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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784065363027
作品紹介・あらすじ
死因を見つけ、無念を晴らせ!
僕は「医者」なんだから――。
乱歩賞作家渾身! 医療×警察ミステリーの傑作!
探偵と医師、共通項は真理のみを追い求める知性。探偵小説と医療小説、二つのジャンルが理想的な形で融合を果たした。――杉江松恋(書評家)
僅かな変化さえ見逃さない鑑別能力によって人間に横たわる善を照らす医師の姿に救われた思いだ。医師の奢りに挑戦し続ける新ジャンル医療ミステリーだ!――岡本 卓(医師)
何者かに腹部を刺された五十嵐夏帆が大阪の三品病院に緊急搬送された。懸命な治療の甲斐もあり、損傷した脾臓を温存したまま夏帆は一命をとりとめた――かに思えたが、術後あり得ない速さで容態が急変、命を落としてしまう。
死因は刺傷によるショック死、あるいは医療ミス、それとも――?
院長から死因の究明を命じられた内科医の家入陽太郎は、夏帆の事件を担当する大阪府警の刑事・成山有佳子の協力を得て調査を開始するが……。
感想・レビュー・書評
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鏑木蓮『見習医ワトソンの追究』講談社文庫。
ここ数日、珍しく仕事とプライベートが忙しく、なかなか読書が捗らなかった。
2023年に逝去された鏑木蓮の医療&警察ミステリー小説である。捻りに捻り過ぎたせいか、終盤のくどさが目立った。
プロローグに描かれる事件の迫真描写。和歌山に住む母親の五十嵐菜摘が大阪で一人暮らしをする娘の五十嵐夏帆と電話で会話していると電話の向こうでただならぬ事態が発生する。
何者かに腹部を刺された美容研究家の五十嵐夏帆が大阪の三品病院に緊急搬送された。犯人は夏帆と別れた夫の八杉弘文と思われたが、事件を担当する大阪府警の刑事・成山有佳子の夏帆への聴取で否定される。懸命な治療の甲斐もあり、損傷した脾臓を温存したまま夏帆は一命をとりとめたかに思えたが、術後あり得ない速さで容態が急変、命を落としてしまう。
死因は刺傷によるショック死だったのか、或いは医療ミスだったのか。院長から死因の究明を命じられた内科医の家入陽太郎は、成山有佳子の協力を得て調査を開始する。
本体価格900円
★★★★詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「見習医」 みならいい? ルビは 「けんしゅうい」
いや一文字ずつなら読みます?けどね
医者にしか気付けないこと、刑事だからこそわかること
楽しかった (^^♪
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