映画の切り札 ハリウッド映画編集の流儀 (星海社新書)

  • 講談社 (2024年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784065364758

作品紹介・あらすじ

マイケル・マン(『フェラーリ』『ヒート』等)など数多のハリウッド巨匠監督に鍛え抜かれた現役映画編集者による、知られざる映画編集の技術と実践のすべて

観るものすべての感情を揺さぶる映画の本質は「編集」にあった
映画は観る人の心を動かし、躍らせ、時として泣かせる映像体験を提供する。映画作品の善し悪しに大きく影響し、作品の未知なるポテンシャルを引き出す重要な役割を担うのが、映画の「編集」だ。配信による膨大な作品供給など映画の受容スタイルが劇的に変化しつつある今、映画という芸術をいかにして享受するかが改めて問われている。本書は、ハリウッド巨匠監督の右腕の編集者として鍛え抜かれてきた著者が、実力主義のハリウッド映画界で習熟した編集技術や哲学、実践経験をもとに“インビジブル・アート”(隠れた芸術)と呼ばれる映画の編集について詳らかにする。

*本書目次より
第1章 映画の黒幕はインビジブル
第2章 映画編集の知られざる魔術
第3章 映画が映し出すものの正体

映画作品が生まれ変わる10の「編集秘法」

編集は脚本から
編集が生んだラストシーン
編集で続けられる撮影
役者の呼吸
画は化けてこそ、映える
眼の解読力
シーンの流れで化けるドラマ
「見せない」見せ方で人を魅せる
沈黙はドラマ
音の見せ方、操り方

感想・レビュー・書評

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  • 編集がどれほど映画自体に影響があるのか、が細かくわかりました。
    すこ〜しだけドヤ感がありむずがゆくもなりましたが、自分の力でのし上がってつかんできたものなので誇張では無く、正しいアピールなのかなとは思います。
    日本の映画界も色々と変わってほしいなと思います。

  • そんなことまで編集者がやっているとは思っていなかった。映画の見方が変わるかも?!な一冊。映画好きはぜひ一読を!!

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