猫奥(9) (モーニング KC)

  • 講談社 (2024年8月22日発売)
4.40
  • (4)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065365618

作品紹介・あらすじ

大奥の万事を取り仕切る実力者、御年寄の滝山。その上司、最高権力者である上臈御年寄の姉小路さま。
二人をつなぐのは姉小路さまの飼い猫、吉野ちゃんであった──。

だが滝山はいつのまにか猫嫌いキャラが定着し、飼い主の前で猫をかわいがることができないダブルバインド状態に悶々とする日々を送っていた。

それでも自ら嫌われ者を演じることで、組織の引き締めを図る滝山。だがそのストレスを癒してくれるのは吉野ちゃん。だが吉野ちゃんは上司の愛猫。ああどうすればいいどうしたら……。
依存症患者のようなループから滝山を救うのは、滝山を愛し尊敬する同輩や部下たちであった。だが彼女らのベースには「猫嫌い」という勘違いがあるわけで、滝山の悩みのサイクルはいっそう深くなるばかり。

……これはもう、どうなってしまうんでしょうね。だけど滝山はそれなりに楽しそうだから、これでいいのかもしれません。

かくして「モーニング」で今日も大好評連載中のゆるモフ大奥ショートコメディ、まだまだ続きます、第9巻刊行です!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 147冊目『猫奥 9』(山村東 著、2024年8月、講談社)
    相も変わらず猫と女中たちの大奥ライフが展開される。全く代わり映えはしないのだが、この温度感が心地よい。
    『ツレ猫 マルルとハチ』という漫画とのコラボ企画を読むことが出来るQRコード付き。比べると、山村女史の猫がいかに魅力的に描かれているのかがよくわかる。

    〈もしや 吉野は 滝山のことが 好きなのか?〉

  • 74ページが好きです

  • 潮干狩りで何が採れた?と聞かれて、「猫」と答える国芳師匠のところが1番笑った。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

2018年『フク』で第6回THE GATE大賞を受賞。その後、「モーニング」に読み切り『こまとちび』『おのぼり侍』を掲載。2020年1月より『猫奥』の連載をスタート。江戸と猫をこよなく愛する。

「2023年 『猫奥(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山村東の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×