受験天才列伝ーー日本の受験はどこから来てどこへ行くのか (星海社新書)
- 星海社 (2024年12月18日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784065360309
作品紹介・あらすじ
「受験」でこそ輝く知性、それが「受験天才」だ!
「ペーパーテスト一発勝負」という閉じた世界で頭角を現す「受験天才」たち。幼少期から天才性を発揮するかと思えば、学歴を過度に誇り、なかには学歴で他者を判断することを厭わない者もいた。彼らの一癖も二癖もある破天荒な生態に迫り、新しい受験史を描くのが本書である。受験天才はどのような意味で「制度の落とし子」なのか、明治のはじまりから辿り直し、少子化が進む令和の受験の最前線までをキャッチアップ! 過熱するとも冷却するとも、あるいはエンタメ化・スポーツ化するとも言われる「日本の受験」は、これからどこへ向かうのか。そして日本人にとって受験とは何か。新進気鋭の受験評論家、渾身の書き下ろし。
*本書目次
はじめに
特別巻頭インタビュー 「学歴の暴力」xじゅそうけん
学歴最強、だけど学歴に縛られない! 現在進行形の「受験天才」アイドルはいま何を考えているか!?
第一章 日本初の受験天才は誰なのか(戦前の受験天才)
第二章 受験天才は日本の発展を支えたか(戦後の受験天才)
第三章 変わる教育と変わらない受験天才たち
特別鼎談 宇佐美典也x西岡壱誠xじゅそうけん
『受験はワンダーランドなのか、ディストピアなのか』
おわりに
みんなの感想まとめ
受験の世界に光を当てる本書は、個々の「受験天才」の生態やその背景を通じて、日本の受験制度の歴史と未来を探求しています。著者は、戦前から現代までの受験天才たちを取り上げ、彼らの成功や苦悩を描き出しながら...
感想・レビュー・書評
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タイトルから、有名進学塾や予備校のトップ、入試の首席など、受験で際立った成績をあげた人物について、当時やその後を紹介するのかな、と思っていたが、肩透かしに合う。登場する受験天才は、巷ですでに流布されている人々であり、著者自身の調べによる新たな人物はいなかった。最近では個人情報の保護があり、調査の難しさがありやむを得ないのだろう。本書でも紹介されている長尾健太郎さんは、その傑出した優秀さには驚かされた覚えがある。日能研での全国模試で、ダントツの1位で、2位に30点以上の点差をつけていた。彼は開成に進み、数学オリンピックで3年連続金メダルという快挙を達成、数学者としての才能を惜しまれながら難病で30代で早逝した。本書には登場しなかったが、灘高始まって以来の天才、岡田康志さん。高2で全国模試トップ、高3では全科目1位だったらしい。また、共通テスト史上初めて900点満点を取った日比谷高生がいたらしい。天才が必ずしも人生の成功者とは限らないが、その生い立ちや生き方を知りたかった。
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現在中学3年生の娘を持つ親として、「大学入試は全く違うゲームになりつつある」という言葉が印象的だった。
受験の最新事情と、国外の受験事情も勉強になりました。
4年後の本番に向けて、情報をアップデートしていこうと思います。
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大学全入時代になったら、どうなってしまうのか。
それを考えさせられる。 -
受験そのものへの興味・熱意が感じられる一冊だった。
そもそも受験の成り立ちから入り、戦前・戦後の受験の天才を紹介、現代とこれからについても触れている。
太宰や三島由紀夫、現代なら鳩山邦夫や片山さつきなど,エピソードも満載。
とにかく受験が好きなのだろう。
文体は読みやすいが、受験の良い点に目を向けている。 -
ジュンク堂で見つけて、面白そうと手に取った。
受験でペーパーテスト組が減る中、それを潜り抜けてきた天才達のエピソードを昭和と平成以降に分けて紹介してくれ、興味深く読んだ。
冒頭の学歴の暴力との対談、西岡さんや宇佐美さんとの対談もそれぞれリアルな話を聞くことができたと思う。 -
<目次>
特別巻頭インタビュー 「学歴の暴力」✕じゅそうけん
第1章 日本初の受験天才は誰なのか(戦前の受験天才)
第2章 受験天災は日本の発展を支えたか(戦後の受験天才)
第3章 変わる教育と変わらない受験天才たち
特別鼎談 宇佐美典哉✕西岡壱誠✕じゅそうけん
<内容>
第3章の現在の受験の様子はなかなか的確でコンパクト。高校生にはわかりにくいが、大人側が現在の状況を知りたいときには重宝かも?第1章も知らない話が多く、もっと掘り下げてほしかった。 -
内容が薄めな分、暇つぶしにさくっと読めた。
筆者が受験天才を何故魅力的に感じるかということについてあとがきで触れられているが、最後まで本気で戦った元プレーヤーである自分としても、同じ感覚だなと思った。
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