- 本 ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065365021
作品紹介・あらすじ
謎めいた「神話」が
IT企業を舞台によみがえる──
現代のカフカ的傑作!
そのYouTuberは「予言」する。
世界の危機を回避し、人類が進むべき方向を指し示すために。
かつて存在した「完璧な文章」を取り戻すために。
「この世界は、生きるに値するのだろうか?」
会社員からトップYouTuberに転身した元後輩の桜井君。またの名を、「YouTuberロボット」。
IT企業の幹部としてプロジェクトに忙殺される日々を送る「僕」の前に、再び彼が現れた──。
感想・レビュー・書評
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自分には難しかった
最初の方からつかみにくく
何回か戻って読み返してる内に挫折して しまいました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
むむうー。
私にはちょっと難しかった… -
「多頭獣の話」(上田岳弘)を読んだ。
読み終わって最初に思ったのが、
《新しい人類はもうすでに蠢き始めているんだな。こういうところで。》
ということ。
硬質で乾いていて少しひんやりして無機質な感じの文章と(私には)理解できそうにない深遠な主題。
カフカもカミュもサリンジャーも村上春樹もみんな上田岳弘の手のひらにいるかのように新しい神話が紡がれるのであった。 -
良い意味で、「キモチワルイ」作品。夢の中のような。よくわからない世界観だけど、現実世界もよくわからないからね。
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ページ数も多いし文字数も多く上田岳弘がちゃんと書いているのは分かるのだが、面白さが伝わらない。
家久来と桜井。
YouTubeロボットの過去の事件と空白の時間。
ん〜残念。 -
3部作の最終章と聞いた。前作「ico」よりは、少しわかったような気がするが、難解…
主人公 家久来さんの名前が普通じゃなく何回も出てくる。桜井さんに呼ばれる。
ローマ字表記した時の感じが桜井さんのこだわりらしいが、なんか意味があったのかなと思う。
今のところ、それくらいしか残ってない。
著者プロフィール
上田岳弘の作品





