰海
「子供の頃から、一番身近だった非日常。あるかもしれない世界への扉がほしくて、鏡を覗いて瞳が赤くなっていないかと確かめていました。」
斜線堂有紀
「役者は揃った。おかえり、八雲先生! 絶望も希望もまだまだ続いていく。八雲たちの成長が嬉しく、頼もしい新章開幕。」
芦花公園
★★★★★
そして、オリジナル八雲シリーズも
完全改稿版にて講談社文庫から堂々刊行スタート!
みんなの感想まとめ
心霊探偵として新たな物語が始まる本作は、前シリーズから数年後の舞台で、成長したキャラクターたちの姿が描かれています。八雲と晴香の関係性が深まり、以前よりも素直な一面が見られることが微笑ましく、心温まる...
感想・レビュー・書評
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心霊探偵八雲シリーズが、新章突入。
前シリーズから数年後が舞台で、八雲も晴香も元気な姿を見せてくれている。
前シリーズから時間が経ち、経験が積み重なったことで成長したキャラは、前シリーズとだいぶ印象が違ったりしたし、前にそのポジションにいたキャラが交代していたり、関係性が変わっていたりと、そうした部分でも時間の流れを感じた。
八雲は、晴香に対する愛情を前よりもしっかり表に出すようになっているのも、微笑ましい。
晴香に素直に謝るし、隠しきれない本心を吐露したりもしている。
八雲にとっての晴香が、どんなに大切で、かけがえのない人なのかが、伝わってくる。
しかし、本シリーズは「心霊探偵八雲」というタイトルでよかったのだろうか?というのは、疑問が残る。
というのも今回のシリーズはどうやら八雲と大学生の蘇芳の2人が主人公のようだからだ。
蘇芳は八雲のように探偵役となるわけではないが、抱えている過去に八雲と似た部分を抱えている。
八雲自身の推理力は衰えていないのだが、本作品には数学分野における天才・御子柴教授や、蘇芳の大学の同期?でもある首席の心音の存在もあり、2人の前では八雲の鋭さがぼやけてしまった。
八雲が蘇芳のメンター的な存在になっていけるのか?蘇芳を導ける力を八雲がつけることが、課題のようだが…ダブル主演にするならばいっそ、蘇芳が主人公の新シリーズとして始めたほうが、すっきりしたのではないか?とも、おもう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結構シリーズのメンバーが幅広く登場していました。当たり前のように御子柴先生出てきてますしね。そして、新しい主軸となっていくであろう蘇芳。御子柴と八雲の講義を聞くようなポジショニングの大学生。小さい時に何かがあったらしく記憶がない。おじさんに引き取られている。しかし、幻覚だと思っていたものがどうやら自分には見える幽霊(この世ならざるもの)であることや、昔の自分を知っているらしい美女、同級生で主席の心音と出会う。いろいろな経験を経て周りともかかわるようになった八雲は蘇芳の面倒を見始める。といった流れで、始めは色々なところで起こる怪異を解いていくのですが、少しずつ収束して一つの大きな流れになります。でも、蘇芳の小さい時に起こったことなど大きな謎を残し、次が楽しみな流れで終わります。八雲と晴香が普通に(まだまだデレとまではいかないけど)仲良く過ごしているのを読める日がくるなんて!もっと二人の幸せシーンを書いて欲しいなぁ。
久しぶりに読むと、大学の部室に住んでいるオカルト専門って、ホーンテッド・キャンパスの黒沼部長と同じなんだなぁ。住人の性格は全く違うけどね。
いじめやグロ目の表現あり、中学校以上向け。 -
生意気さは残しつつ、大人になったなぁと感慨深い。晴香も頼もしくなってしっかり八雲を支えてる感じが良かった。シリーズ全作読んでからもちろん読んでほしい。
正直新章を読み始めるのって個人的に結構勇気がいると思う。完璧なラストだったからこそそれを再開する不安もあるけど、やっぱりこのシリーズ大好きなので嬉しかった。
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ラスボス設定をどうするか?
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読み始めたらきっと追いかけることになるだろうなと思いながらついつい読んでしまった。
やはり面白いし読み易い。
多少脱線する言い合いが多い気もするが嫌な感じはない。
旧シリーズを読んでないのでどうかと思ったが、本シリーズは是非追っかけようと思う。 -
八雲が助教になってからの新シリーズ。面白かったけど、登場人物の言動にたまにイラっとしてしまった。
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無駄に怪しく書かれている感覚はあるが、割と心音さんの性格好き。思わせぶり過ぎるのはあれだけど、はっきりと意思を持っていて即行動に移れるところとか。
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新シリーズ開始。大学生の蘇芳には中学校以前の記憶がなく、そして幻覚に悩まされていた。しかしそれは幻覚ではなく、死者の魂。同じ能力を持つ助教の斉藤八雲と出会い、蘇芳は自らの過去に向き合う決意を固める。
蘇芳の人物設定が、まんま八雲と被っている印象です。だからこそ八雲が彼のために心を砕くさまにぐっと来ました。八雲、相変わらずの毒舌もあるけれど(まあこれがなければ楽しくないかも?)、人間としてはかなりとげとげしさが減った印象でほっとします。彼の周りの面々も相変わらずで嬉しいし、新キャラも楽しそうで期待大。
呪いによるものと思われる連続不審死事件など、ミステリとしての謎解きも歯ごたえ抜群です。多角的に情報を集め謎を解きほぐしていくさまは見事。悲しい事件でありながら、すこしほっとさせられるところもありました。そして蘇芳の過去に関わる謎は、まだこれから徐々に解かれていくのでしょうか。 -
主要人物たちの成長と根っこの変わらない部分を楽しみつつ、新たな登場人物が出てきたことでいろんな謎がでてきたので続きが楽しみ。
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心音が謎すぎる。
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特別編だけのコラボだと思ってたら、八雲が御子柴教授の助教授になったなんて……。いつものメンバーも一緒にカムバックで嬉しい。
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913/カ/
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このシリーズの新刊が出たと聞いて
大歓喜しました!!
八雲と晴香の2人が大好きで、また会えてとっても
嬉しいです、続きが早く出て欲しい!
これまでのシリーズと比べてまだ
内容が明るい、気がする!笑 -
角川文庫の『心霊探偵八雲』『確率捜査官 御子柴岳人』シリーズの大ファンです。
『心霊探偵八雲1~12』の後日譚、『新 心霊探偵八雲』は、発売日に購入したもの何ヶ月も読めませんでした。
「今までの八雲シリーズの世界感が壊れてしまったらどうしよう」そんな不安がありました。
でも、読み出したら、「あっ」という間に読み終えてしまいました。面白かったし、少し怖いし、八雲くんも御子柴先生も同じ印象のままで成長していた!!
懐かしい仲間に久しぶりに会えた気持ちです。読んで、良かった!続きを読みたい!! -
面白かったです
この前のシリーズで出てきた登場人物のオンパレード、警察関係者はあまり出てきてないけど、前の事件から数年後の今回は良かった
中でも石井さんがかなり成長していたのは驚きだったし、後藤さんは職業を替えても性格は変わらなくてちょっと安心。
八雲は大人になったな、って思うけど、前シリーズの時ほどキレがないな、て感じ。バディのおかげなのかな?
新しいキャラクターの蘇芳くん、この物語の中でなかなかの成長ぶりだったけど、若いからか切り替えが早いな、と思った
あと、新キャラの心音、まだ何か隠してるような気がしてならない。最初はこの子が犯人かと勘繰ってたが...
この後どんな展開が楽しみです。 -
前作があることを知らずに読んだけれどなんとか理解できて読めました。
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