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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784065370261
作品紹介・あらすじ
公園でホームレスの女性が殺害された。
犯人も殺された理由も不明。
殺害現場近くのカフェでバイトをしているセキグチユウコは、
仕事も人生もうまくいかなかった被害女性に「縁」を感じ、
導かれるように彼女の過去へ踏み込んでいく。
おひとりさま、毒親、貧困、時代ガチャ。
#さっちゃんはあなただったかもしれない
#さっちゃんはわたしだったかもしれない
みんなの感想まとめ
人の運命が交錯する中で、ホームレス女性の殺人事件を通じて、さまざまな視点から人生の苦悩や喜びが描かれています。主人公は、被害者に「縁」を感じ、彼女の過去を探ることで、自己のアイデンティティや社会とのつ...
感想・レビュー・書評
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真梨幸子『さっちゃんは、なぜ死んだのか?』講談社文庫。
少なくとも真梨幸子のお得意のイヤミスとは程遠い。つい最近読んだ真梨幸子の『シェア 諍い女たちの館』と似たようなテイストのこじらせ小説であった。ストーリーは余りにも混み入り、読めば読む程、疲れに疲れ、結局何だったのかと読者をイヤな気持ちを抱かせるという何ともおかしな小説である。
公園でホームレスで57歳の公賀沙知が殺害された。殺害現場の近くのカフェでバイトをする関口祐子は被害者の公賀沙知に不思議な縁を感じ、彼女の過去に踏み込んでいく。祐子が調べれば調べる程、公賀沙知の人生は不運につぐ不運の波瀾万丈の人生だった。
タイトルの答えは何処にも見当たらない。頭が非常に疲れるだけだった。真梨幸子の近刊は2作続けてのハズレ。何だかな。
本体価格790円
★★詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数奇な運命でどんどんと人と繋がり、さっちゃんの死ををめぐり複数名の視点から語られ、紐解かれる。読了後、内容理解のためにもう一周して数々の伏線、叙述トリックに気づく笑。怖いな、先入観。
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読みやすかった
1人の一生のイヤな部分と良かった部分、それに絡む人との関係からなるホームレス女性の殺人事件
自分だったかもしれないと思ってしまう心理状況が何となくわかる
たくさんの登場人物が出てきたけど、ちゃんと繋がって混乱することなく読めました -
さっちゃんはあなただったかもしれないというテーマで書かれたとても読んでいて苦しい作品だった。最後に明かされた真実にえっ?そうだったんですねという感じで終わってしまった……。
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最近イヤミスを摂取しすぎている。さっちゃんは自分だったかもしれない、という声がちらほらだが私はそうはあまり思わない、かなー、、
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おもしろかったです。
殺されたさっちゃんの壮絶な過去は読んでいて気持ちの良いものではありませんでしたが、後半は一気読みでスッキリ。
そういえばこんな場面があったなと、何度もページを戻すのが大変でしたが、それも楽しかった。
真梨幸子さんの小説は「坂の上の赤い屋根」を以前読みましたが、こちらのほうが断然好みです。 -
バブル世代と氷河期世代。
生きる時代によって、人生は狂わされるのだろうか?
私はゆとり世代に生まれたが、時代によって「これだから」と決めつけられることはよくある。
そういった決めつけは、誰しも経験があるのだろう。
場面によって主人公が代わり、女性ホームレス殺人事件への関心が変わる。
皆何かの縁によって、被害者と被疑者に人生が吸い寄せられていく。
同じ時代に生きたからといって、自分の人生もこうだったかもしれないと深掘りしてしまうのはどうも恐ろしく感じた。
バブル世代を羨ましく思い過ぎている点も。
事件の人物の人生を深掘りして、真相を暴いていく様はとても面白かったが、ラストはなんだかもやっとしてしまった。
オカルトなのか?深すぎる縁なのか?
せめて、タイトルに関連付けたラストにして欲しかった。 -
読みやすく、スラスラと読了。
登場人物が、不幸に巻き込まれていく。
まさにイヤミス。
ラスト、どんでん返しのどんでん返しが良かった。
そこはかと残る悲しさ。 でも、こういう人間くさい、人間の弱さを惜しみなく出してる話が好きだなぁ。
バブル時代に興味があるので、時代背景も描かれていて、想像をかき立てられた。 -
1回目はよく理解できず、2回目にやっとそういうことか!と腑に落ちた。最後は意外な展開で面白かった。
泡と氷の時代、、経験してないと泡に憧れるが、それぞれの時代で、個人がどう生きるかがやっばり大事なんじゃないかな、、(そうであってほしいという願いも含) -
公園でホームレスの女性が殺害された。
その女性の名前は公賀沙知。
さっちゃんを伯母に持つ小説家。
公賀沙知の死を調べ始める関口祐子。
色んな人が絡み合い、真実が語られていく。
#さっちゃんはあなただったかもしれない
おひとりさま、毒親、貧困、時代ガチャ。
まさにそれを題材とした物語。 -
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日本の何処にでもいる様な仕事も人生も上手くいかない人は何かに責任転嫁させたがる。バブル世代と氷河期世代と言う時代ガチャや親ガチャまたは毒親貧困。
何故人は他人と自分を比べたがるのか?そこからは何も生まれない気がするけど。人間の闇はなんでも無い所から生まれるのかもしれない事をこの作品を読んで一番に思った。
イントロダクションで叔母のさっちゃんは何故死んだのか?と問題提起する事で次の章「氷と泡」「棘」「fの呪い」が一気に読めてしまう。そして最後に「アイビーハイム」で謎が解ける。結局殺人なんてその人にしか解らない逆恨みか復讐心なのです。
だからさっちゃんは私だったかもしれないし貴方だったかもしれない。そーいうことなのに何故被害者は女性が多いのか?(昨今のTVでもNETでも)
きっと女性特有の就職しても結婚で仕事を辞めるか続けるか、出産で仕事を辞めるか続けるか?人生の分岐点で選択肢がたくさんあり、選択毎に人生がまるで違ってしまう事がたくさんあり過ぎる事ですよね。導かれる様に彼女の過去に触れどんどん犯人像が見えてくるんだけどそれは流石に真梨幸子先生はスンナリ犯人を教えてくれないのです。いつもの様にどんでん返しがあったんです。まぁ仕方がない事ですね。ちょっと出て来ただけの人がえーそうなのってなっちゃうだよね〜楽しんで読んでみて下さい -
関口さん視点くらいまでは面白かったが、どんどん新しい人の視点が出てきてからは入り込めなくなってしまった。
途中から違和感はあったが、イントロダクションに出てくる「さっちゃん」はそっちだったのねー、という意外性はあった。 -
表紙はなんだか意味深だ。
公園でホームレスの女性(さっちゃん)が謎の死を遂げる。彼女がなぜ死んだのか興味を持った祐子という女性が、さっちゃんのこれまでの人生をなぞり、関係者の話から事件の核心に迫っていく。最後は真梨幸子さんらしい、あるどんでん返しがあり『え?どういうこと』となる。…真梨幸子さんって、『さちこ』と書いて『ゆきこ』って読むんだね…←これがヒント。
第三者の証言から人物像を浮き彫りにしていく手法は、以前読んだ山田宗樹の『嫌われ松子の一生』を彷彿する感じだった。
またこの小説は、過去に実際にあったホームレス女性が渋谷のバス停で撲殺された凄惨な事件がモチーフになっている。ある事件を知り、もしかしたらとその事件の裏にある小説のヒントが浮かんだのだろう…
しかしながら、相変わらず『どんより感』たっぷりのイヤミス小説で、読後感はよくない。
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いやそうはならんやろ…
あまりにもご都合主義だし、あまりにも薄っぺらく、昼ドラのようだ。
帯で社会派小説みたいなんを期待したのがいけなかったのかも。 -
うーん、、、
期待していたので、うーん
内容が深いようで薄く、うまく繋がっているようで無理矢理感が、、、
と言った感想。 -
真梨幸子さんの作品を読むのは2作目。本当にこの人は、気持ち悪くて不気味な人物像を描くのが上手すぎると感じる。
真面目に生きてきていたとしても、必死に働いていても、何かしら不気味なものを抱えている。そんな登場人物ばかりで人の嫌な部分をこれでもかと見せられた。
この人の書く作品は読了感がとにかく気持ち悪い。まだ呆然としている。それが癖になる私もどこか歪んでいるのか。私が抱えている不気味さ、気持ち悪さは何なのかを読了直後の今はぼーっと考えています。 -
氷河期世代とバブル世代の見えない確執。
40〜50代の心臓を直に握りつぶしてくるような感覚。
きっと当て嵌まる登場人物がいる。
私は思い切り氷河期世代なので、セキグチさんの気持ちにハマってしてしまった。
親ガチャ、競争社会、セクハラパワハラ、えとせとら。
私もさっちゃんになってたかもしれない。
もしくは… #さっちゃんはあなただったかもしれない -
イヤミスと言えば真梨幸子!
だけど今回の作品はイヤミス感がまだ軽い感じがした。
さっちゃんが殺されて、犯人を探しているのに重くなく軽いタッチでストーリーが進んでいくし、出てくる人物のキャラが全員個性的!笑
犯人が分かってからも、その後のストーリーがあって結局何なんだ?と知りたくなりページを捲る手が止まらなかった。
お腹いっぱいといった感じ。
ただ生きていて、どこでどう人生が転落してしまうのかというとこは誰しもにあり他人事ではない。
私的には面白かった!
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著者プロフィール
真梨幸子の作品
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