山の学校 キツネのとしょいいん (わくわくライブラリー)

  • 講談社 (2024年11月20日発売)
4.21
  • (24)
  • (25)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 259
感想 : 22
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784065360583

作品紹介・あらすじ

としょいいんは、かし出しカードについているバーコードを、ピッとよみとります。

ある日キツネの子が、その、ことりの声みたいな「ピッ」をやってみたいとやってきて……



山のふもとの全校生徒18人のえのき小学校のししょのかえでさんと子どもたちとキツネのリン君の心温まるお話。

高橋和枝さんのかわいい挿絵がすべての見開きに入っています。


*小学校初級から(1年生からひとりで読める)


<レビューから>

・とってもステキでかわいらしいお話。窓から耳だけ、手だけだしている絵のたくみさ、そしてちゃんと手足をふいてもらって中に入るところの丁寧さ、子どもたち、先生たちの心豊かさにしびれました! 最後の流れに大満足。高橋さんのイラストの素晴らしさといったら!

・絵本から童話に移行する子どもたちにとってもオススメ。図書館を使う子どもたちが「わかる! わかる!」と情景を浮かべられる内容。

・読み聞かせをしてあげたい本に出会う事ができた。

・心が温かくなる。かえでさんのように優しい司書になりたい。

・この秋、図書館の人気をひとり占めしそう。各館1冊では争奪戦必至ですね。

・読みやすい分量ながら、続きはどうなるんだろう? と思わせる展開。読書の入り口に立った小学生の子に、絵本から本格的な活字のよみものへの橋渡しとして手渡したくなる。この本が多くの子の読書の扉を開いてくれますように。

・図書委員になりたい子の中には、結構な割合で「ピッ」てしたいのが理由…という子が居ますよ。このキツネちゃんはピッの音が小鳥に似ているからなんて! そんな事、考えたことなかったよ。

・図書館の魅力が存分に。みんな図書館に行きたくなるだろうなと思う。

・子どもたちとリンくんが再会したとき、それぞれの図書館で勉強したことを教え合えることが出来たらとても楽しい時間になるでしょう。

・小学校低学年に。読みやすくて、本や図書室にも親しみがもてる良書。大人が読んでも癒されます。続編もあるといいな。

・司書さんも、図書委員の子もかわいくステキ。優しい気持ちにしてくれる。

・穏やかで温かさに満ちていて素敵。絵もかわいく癒された。短い中にも出会いと別れがあって、でもこれからも仲良しで続いていくんだなと思わせる。

・あるべき姿に戻っていくところがよかった。

・やさしさとあたたかさが絵柄にも文章にも。ただかわいい、やさしい気持ちになる、というだけではなく、豊かなつながりが絆を生み、いい循環を生み出していくことを教えてくれる。

みんなの感想まとめ

心温まる物語が展開されるこの作品では、学校図書館を舞台に、司書のかえでさんと小さなキツネのリンくんの交流が描かれています。リンくんは、図書館での「ピッ」という音に魅了され、バーコードを読み取ることを体...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 葦原かもさんの童話ですね。
    絵は、高橋和枝さん。

     えのき小学校は、深い山のふもとにあります。
     子どもたちは、一年生から六年生まであわせて、十八人しかいません。
     としょかんは、教室のあるこうしゃと、わたりろうかでつながった、小さなたてものです。
     学校としょかんしょのかえでさんが、いつもとしょかんを、きもちよくつかうるようにしています。
     そんなある日、キツネの子どもが、やってきました。
     かえでさんとキツネの子どもの、としょかんをめぐる、こころ温まるお話です。

     キツネの子どもは、学校中の子どもたちと、先生たちから、よろこんで、迎え入れられました。
     可愛らしいお話に、高橋和枝さんの絵が、ぴったりとほのぼのした雰囲気を醸し出しています。
     この本を読んで子どもたちが、ますます本好きになると良いですね(=^・^=)

  • 山の中に全校児童20人足らずの小さな学校がありました。ある日学校図書館にリンという名のきつねの子がやってきます。リンはバーコードでピッっていうのをやりたいと司書のかえでさんに頼みます。ピッが、突然いなくなってしまった友だちのことりちゃんの鳴き声に似ていると言うのです。ピッを上手にできたリンにかえでさんは、明日図書委員をやらないかと提案します。次の日から、図書館は大賑わい。だって、きつねの子が図書委員をやっているんですもの。
    ことりちゃんがいなくなった理由は何だったんでしょうね。
    リンとかえでさんと山の小学校のほのぼのするお話です。

  • 学校司書のかえでさんとキツネのリンくんの優しいお話。
    小学校低学年向けの短いお話ながら作り込まれていて、気づいたら読み終わっていた。

    以下あらすじ。
    学校司書のかえでさんは、ある日窓の方から聞こえる声に振り向くと、小さなキツネの子・リンくんがいた。
    リンくんは、本のバーコードを読み取るピッピッという音が気になるのでやってみたいと懇願。かえでさんはリンくんの願いを叶えるため、校長にお願いをし図書委員をやってもらうことに!

    リンくんは当たり前のようにお話するのだが、かえでさんの反応を見るに他の動物は話さないみたい。
    そんな不思議な現象にも動じず、周囲の人間はリンくんを受け入れるあたたかい世界。
    実際にバーコードを読み込んではしゃぐリンくんの気持ちはすごくわかる…!テンション上がるよね。
    余韻が残る最後も相まって、素敵な読書体験をさせてもらいました。

  • 2年。森の中の小学校の図書館に現れたキツネのリンは、なかよしのことりさんのようなピッピをしたくて司書のかえでさんにとしょいいんにしてもらうことに。
    描写が丁寧で、優しい物語と自然を味わえる展開がとても素敵。子どもたちの憧れのピッピがもっと素敵になるお話。

  • リンくんがなんとも可愛らしい…!図書館でバーコードをピッてするお仕事、子どもたちもやりたい子多いよね。司書さんも先生も生徒たちも、そしてリンくんたちキツネの親子も、お互いのことを考えて丁寧に接しているのが素敵な世界だなぁと思った。

  • キツネのリンくんが、かわいかった。
    オオルリが、きれいだった。
    かえでさんが、やさしかった。

    この本の、絵がかわいかったです(๑>◡<๑)。

  • きつねの子が山の小学校で図書委員をする話。きつねの子を受け入れる図書の先生や楽しみに待つ生徒達等、山の麓の優しく穏やかな空気が作品全体を包んでいる。もしかしたら、あり得そうというファンタジー感もいい。
    前編に挿し絵が入れられており、作品の可愛く優しい雰囲気を倍増している。
    低学年向き。

  • 2年生くらいから。きつねの子が山にある学校で図書委員をするとってもかわいいお話。
    きつねと司書や図書委員とのやりとりがほんわかするし、きつねの悩みを図書館にある本で解決するのもいい。山がきつねの図書館というのがすてきだった。

  • 小4娘と読んだ。

    とにかく、かわいい!!
    子ぎつねのリンくんは図書室のバーコードリーダーに興味津々。
    単にやってみたいだけと言う理由ではなく、いなくなってしまったお友達のことりちゃんの鳴き声に似ているからと。
    それもかわいすぎる!

    司書のかえでさんや学校の子供達と触れ合う中で、ことりちゃんを思い出して泣いてしまうシーンは不覚にも泣きそうになってしまった。
    渡り鳥のことりちゃんがまた春になったら戻ってくるとわかり、それで一安心、物語もおしまいかと思いきや、まさかの子ぎつねとの別れ。

    子ぎつねはきつねとして、山で生きていく術を学ばなければならない。
    子供の絵本としては別れは悲しいものであるが、それもかえでさんの素直で前向きな捉え方にただ悲しい別れではなく、心が温まるような終わり方で良かった。

    イラストの子ぎつねも、バーコードリーダーを一生懸命操作する様子の描写も可愛くて、娘もとても気に入ってくれた。

  • 初委員会で図書委員になった9歳息子繋がり。
    山の学校の学校図書館の司書かえでさんの優しい人柄、元気で親切な子どもたち、キツネのリンくんの礼儀正しさ、高橋さんの愛らしい絵…どれをとっても心が洗われるような素敵さしかない。
    最後はちょっぴりせつないんだけど、リンくんのお母さんの言葉は最もで、心が通じ合っても住む世界はちがうという人間と動物それぞれの生きていく道にグッと深みを感じる。
    息子もリンくんと同じくバーコードリーダーの「ピッ、ピッ」が楽しいとのことw
    母はバーコードを読み取る学校図書の貸出方法の変化が新鮮。

  • 表紙の絵がかわいくて。うちの子らもかわいいかわいいと感激していた。こんな図書委員さんいたら、図書室に行列ができちゃうな〜かえでさんが優しいのもありがたい。お友だちは渡り鳥だったのね。リンくんが山に帰るのがまたいいな〜

  • 世の小学生の、図書委員になりたい理由の多くが「ピッてしたい」だもの。

  • とってもかわいいきつねのリンくん。
    学校図書館のバーコードリーダーの「ピッピッ」という音が聞きたくて、図書委員になります。
    司書のかえでさん、生徒たちとの交流の様子が穏やかで温かさに満ちていて素敵。
    絵もかわいらしくて、癒されました。
    短い中にも出会いと別れがあって、でもこれからも仲良しで続いていくんだなと思わせるストーリー。
    読み聞かせにも良さそうです。

  • 2026.04.16

  • サラッと読む。

  • とにかくキツネのリンがかわいいお話。お別れがきそうな予感がして…

  • お話と高橋和枝さんの絵がマッチしていて、相乗効果で心温まること間違い無しの1冊です。

  • 図書館でかしだしの「ピッ」てするの、あこがれている子は多い。その「ピッ」の音が、キツネのリンには友達の青い小鳥のなきごえにきこえた。

    リンのかなしみが、図書館にいるみんなや図書館でえたちしきによっていやされていくのを見て、あらためて図書館がもつかのうせいについて考えさせられた。

    しあわせとさみしさが調和したような、ふしぎな気持ちで本をとじた。

    「リンくん、わかったわ。山が、リンくんのとしょかんなのよ。山から、いろんなちしきを、いっぱいもらえるんだわ」P85

  • 学校司書のかえでさんが、図書室から外を見ていると、子どもの声がしました。キツネの子が「お願いがあります」と話しかけます。山の学校のみんなとキツネの子の心あたたまるおはなしです。(一般担当/キウイ)

  • 山の小学校にキツネの子どもがやって来て、図書委員になる話。
    バーコードリーダーはみんなやりたい、キツネの子どもだって同じこと。
    でもキツネの子どもにはちょっと違う理由もある。それはあの「ピッ、ピッ」という音が仲良しの小鳥の鳴き声ににているから。でもその小鳥はいなくなってしまって⋯。
    学校図書館のことだけでなく、渡り鳥の生態や山で生きる動物の生態等、低学年向きであだし、表紙も可愛いが、中々奥の深い題材も織り込まれていて読み応えがある話だった。

全21件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

葦原かも:神奈川県生まれ。東京学芸大学卒業。教育団体で編集の仕事にたずさわる。第54回講談社児童文学新人賞の佳作を受賞した『まよなかのぎゅうぎゅうネコ』 (講談社)でデビュー。その他の作品に「うみのとしょかん」シリーズ(講談社)『とどけ、サルハシ!』(小峰書店)がある。「にじゅうまる」同人。

「2023年 『どんなイチゴも、みんなかわいい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

葦原かもの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×