呪文よ世界を覆せ(2) (KCデラックス)

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  • 講談社 (2024年10月17日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ) / ISBN・EAN: 9784065366097

作品紹介・あらすじ

ピンでブレイクした相方から解散を告げられ、漫才の賞レースに参加することもできなくなった芸人・虎屋戸太郎(トタ)。事務所にも半ば見捨てられ、自ら見つけた新しい相方はなんと…? トタが短歌にのめりこむほど、思わぬ縁が生まれてトタの運命が変わっていく。実在の歌人の短歌も作中に多数登場! 31文字の“呪文”が世界を変える、短歌コメディー!

感想・レビュー・書評

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  • 短歌をテーマにした漫画で、じゃないほう芸人の逆転劇としても面白かった。2巻から登場の、よっちのキャラがいい。合間に入る現代短歌がアクセントになっています。小池光さんの回転寿司の短歌は語感が楽しくて声に出して読みたい。

  • 良くなった。グッと面白くなってきた。短歌が素材である意味がモリモリ出てきた。

  • 全巻に続き帯の色が鮮やかなのは、表紙が人物はロング+白背景で地味だから?

    「トタに短歌を詠んでほしい多悠多」と「多悠多に捧げるために漫才の賞レースに意気込むトタ」ですれ違いが発生しており、多悠多が妙に感傷的になったり、焚子もただトタが気に入らないから姉に関わらせたくないだけではなさそうのが気になるところ。

    よっちが外国人なのは意味があるのか? その割には「外国人なのに短歌が詠める」みたいなネタはない。なんのための外国人設定なのか現状謎。ただの多様性?
    そもそも外国人であることがはっきり示されるのが遅いので、初登場の5話では「話し方の癖が強い」としか認識できなかった。6話冒頭で異国語を話したことでようやく「外国人?」と気づくレベル。やっと「台湾出身」と明かされるが、セリフ外の手書き文字=さほど重要な要素ではない。この設定、いるの? 「独特の抑揚」のため? 漫画で声は聞こえないのに?

    「主人公が短歌と出会う」から、読者は短歌素人の主人公と一緒に短歌の詠み方・読み方を学んでいけるのかと期待してたけど、主人公は別に短歌の道に入るわけじゃないし、最初から詠むのも読むのもうまいから、あんまり参考にならない。

  • たゆたちゃんが意外にたくましい。
    あとがきも興味深い。担当K氏、お疲れさまです。

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著者プロフィール

ニコ・ニコルソン:宮城県山元町出身のマンガ家・イラストレーター。東日本大震災で実家が全壊し、女三代で建て直すまでの道のりをコミックエッセイ『ナガサレール イエタテール』(太田出版)で描く。その後、祖母が認知症を発症。建て直した家での介護生活の様子は、『婆ボケはじめ、犬を飼う』(ぶんか社)、『わたしのお婆ちゃん』(講談社)に描かれている。http://nico.nicholson.jp/

「2024年 『マンガ認知症【施設介護編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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