影姫 公家武者 信平(十五) (講談社文庫)

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  • 講談社 (2024年10月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784065370711

作品紹介・あらすじ

公家大名として知られる実在の人物・松平信平の物語、大人気「公家武者 信平」シリーズ最新刊!【講談社文庫書下ろし】

大名屋敷に奉公に出た幼馴染が、帰ってこない。そう訴えるのは鴨料理屋を営む若者・仙吉。信平がその大名家と交渉を始めると、その幼馴染は帰ってきた。顔を焼かれた無惨な遺体となって――「影姫」
他三篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • セカンドシリーズ第15弾。

    第一話(表題作)「影姫」、第二話「血に飢えた刃」、第四話「美しき三羽烏」は江戸が舞台の信平サイドの話。
    第三話「京の留守番屋」は京で学問を学ぶ、信平の息子・信政サイドの話。
    ・・・といった、連作四話構成となっております。

    信平のターンでは、もはや安定のトラブルシューターっぷりで、訳ありの武家絡みの問題であっても(第一話)、血に飢えたサイコパスが相手でも(第二話)、タチの悪い半グレ(?)一味が絡んできても(第三話)、信平様がいっちょかみしてくれれば、もう大丈夫!という安心感がありますよね~。

    一方、信平の息子・信政も頑張っておりますよ~。
    師匠の道謙先生にはまだ及ばないところはありますが、京を騒がせている賊をバタバタ成敗しちゃうという、頼もしい姿をみせてくれます。
    そして、第三話で信政との交流がきっかけで、鷹司家に仕えることになった、有泉劔も味のあるキャラクターで、今後の活躍を期待したいですね。

    ところで、お初さんと五味さんは何だかんだでええ感じになってきている様子ですが、二人が正式に(?)くっつくのはいつになるのでしょうかね?
    個人的には最終回でようやく・・と、なりそうな気がしております~w(なら、まだまだ先ってこと?)

  • 小話集になってきて、ちょっと物足りない

  • 安定の面白さだよねぇ\(^o^)/

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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