MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY
- 講談社 (2024年12月12日発売)
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感想 : 77件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784065370346
作品紹介・あらすじ
☆☆☆祝!! 「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」ノミネート!!☆☆☆
☆☆☆刊行直後から話題沸騰&続々重版中!!!☆☆☆
目的なんて後付けでいい。
ただ胸が躍って、気づけばここまできていた。
降り立ったのはネパール、挑んだのは「世界一美しい谷」。
俳優・仲野太賀を被写体に、写真家・阿部裕介が撮り、TVディレクター・上出遼平が綴る!
見て、読んで追体験するクレイジーなトラベル・レコード、ここに爆誕!!
「ミッドナイト・ピッツァ・クラブ(MPC)」――真冬のニューヨークで天啓がごとく授かった名に導かれるようにして旅立った3人。ネパールはランタン谷を歩く一週間がはじまった。カトマンズを爆走する四輪駆動車、激痛を生む毒の葉、標高2440mにあるホットシャワー、地震で一度壊滅した村で韻を踏み続ける青年、ヒマラヤの甘露「アップルモモ」、回転するマニ車、見え隠れする陰謀の影(!?)数々の危機を乗り越え、出会いと別れを繰り返した先、3人を待ち受けていた光景とは――?
これは、食って歩いて歌って寝て、泣いて笑って怒り狂う男たちの、汗と泥と愛にまみれた旅物語。
※本書には、初版とは異なる帯付きのものがお手元に届く場合がございます。帯は宣伝物の一部ですのでご指定いただくことはできません。
感想・レビュー・書評
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「上質な休憩をするために、過酷な旅が必要なんだ」
ネパール、ヒマラヤのトレッキングは、簡単にはできない旅だけれど、旅に対する考え方には共感できる部分がたくさんあった。
文章は軽快で、道中のエピソードからは3人それぞれの個性、バランスの良さがにじみ出ていて、読んでいて飽きない。
写真も豊富で、旅の臨場感がぐっと増している。
触って大変な目にあったという葉っぱの写真は、どう見ても触ってみようとは思えない見た目で、笑ってしまった。
影を巧みに取り入れた構図の写真や、淡いボケと独特の色合いも印象的だった。カメラマンとしての腕前はもちろん、フィルムにこだわるからこそ生まれる質感なのだろうか。多少荷物が増えても、スマホだけでなくカメラを携えて旅に出たくなる。
旅先ネパールの魅力だけでなく、“旅”そのものの面白さが詰まった一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の知らない世界の『地球の歩き方』でした
時々挟まれる太賀くんと阿部ちゃんのエピソードが笑えました
アップルモモ食べたい
キャジン・リー登山は行けないかも
でもこの本を読んでネパールに思いを馳せました
写真と風景の描写が好き
私も海が目の前にある家に住んでいましたので災害に対する受け入れというか諦めといいますか…あのエピソードは共感しかないです
ネパールでも日本でもそこは一緒ですよね -
ほぼ下北のおでん屋さん(本でも出てくる所かな?)の店主に「え?知らないの?!」とオススメされて手に取った本。
声に出して笑った。めっちゃよかった。
上出さんの表現、センス、たまらない。
アップルモモ食べたい。
(私は一口目は自分でいく)
パサンに会いにいってみたい。
ページをめくるたびに、知らない世界に連れ出してくれた。
旅に一緒に出た気分だ!実際。
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ニューヨークに住むテレビディレクター兼作家、かれこれ十数回もネパールに通い詰める写真家、俳優仲野太賀が繰り広げるクレイジーなヒマラヤのランタン谷を目指す旅物語。男の子ぼくって、馬鹿げた、情け無くだらし無い、笑えるお話でしたー高校生みたい…
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写真も、御三方の人柄も、旅路も出会う人々も何もかも最高だった。自分ではきっと見れない景色をまた見せてもらったし、自分ではきっと友達になれないような人達のことを大好きになった。
男3人旅の空気感は、私はどうあがいたって経験できないものだろうから間接的に楽しむことが出来て嬉しい。
人としての愛らしさ溢れる仲野太賀から目が離せない。本を読んで俳優さんのことを好きになるなんて意外な出会い。一冊の本と数枚の写真だけでばっちり絆されてしまった。写真でもずっと子供のように二カッと笑っていて、「顔でやってきていない」のは事実なんだろうけど人柄が顔に染み渡っており魅力的すぎる。
阿部ちゃんもものすごく魅力的。私だったら本気でキレているかもしれないという描写が何回かあったけれど、それはそれで人間らしくて大好き。でも仲良くはなれないかも。憧れはします。特徴のある話し方や「嘘下手なのに、頻繁に小さい嘘をつく」「人に尽くすことが大好きなのに、自分だけ得をすることにも余念がない」人としての目が離せない魅力が沢山詰まっていた。
登場するネパールの谷で暮らす人達もみんな魅力的で、特にガイドの青年パサンと、一人でベーカリーを営む耳の聞こえない女性が印象的。強烈な印象を読者にも残すアップルモモを焼いてくれた女性の写真が本当に素敵で、ここで1回泣きました。
第2弾が決まっているそう。
本当にこの3人の旅をいつまでも見ていたいです。
海外紀行の本にハマりそう。アップルモモが食べたいです。 -
今まで読んできた中で最高の旅エンタメ本。
素晴らしい山吹色の装丁と文字デザイン。
そのまま飾っておきたくなる。
上出遼平のユーモアがちょうど良いリズムで地雷のように爆発し、仲野太賀のほんわか元気少年の抜け感が旅行のウキウキ感を余すことなく伝えていて、阿部裕介の明らかに変なキャラとタオパニのような温かさを放つ写真がこの物語を芳醇なものにしている。
アップルモモ食べてみたすぎる。
ヤクに顔を突き合わせてみたすぎる。
7000mの座を拝んでみたすぎる。
冷静に考えれば、高所で道のりも厳しい旅だけど、こんなにも旅に足を向けたくなる。
次はどこへ行くのか、
彼らの行先も気になりすぎる。
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男三人、ネパールのランタン谷を歩く一週間の旅路。雄大な自然は美しくもあり、脅威でもある。彼らが目の当たりにした光景を文字と写真で追体験しているようだった。旅ならではの珍事や不自由さ、それぞれの人間性がユーモアたっぷりで面白かった。
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著者は仲野太賀、上出遼平、阿部裕介(敬称略)。
ニューヨークの街で遊ぶ三人は、ネパールの秘境へと旅立つことになった。
文章は上出さんの書き下ろし、写真は阿部さん、仲野さんの撮り下ろし。男子中学生のようなノリで終始進んでいく三人の物語は、友達と遊ぶという。忘れかけていた感覚を思い起こさせる。
オッサンミーツオッサン。
登山記録のように写真が途中に入る特装版みたいなものが出たらほしいですね。 -
インドアな自分でも、こんな旅は経験しておきたいなと思った、実際。
旅は経験することだなって気づいた、実際。
過酷な環境とは真逆の陽気な友達と甘いものがとてもいいバランスで面白かった、実際。 -
テレビディレクター、上出遼平
俳優、仲野太賀
写真家、阿部裕介
この3人によるネパールの世界一美しい谷への旅
目線は終始一貫して熱くて冷静な上出遼平さんによる
その淡々とした記録
3人というアンバランスさがとても危うくて
何かを決める時に1対2になることがある
上出さんから見る仲野太賀さん
上出さんが感じる阿部裕介さん
そして3人のバランスのぐらつきを目ざとく見つける
こつこつとネパールの山道を歩く
美しい景色やなじみのない飲み物や食べ物
だんだんと見えてくるお互いの素の顔
ゲストハウスでのこと
突然現れた好青年
現地のおじいさんの話
氷河が解けて湖を作り
地震をきかっけに水瓶をひっくり返したように
村を押し流す
そんなに辛くなくて
アホみたいに無邪気ではない
旅の物語が読みたかった
どこかで見つけて気になっていたこの本を
旅と暮らしの本屋で見つけた
どこにいったか、何を食べたかもいいんだけど
一緒に旅する人との交わるところと交わらないところ
それをどこかに漂わせながら旅を続けるところ
この旅の本の魅力はそこかもしれない
ーーー目的なんて後付けでいい。
ただ胸が躍って、気が付けばここまで来ていた。ーーー
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写真も沢山載っていて読みやすかった。
写真家の阿部祐介さんは写真が好きで知っていたが、こんなに面白い(変な)人だとは知らなかった、阿部ちゃんが1番目立ってた(笑)。
本書を読んで、上出遼平さんも面白い作品を作る人なんだと思った(後でエルピスのエンディングを作った人だと知った!)。仲野太賀は言わずもがな、写真からも人を魅了する魅力が溢れてた。
大久保でネパール料理の洗礼を受けた私は、ヒマラヤに登ることはないにしても、本場でダルバートとアップルモモをいつか食べてみたい。 -
東京はアウトプットと消費の場所。インプットしようと思って過ごしていると厳しいものになる。被インプット者に優しくないアウトプットが多い気がします。あそこに居続けると「消費者として主体であるはず」 の自分」でさえも消費されていってしまう感覚がある。と、自覚的になれた。
環境を変えて、もう少し丁寧に時には大胆に自分と情報(これは五感で感じ取れる"なにか"を指すが)と向き合った方が良い。この旅のように。-
社員証でコーヒー買った時に消費している主体であるはずの自分がもしかしたら実は消費されていってるのではないかって思ってなにかを世に残さなきゃい...社員証でコーヒー買った時に消費している主体であるはずの自分がもしかしたら実は消費されていってるのではないかって思ってなにかを世に残さなきゃいけないって言ってるやつ2025/03/02 -
2025/03/02
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2025/03/02
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上出遼平と仲野太賀がオサレな本を出しているなと本屋で見かけたのがきっかけで何も知らずに手に取った。旅行記兼写真集のようなもの。
阿部裕介という写真家が共通の知人で繋がった3人だが、ニューヨークで集合して仲良くなったMidnight Pizza Clubはネパールに行くことになり、そのネパールで起きたことを綴っている。
クスッと笑える部分もありつつ、人やお礼の仕方などに対して悩んだりモヤっとしている作者がそのまま書いている感じが満遍なくあって面白かった。
耳の聞こえない女性のパン屋で食べたりんごモモがとても気になったし、不便な谷の中で暮らす21歳の少年がリゾート施設を出すまで頑張ってほしいなと思った。
そして何ヶ所かフィルム写真載っていて全てがとてつもなく雄大な自然の中で取ったことが伝わって印象的だった。
仲野太賀は朝ドラの撮影合間で行ってたとのことだったので虎に翼を撮影している間に行っていたのか…?と思ったり。
オードリー若林の旅行エッセイ本が好きなのもやっぱりなかなか行けない場所に連れて行ってくれるからだなと実感。
出張は本が捗るからありがたいな。 -
まさに旅って感じ。
今にでも歩き出したくなる本。
アップルモモ食べたい、、
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こういう旅をしてみたいけど、行く度胸も余裕もないんだよな、実際。
だから第二弾を楽しみに待つ!
惜しげもなく載せられたフィルム写真も凄く良い -
お茶目な仲野太賀くんと衝動的な阿部ちゃん、ユーモア抜群な上出さんのバランスに引き込まれ、文章、写真で一緒に旅に来ている気分になれた、実際。
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最後のフリースタイルは素晴らしい大団円だった。
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旅に出かけたくなる一冊✨
時々読み返したくなるだろうなぁ( *´꒫`) -
写真が良かった!
上出さんなら書籍化より映像化して欲しい作品 -
最高!!
男だけの旅行ってコレだからやめられない
上出遼平の作品
