- 講談社 (2024年11月21日発売)
本棚登録 : 922人
感想 : 39件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784065374740
作品紹介・あらすじ
高2で絵を描くことの楽しさに目覚め、猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。
藝大2年目の夏に描き上げ、初めて学外のコンクールに出品した作品が入賞し、美術館に展示されることになった八虎は、大学での「講評」以外の評価、アートの他人への影響力に驚く。
自分の作品を見た、会ったこともない「他人」への影響力に混乱する八虎は、その困惑の理由が、アートの持つ力、深さであることに気づく。高2で出会った絵が自分の人生を変え、自分もまた誰かの人生を変えうるのだと。アーティスト「作家」への道が自分にも開かれていたのだ。
漠然とした夢が具体的な目標に変わり、大人へのステップが始まる。
新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。
アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、
今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!
感想・レビュー・書評
-
なんか、、、いいね。
こんな風に悩んで、苦しんで、でも薄っぺらくって、いいなー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024/11/21 読了
この巻も面白かったです。
八虎の絵に対する悩みや姿勢、葛藤、
そして、それに対する答えに行き着いたシーンが今巻の中でちゃんと描かれていて良かったな、と思います。
やっぱりブルーピリオド、大好きです。
八虎の行き着いた答えは、私も写真を撮影していたり、小説を書いていたりするので、そうたよね!ととても納得しました。
本当にそうなのだと思います。本当に。 -
改めて、アートの世界での評価や批判を考えさせられた。そして何より作家の問いや作品を見た人たちが作品から得る問いについて考え込むキッカケをくれた巻であった。
-
久しぶりのユカちゃん登場嬉しい。
2人展、全然難しい。
高校仲間!めっちゃ社会人、渋谷の青くなるのが好きって言ってた頃が懐かしい。
成長したなぁシミジミ -
まさかの歌舞伎町体験。実際問題、現代美術って、こうやって突拍子もなく思える発想を糧に、どんどん先鋭化しているのかな、とか考えると、なかなかに興味深い。
-
-
表紙のデザインが今回のものはそれなりに好き。今回の課題のテーマはなかなかに面白いなと思った。どう向き合うのか含めて、ヤトラはいい乗り越えの仕方をしているし、自分がどうありたいか考え始めたところも素晴らしい。
-
間が開きすぎて前巻までの流れを忘れたまま読み始めちゃったがするりとお話に入れた。
東京から離れたド田舎に住んでるもんで、歌舞伎町の2万のくだりがよく分からない。調べようにも調べ方が上手くないので誰か教えてくれ〜
え、街中に腰掛けて休憩するのもなんかあんの?場所がダメ?夜だから?歌舞伎町だから?
金欠と勉強のためとはいえ、ホストのバイトをするなんて勇気あるなあ
八虎だから?東京生まれ東京育ちだから?あんま関係ないか
絵とか服とか自分の好きなものがはっきりしていて、それに長時間関わり続ける姿勢が見てて眩しい。ユカちゃんも八虎も自分の「好き」に真っ直ぐで、羨ましいなあ
どこかで蝶矢先生の「自分が納得できる地獄を選んだだけ」というセリフが刺さった、とか目にしたんだけど
確かにそれもかっこいいんだが、私はユカちゃんの
「死ぬ気で頑張ってダメなら死ねば良くない?」「あ 死ねって言ってないからね」
が刺さった。かっけえ。
自分の大切ものほど他人の目が気になるし、評価が怖くなるのよね。心理の仕組みとしてもね。
死ねば良くない?と言いつつ死ねって言ってないからね、のフォローも即座に入るこの感じが好き。
にしても美術ってよく分からねええええ
私の人生で触れた美術は中学で止まってて、技法とかはレタリングしか覚えてないんだが…
文字を書き写した記憶しかない…
だからこの漫画を読むと、美術って絵だけじゃないし、歴史があって様々な作品や技法や流れがあって、意外と街中のポスターや広告や看板に反映されてたり、文化にも繋がっていたりして、生活の中でも消費されているんだなぁと勉強になる。
ま、街中って言うのは都心限定かもしんないけど。田舎はこんな看板とか無いもん。
それもあって身近には全く感じない遠い世界を覗いている感覚だけど、その世界があまりに意味不明すぎておもしろくなる。
追加。
あと、画家になる、は追求するのところ。
自分にとって「なんとなく」「てきとーに」が出来ない分野で働くのがプロになるんだろうな。
なぁなぁに出来ないとか、仕上がりに満足しないとか、画家もパティシエも。
他の人がいくら良いって言っても、出した本人が納得できずにより高みを目指すなら、それがその人にとってプロになる道なんだろうな、と思った。
料理、お菓子、小説、文章、絵などの作品にしか通用しない話かと思いかけたが、経理、事務、接客、経営、管理なんかも当てはまるよな。うん、全部に言えることかも。
本人は苦しさもあるだろうけど、だからこそより良いものが生み出されるんだろう。 -
軸がない八虎。だからこそ柔らかくいられる。
-
自分は人生にここまで真摯に向き合えているか
-
フランシス・ベーコン_肉体を暴力的に歪めて描く作風20世紀最も重要な画家の一人とされている 謙った時点でお前の負け 『&』じゃなくて『vs』 ポップでスマートなトリックスター_それが20世紀を代表するアーティスト_アンディ・ウォーホル 自分が納得出来る地獄を選んだだけだよ 勝ち負けじゃないもんねアートは_サバイバルだもんね
-
【請求記号:726 ヤ 16】
-
・「こわくないの?
今作ってる服が
次に載せるやつが誰にも反応してもらえなかったら
好きなこと頑張ってもダメって言われそうでこわいみたいな」
『死ぬ気で頑張ってダメなら死ねば良くない?
とか教授の
『自分が納得できる地獄を選んだだけだよ』
って言葉に少し背中押された
ずっと自分らしく絵描きたいな
・「俺には作家としての軸がないし
ぶっ飛んでもないし
作品作ってどうしたいとか
なんで作ってるのかもブレブレで」
『軸っているのかなー
君もっと自分の才能信じたらどう?
自分が選んできたもんとか
勉強してきたもんとか
信じても良いと思うけど』
すげー八虎の気持ちわかる
そして、教授の言ってることも最近になって少し分かった気がする。自分が感動してきたものに、それにこそ、自信がうまれるし、情熱を持って描けるものができる
・実際に体験した物事を作品に落とし込んでると説得力生まれるよなーって思う当たり前だけど
・「作家ってさあ
いわゆる人気商売じゃない
だから大人数に届けるイメージあるけどさあ
案外1対1
誰か1人に届けばそれでよかったりするよね」
サカナクションの山口一郎さんも似たようなこと言ってた、創作する上でそういうスタンスって大事だよね
・結局伝えたいこと、考えてることってシンプルで、ある意味薄っぺらい方が芯を食ってるのかもしれないと思った -
納得できる地獄、、
著者プロフィール
山口つばさの作品
