アンメット ーある脳外科医の日記ー(16) (モーニング KC)

  • 講談社 (2024年8月22日発売)
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  • 本 ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065363829

作品紹介・あらすじ

TVドラマ化で話題沸騰!!

日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。その患者の多くがなんらかの後遺症と闘っている。

交通事故で障害を負った子供を襲う、さらなる不運。
自身を事故の当事者だと信じて患者会の活動に傾倒する母親は必死になるあまり、次第に孤立していく。

一方でミヤビは、重度障害者である三瓶の兄がいる施設を訪れる。
そこで直面するのは、健常者が自然と持ち合わせてしまっている偏りと、それによる壁だった。

そして新センターオープンに向け動き出した丘陵セントラル病院には、新たな副院長兼脳外科部長が赴任してくる。

「遷延性意識障害」「尊厳」「術中破裂」のエピソードを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 辛い、辛い

    読んでいて、本当に辛い

    けれども面白い。

    自分がいつ被害者に加害者になるかなんて、わからない。

    病で、事故で絶望的な状況になっても
    三瓶先生やミヤビちゃん、星前先生や成増先生のような方がいる病院なら少しは救われる。
    病院嫌いの私でもそう思う


    圧倒的に救うことにこだわってきた
    その三瓶先生と、ミヤビちゃんの危機

    辛い。徹くんの最期は涙が止まらなかった。
    でも、ページを止めることをやめられない。

  • あんなに苦しんでいる三瓶先生は今まで読んできた中でなかった。

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著者プロフィール

第73回ちばてつや賞一般部門準大賞を受賞。代表作に『アイターン』(全4巻)。

「2023年 『アンメット ーある脳外科医の日記ー(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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