- 講談社 (2024年11月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784065374993
作品紹介・あらすじ
誰もがインフルエンサーになれる時代。
「バズ」で社会はどう変わる?
ビヨンセと人種差別、映画『バービー』と資本主義――
SNS上で巻き起こる議論を分析!
現代のカルチャーの成り立ちや変化、そこに紐づく社会への問題意識に光をあてる!
アーティスト、経営者のSKY-HIとの対談を豪華収録!!
「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞、『世界と私のAtoZ』の著者による『群像』の人気連載エッセイを書籍化!
~~ 目次 ~~
はじめに
第1章 サードプレイスの消滅
第2章 アルゴスピークという抵抗
第3章 Girlhoodの再定義
第4章 学生デモとパレスチナ
第5章 ビヨンセとカントリー音楽
第6章 映画『バービー』がもたらしたもの
第7章 Tradwifeブームとフェミニズム
第8章 「Girl」トレンドの変遷
第9章 「Fast Car」が愛され続ける理由
特別対談 竹田ダニエル × SKY-HI 議論自体が自己肯定感につながる
おわりに
みんなの感想まとめ
現代のSNS時代におけるカルチャーの変化や若者の価値観を深く掘り下げた一冊で、特にアメリカのZ世代の視点から描かれています。ビヨンセや映画『バービー』を例に、ポップカルチャーと社会問題がどのように絡み...
感想・レビュー・書評
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最近、よく色んなメディアで目にする、竹田ダニエル氏。
『世界と私のAtoZ』をずいぶん前に読んでいたことを思い出す。雑誌『群像』での連載をまとめた書籍であることは、本書を買ってから知った。
日本で暮らしていると、なかなか入ってこないアメリカで話題になっている現象や若者の価値観の変化を、日本に紹介する本。映画、ことば、音楽、からアメリカの若者たちを描いているが、どれも知らないことばかりだった。
例えば、第5章『ビヨンセとカントリー音楽』では、ビヨンセの最新アルバム「カーボーイ•カーター」がなぜ重要な位置付けの作品として注目されるのか?をわかり易く解説している。
自身の変化としては、この本をきっかけに音楽シーンに興味が湧いたこと。特に今まで気にもしなかったグラミー賞について興味が湧き、動向を気にするようになった。結果、ビヨンセはグラミー賞を受賞した。
音楽は政治から、文化は歴史から切り離せない。ポップカルチャーは決して真空の中に存在するものではなく、社会全体との相互作用によって発展していくということを、『カーボーイ・カーター』は強く示しているだろう。p95
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今の時代に生きていて、モヤッとしたり生きづらさを感じるのは自分だけじゃない。語り合えるような本でした。今読めてよかった。
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子どものころからSNSと関わってきたアメリカのZ世代のカルチャーについて。コロナによる孤独やSNSでバズったものを使うことで帰属意識を得ることなど色々書いてあって、特殊な時代に育ったからこその昔のやり方じゃうまくいかなさを感じるんだけど、特に印象に残ったものがふたつあって、ひとつは銃乱射事件がおきたときのための訓練を学校で受けさせられたということ。もうひとつは、girlというカルチャーで、女の子っぽいファッションは幼稚で男ウケを狙ったものと見下されるものではなく、個人の自由という考え方。
映画バービーが何度も言及されているんだけど観たことがなかったので、今度観ようと思います。 -
いつの時代も「生きづらさ」はあるけれども、今はアメリカではこうした「生きづらさ」があるのかという観点でのお話があって興味深かった。著者を通して見るアメリカということで、一概に「アメリカはこうらしい」とは言えないと思いつつも、「サードプレイスの消滅」の一例で、公共図書館が予算削減のために日曜日を閉館にしたり、お金を使わないで過ごすことのできる公園などの設備が縮小したりと、商業化が進むことがあげられており、その結果としてモノに執着しやすくなっているのではと考えている点はなるほどと思えた。
SNSで世界が広がったと感じることと、同時に自分が孤立していると感じることが両立する理由の一部が本書全体で描かれているのかなと思いながら読んだ。 -
SNSは、常に変化している。
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SNSの話を求めて読んだけどアメリカのカルチャーの話だった
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SNSを通じて今を読み解く本。
アメリカ在住の著者なので、アメリカの話がほぼ全て。従って、話題に対する近しさはあまり感じられなかった。ただ、日本と同様、あるいはそれ以上にSNS、特にTik Tok、Instagramの持つ影響力はすごいものがあるのかなと感じた。
Tradwifeという、旧来的な専業主婦像のブームについての項目が興味深かった。SNSを用いて発信しているTradwifeとそれを礼賛する保守層。でも、一見専業主婦に見える彼女たちはインフルエンサーとして相当の収益を得ているからこそ手間暇かけた家事をできるのであり、旧来的な専業主婦像とはかけ離れているという指摘になるほどと思った。また、非現実的な生活を映しているという指摘も確かに、と思った。SNSには、キラキラした部分のみ切り取ってアップしていることは忘れがちだ。
他にも著作があるようなので、それらも読んでみたい。 -
ちょっと読みづらかった。論文のように感じる。
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