本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784065363591
作品紹介・あらすじ
あなたの短歌に胸を撃ち抜かれる準備はできている。人気歌人の思考回路を明かし、投稿者と腕を磨きあう。
全く新しい短歌エッセイ
入部希望殺到の好評連載、「群像短歌部」待望の単行本化!
選歌+講評+競作による
すごい一首の解体新書
短歌の詠み/読みの補助線を引く
短歌部発足にあたって
1.テーマを決めて短歌を募集。僕もみなさんと同じテーマで短歌をつくります。
2.採用歌のなにが「すごい」のかを言語化します。
3.僕の短歌の発想→推敲→完成までを詳細に記録します。
4.選者として、プレーヤーとして、腕を磨きながら投稿の場を楽しみます。
感想・レビュー・書評
-
短歌の入門にぴったりの一冊。
おぉ~。歌人である木下龍也さんの頭の中を覗かせてもらったような気分。
採用した短歌のどこがすごいのかという解説と、木下龍也さんの短歌を作る過程が書かれている。
普通に読みものとしておもしろかったし、短歌を読むのにも詠むのにも勉強にもなった。
うたの一つ一つをこんな風に解釈することができるんだなぁ。
言葉の選び方や効果的な使い方など、推敲の過程がうかがえて、短歌作りの参考にもなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現代短歌を、詠みたい/読みたい、と思ってる方におすすめ!
あるテーマを決めて短歌を募集し、その中から、歌人・木下龍也さんが「すごい」と思った短歌を講評。
木下龍也さんも同テーマで短歌を制作。
短歌を思いついたきっかけから、何度も推敲した短歌とその過程を惜しげもなく開陳。
詠む者/読む者としては、たいへんありがたい書物。
読者投稿の短歌の講評は、ときに1ページまるまる使っていることもあり、読み応えがある。講評された方も嬉しいだろうなと思う。
短歌の読み方がわからない、という方も、木下さんの補助線に従って読み進めれば、よさがわかってくるかもしれない。
推敲過程は、ふだん人目にさらされないものだから、こうやって見せていただけると、なるほどと参考になるともに、木下さんも人の子なんだ、と安心する。
そういえば、亡くなった歌人・笹井宏之さんも、12回だか17回だか、推敲していた、というのを聞いたことがある。
サッと書いた一筆書きに見えるうつくしい書でも、たくさんの習作が必要なように、やはり推敲は大事なのだ。
読むのも読むのも、一首について、かなり練り込まれており、木下さんに比べたらわたしなどは、何も考えてないのに等しいよな、と思ってしまうのが副作用。
プロの歌人の方では、青松輝さんがベテランちというYouTuberネーム?で、自作の解説を一首2、30分掛けて解説されていた。
そちらにも感銘を受けたので、ご興味のある方は是非。 -
歌人 木下さんの文芸誌で連載された参加型の短歌集。
たくさんの方々の短歌の中から、木下さんの心を射止めた歌が掲載されています。
それにしても、短歌とは、奥深い文学。
五七五七七 で必ずある必要もなく、
一字空け 倒置 比喩 などなど。
多彩な歌に感動しました。
木下さんが作る歌もまた一味違い、唸ってしまいます。
歌の詠み方も独特。
テーマに沿い、何首か作った後、
音の置き場、語順変え、
自分と読者の感覚の相違をなるべく少なくする為の言語化。
木下さんの短歌の作り方に驚きました。
勿論、色々な作り方があり、各々の詠む歌に正解や間違いなんてないのが好きなところ。
最後に、木下さんに射止めらた素敵な短歌の中から
私好みの歌を備忘録で残します。
〜もう会えない 母のLineに メッセージ
夢でも返事 待っているから〜
〜だんだんと君を嫌いになる理由は
やがてわたしが混ざっていくから〜
同郷の歌人、木下さんの短歌。
また触れていこうと思います。
-
ユニークな視点で、凝った短歌を詠まれる木下龍也さんの短歌本。
木下さんの短歌批評と、テーマ詠についてご自身がどのように捉え、どう推敲して作っているのかその過程まで伝えてくれる神本。
ふつう「読み物として面白いが何より短歌の勉強になる1冊でした。
愛萌さんが本著について書評も書いていました。
検索したら出てくるのでそちらもぜひ。 -
投稿者の作品のみずみずしさと感性に心惹かれました。
ああそんなところにも短歌の芽があったんだと、ため息ばかりつきながら読んでました。 -
OPACへのリンク:https://op.lib.kobe-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2002364228【推薦コメント:「短歌」と言えば堅いイメージもありますが、読者の目線に立ってくれる一冊だと思います。】
-
そんな解釈があったのかとハッとさせられた。視野が広いのか、感度が高いのか。
最後の一首が一番可愛かった。 -
ここまで評を深められたら、読まれた人も嬉しいだろう。テクニックだけじゃなく、背景を掘る技術がすばらしい
-
短歌作りたいと思ったよ
-
相変わらず創作全般の示唆に富む内容だった。
-
-
どのように考えて、言葉を選んでるのか分かるのは楽しい。
-
まさに推敲の流れをそのまま見せてくれています。思考回路、思考パターンが分かりやすく解説されていることに学びが深まります。日本語に角度をつけてみる。毎日、毎日、短歌を作りたいです。
-
友人から歌集を借りたものの、並んでいる歌の善し悪しが分からない。声に出して読みにくそうな字余りだがこんなのでいいのか?
「何となくこれが好き」というような読み方でもいいのだろうが、折角なら作者の意図も汲めるようになりたい…。と思った時にたまたま出会った。歌人の木下さんが、応募されたものから選んだ歌とその「すごさ」について解説してくれるもの。これこれ!こういうのが知りたかった!
各章では募集テーマに沿って応募された歌がならび、作者からのコメントも参考にしつつ、歌人の木下さんがそれらの「すごさ」について解説する。
一字空け、句読点、括弧
句切れの文字数でスピード感をコントロール
表記上のテクニックだけでも知らなかったことばかりだ。
さらに面白かったのはテーマに沿って詠んだ木下さんの歌の紹介と、初稿から最終稿に至るまでの推敲過程の解説のコーナーだ。
歌集ではあたかも「これがすっと出てきましたけど?」とでも言うかのように並んでいる。しかし最初の歌が出ずに悩み、出来てからも何回も推敲して今に至るんだ、と何だか安心した。
歌集を楽しむために読んだつもりだったが、少し自分でも詠んでみたくなった。 -
短歌にわか勢の私としては、歌人の思考の過程、推敲の過程を見せてもらえて、なるほどなぁと感心することばかりだった。寄せられた歌はどれも着眼点だったり、言葉選びだったり、音の響きだったり、非常に凝っていて、これが素人の作なのか?と思うほど。
短歌は思いも寄らない結びつきが面白いけど、なかなか自分では生み出せないのでもどかしい。 -
いい歌も、たくさんあった。
けれど、読み流してしまった。 -
テーマを決めて一般から応募した短歌を歌人・木下龍也が選評し、自信もその題に沿った作品を発表する。そこには推敲の過程も辿ることができる。
どういう点に着目して推敲するのか、脳みその道筋を少しだけ疑似体験できた気がしておもしろかった。 -
選出されている短歌は流石にどれもレベルが高いし、「気になるスキマ」や「ふわふわ」など各回のテーマも絶妙。そして、木下さんの飽くなきプレーヤー目線からの講評を同時に読むことでさらに深まるそれぞれの歌の味わい深さ。推敲から完成までの過程を読むのも楽しい。
-
12のテーマ詠。投稿作品がそもそもレベル高くて、解説も面白い。著者である木下さんの作歌の過程を見るのは楽しい。なるほどこうやって短歌というのは出来上がるのか。
-
「群れ」「気になるスキマ」「ふわふわ」など
12のテーマで
・読者の投稿した短歌 + 木下さんの書評
・木下さんの短歌 + 推敲の課程
を収録した短歌集。
それぞれの短歌だけでなく
それに対する木下さんの解釈が読めたり、
木下さんが短歌を読む道筋が知れたりして
短歌以外の部分も興味深く楽しめた。
短歌好きなら興味深い一冊だと思います。 -
背ラベル:911.16‐キ
著者プロフィール
木下龍也の作品
本棚登録 :
感想 :
