三谷幸喜 創作を語る (講談社文庫)

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  • 講談社 (2024年8月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784065366738

作品紹介・あらすじ

「古畑任三郎」から「清須会議」まで。ドラマ・映画・舞台で次々にヒット作を手掛ける希代のクリエーターが、制作の舞台裏を語り尽くす。

「新しいこと」「おもしろいこと」ばかり考える希代のクリエーターが語る、発想の原点とは! 完全保存版の貴重な1冊── ●『12人の優しい日本人』脚本や演出の原点は”ひとり遊び”。●『古畑任三郎』刑事コロンボの、形じゃなくて精神を真似たかった。●『王様のレストラン』無理難題を受け入れながらも、いいものを創りたい。●『新選組!』天下を取った人間は絶対に書きたくない。●『2000年代からの芝居について』天才の近くにいる人間を書きたい。●『THE 有頂天ホテル』日本中の人が楽しめる映画を創ろうと思うようになった。●『清須会議』時代ものも好きだから映画で1回やりたかった。

感想・レビュー・書評

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  • 三谷幸喜さんが脚本家として、監督としてどのようなスタンスでこれまで取り組まれてきたのかが会話形式で綴られている本。インタビュアーとしての松野さんの「聞く力」と筆力のお陰で、三谷さんの自然な気持ちがあふれていてリズミカルでとても読みやすい。三谷幸喜さんファン必読の一冊です。

  • 自身の作品に関して語る本。
    普通にふーんと読めた。

  • 脚本家三谷幸喜の創作論というか、創作にまつわるインタビュー。
    よく見ていたドラマや映画の内情や、脚本家の視点が分かって面白かった。

    ★★★★★
    僕は実際にある世界の風習を探すより、逆に「いかにもありそうな嘘」を作る方が楽しかったんですよ

    ★★★★★
    「福山さんで何をやろう」と考えて、
    「すごく頭のいい科学者にしよう」と。僕は福山さんに屈折した何かを感じていたので、
    そういう科学者だったら、
    どんな犯罪を犯すだろうか?
    誰を殺すだろうか?
    どんな殺し方をするのか?
    どんなミスをするのか?
    という書き方をする。

    ★★★★
    天才の近くでやらかした人っていっぱいいると思う。今はそういう人たちを書きたい。

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著者プロフィール

1961年生まれ。脚本家。近年のおもな舞台作品に「大地」「23階の笑い」「日本の歴史」「ショウ・マスト・ゴー・オン」、ドラマ作品に「風雲児たち?蘭学革命篇?」や「誰かが、見ている」「鎌倉殿の13人」など、映画監督作品に「清須会議」「ギャラクシー街道」「記憶にございません!」などがある。また、おもな著書に『三谷幸喜のありふれた生活』シリーズ、『清須会議』など。

「2022年 『三谷幸喜のありふれた生活17』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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