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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784065375099
作品紹介・あらすじ
遠く離れた場所と言葉が響きあう、記憶への旅。
ドイツでの暮らしに故郷仙台の風景を重ね、愛する文学世界と過去からの声に耳を澄ませる――。
デビュー作『貝に続く場所にて』で芥川賞を受賞した注目作家が、静謐にして豊饒な文章で綴る初めてのエッセイ集。
「河北新報」連載「記憶の素描」、「日本経済新聞」連載「美の十選」を収録。
感想・レビュー・書評
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ドイツ在住の小説家さんによるエッセイ。図書館の新刊コーナーにあったのをお迎えしてきました。いつかこのかたの小説を読めればいいな。
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芥川賞作家でドイツ在住の著者のエッセイ集。ドイツでの暮らしや出身の仙台のこと。イスラエルやパレスチナ、東日本大震災、東西ドイツの分裂・・・。石沢さんの静かな祈りが聞こえてくるようだった。時間をかけて少しずつ読んでいった。今後、追っていきたい作家さんです。
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石沢麻依さんの初エッセイ。書店でみつけて即、買ってしまった。デビュー作『貝に続く場所にて』を読んだときからかなり大好きな作家さん。言葉のチョイスや背景描写、不思議な空気感と妙に乾いた空気感が読んでいて性に合っていて、内容も大好きなのでエッセイはどんなもんかと読んでみたら、これまたぐっとくるものばかりで。
エッセイの文体も小説と同じで、なんなら空気感も風景も同じで、エッセイを読んだからこそ石沢さんの小説たちの現実との地続きを改めて感じることもできて、読んでよかったとしみじみ思ったりもした。
ドイツで暮らしている作者の日常に溶け込んだ感性は、読んでいて私も日々のなかでこういう感性や、他の小説、絵画、心象風景との繋がりを見出だせたらなあと羨ましくなる。
そしてドイツという歴史が蓄積された土地で、コロナやウクライナ、パレスチナといった自らリアルタイムで感じたことを読んで、泣きそうなったり。
すごく人に勧めたいエッセイ。 -
不在、記憶、透明。それらがひとつながりのモチーフとなり、いくつもの硬質な呟きが紡がれていく。2021年秋から2024年夏にかけて月一で新聞に連載されたという第Ⅰ部がよかった。連載の続きをリアルタイムで読みたいものだと思った。
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ドイツの街を知っていたら楽しめたのかも。それか自然や風景の描写があったら文章は嫌いじゃなかったので好きになれたのかも知れない。
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1章 ドイツと東北を行ったりきたり、、、
2章 文面だけでは内容わからず画像情報探しては読み続けた。 -
遠く離れた場所と言葉が響きあう、記憶への旅。
ドイツでの暮らしに故郷仙台の風景を重ね、愛する文学世界と過去からの声に耳を澄ませる――。
デビュー作『貝に続く場所にて』で芥川賞を受賞した注目作家が、静謐にして豊饒な文章で綴る初めてのエッセイ集。
新年最初の1冊目。すごく静謐とした文を書かれる作家さんだなと思った。初めて読んだけど、しんとした寒さの中で冷静に、丁寧な目線で物事を観察しているような感じ。3.11のことなど災害の記憶が深く根を下ろしているのを感じました。表紙とタイトルがとても素敵でジャケ買いしたんだけど当たりだったなあ。
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