きのう何食べた? (23) (モーニングKC)

  • 講談社 (2024年9月20日発売)
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感想 : 78
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  • 本 ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065367278

作品紹介・あらすじ

2DK男2人暮らし 食費は月4万円也(昼食費別)。これは、筧史朗(弁護士)と矢吹賢二(美容師)の「食生活」をめぐる物語です。
今回のメニューは…パエリア、ブルーベリーチーズケーキ、鶏もも肉のみそ豆乳鍋、カニかまとじゃがいもとほうれん草のグラタン、鶏肉とかぶのねぎごまあんかけ、鯛茶漬け、赤飯、夏おでんなど。

感想・レビュー・書評

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  • シロさん、おめでとう、還暦★ケンジの、何かを考えているサプライズの内容におののくシロさんの姿がかわいらしい。まさか、結婚式だったとは!確かにシロさんに事前に相談していればもめただろう。ケンジ、とてもよくがんばったね。おめでとう。思わず涙。

    ジルベールの新婚旅行。さすが大ちゃんの人脈!愚痴まで込みでお土産って、客商売を長くやっているだけにケンジの鋭さ。(シロさんも客商売だが?)

    店長と飲みに行くケンジ。シロさんの、帰ってきたら愚痴を聞いてやる姿勢(お仕事モード?)に感動。

  • シロさん還暦!
    ケンジのサプライズで結婚式♡

    それぞれの親族や友人が集い、和やかで楽しいウエディングだった。良かった…2人の生活が希望に満ちていて…。

    挨拶の中でのケンジの言葉が素敵だった。

    「付き合い始めて20年…なんの約束も保証もない関係性の中で20年もご飯を作り続けてくれた…それって最高の愛情だと思う」  

    パートナーと呼べる人が異性であろうが同性であろうが、そこってそれほど重要じゃないと思う。

    ケンジのこの言葉が全てだと思う。

    お互いを思いやって大切に思える関係性が長く続いて共に励まし合って慈しみ合って生きてゆけるって素敵なことだと、改めて思った。

    それにしても、、、ここに出てくるお料理はどれも美味しそう。作ってみようかな。あと、レシピ本もでてるから、買ってみようかな、と思う。

  • いやー、良かった!
    ケンジ、良かったねとなんだか感動。
    シロさんとケンジのキスにちょっとドキっとしてしまった。
    良い時期だったなぁ。

  • なんかラブラブで結婚式を準備するの大変だったよね?ケンジ!
    小日向さん達の結婚式でシロさんが言った言葉を思って実現してあげたケンジ!やっぱり
    愛してるなぁ、シロさんの事、あ、あと吾朗君の件も良かったね

  • こんなに長いシリーズになるとは!
    シロさんが還暦(涙)
    表紙を見てまさか完結⁈と思いましたが、まだまだ続くのですね。
    チーズケーキ作りたい。

  • 「彼の『悪くない』、は『良い』ということなので」とケンジがシロさんのサプライズウエディングを計画するの、2人の今までの積み重ねと愛があって最高だった。

  • 帯に書いてありますが、シロさんがついに還暦!

    この物語、やはり主人公はシロさんだと思うんだよね。ケンジも変化はしていると思うけれど、シロさんの変化というのか成長というのかな、ケンジを気遣う気持ちだとか、他の人との関係で気づくことなんかがとにかく良いよね。

    で、今回はもちろん号泣ですよ。嗚咽ですよ。呼吸困難になりながら読みました。えがった!

    まだまだ続いてくれるのかなあ。二人も周りも確実に歳をとっているから、今後の展開が少し心配でもある。

    ちなみにワタクシ、お料理部分はほとんど読んでません。お料理の感想も飛ばしてます。

    最近、料理ものの小説や漫画が多すぎて少し食傷気味。もちろんご飯は美味しくないよりは美味しい方がいいけれど、毎食毎食気にしてられない。食事以外に大切なことがたくさんあるから…なんて思ってしまったり。どうでもいい自分語りでした٩( ᐛ )و

  • 弁護士と美容師の男性カップルが、日々の食卓を通して重ねて行く日常と人生第23巻。シロさんの還暦祝いの波状攻撃(?)編。しかし連載開始の頃のシロさんだったら考えられない展開。相変わらずご飯は美味しそうなので作ってみよう。

  • 11ヶ月ぶり最新刊入手♪ 
    表紙はちょっと意味深に見える二人の後ろ姿におどろかされたけど、裏表紙は⋯
    お話はジルベールと小日向が新婚旅行から戻っておみやげ話を聞くところからだけど、わ〜、いや〜、すごいサプライズで読んでるこっちもびっくりした! ケンジすごいよ、ケンジ! 
    それにしてもアラフォーだったシロさんが還暦(←帯にどーんとあるのでこれはネタバレじゃないよね)…シロさん&ケンジのあれこれを数年先の姿と心して読んでるこっちにも急にせまってくるものがある。

    いわれてみれば富永氏が元はどんな仕事してたのか気になるな…これもいずれなにか先の展開につながっていくのだろうけれど。

    パエリアやチーズケーキなど、次女がすぐにもまねしてつくってみたがるレシピも満載。志乃さんの三つ葉保存の知恵もありがたい。ひとりごはんのとりとめもない献立もわかるわかる。

    それにしても、この巻は繊細で人好きのするケンジの魅力満開だったな…食事や家計の面ではシロさんの方が頼もしいけれど、歳を重ねてきてケンジあってのシロさんになってきてるとしみじみ思った。
    あと、ジルベールはいいスパイスですね。

    急展開の大団円で(気がかりだったあれこれも解決しちゃったし)もしかして終わってしまうの? と案じてしまったけれど、まだまだ続くようなので一安心。

  • すごい。すごい……すごい……すごい……

    サプライズで準備を全部やってのけるケンジもすごいし、その形で「ホント良かった」て言うシロさんも良かったw
    「学校で習ったから」全然びっくりしない悟朗君もいいし、同じ名前のおじいちゃん(?)に会えたのも、シロさんの「そんな風に見えるのか」も、自分の友人知人やパートナーの親兄弟と楽しそうに話してる両親を見るのも、わだかまりが少し癒えるのも、ドッと疲れた後に準備してくれてた鯛茶漬けを食べるのも、赤いちゃんちゃんこ嫌すぎるのも、みんなみんなほんとによかった……すごい漫画だ………

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著者プロフィール

漫画家。「月とサンダル」で商業デビュー。
主な作品に『1限めはやる気の民法』『こどもの体温』『西洋骨董洋菓子店』『フラワー・オブ・ライフ』などがある。
2004年から2020年まで連載された『大奥』で、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞や第42回日本SF大賞など多数の賞に輝く。ドラマ化、映画化された『きのう何食べた?』を現在連載中。

「2022年 『仕事でも、仕事じゃなくても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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