- 講談社 (2024年12月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784065375105
作品紹介・あらすじ
Z世代って何を考えてるの?
SNS、音楽、映画、食、ファッション、etc.
Z世代当事者がアメリカと日本のポップカルチャーからいまを読み解く。
不安の時代を生き抜くための知識が詰まった画期的エッセイ!
Z世代が起こす優しい革命に、私も参加したい。
斎藤幸平(経済思想家)
世代論の本懐は「世代」というステレオタイプの境界を解消することにあるんだと気づいた。
後藤正文(ミュージシャン)
未来を作る作業は、Z世代の多様で切実な声に耳を傾けるところから始まる。
佐久間裕美子(文筆家)
これは世代ではなく、時代と共に移りゆく “価値観” の話。
Novel Core(ラッパー / シンガーソングライター)
◯「弱さ」を受け入れる ◯「推し」は敬意で決める ◯「文化の盗用」って?
◯買い物は投票 ◯「インスタ映え」より「自分ウケ」 ◯恋愛カルチャーの「今」
◯すべての世代が連帯し、未来を向くには
<Z世代とは?>
1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代。デジタルネイティブで、社会的不平等、人種差別、ジェンダー、環境問題に対して関心が高く、変革への意識が強いとされる。
感想・レビュー・書評
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初めて竹田ダニエルさんのことを知ったが、アメリカの「今」が分かるとても面白い本だった
「Z世代的な考え方」(年齢で区切るのではなく考え方を修飾する)という前置きに好感
aesthetic、cheugy、知らない単語たくさんあり勉強になりました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Z世代だからとか、すぐ辞めるだとか、そんな停滞した腐敗した日本社会にさせたのはだれなのだー!(究極だれのせいでもない)
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★ Z世代は絶望の世代でありながら、セルフケア、セルフラブを重視する世代
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z世代のライフスタイル。
ミレニアル世代をダサいという。時代は繰り返される。 -
2025年3月17日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。これからは精神世界が注目されていくから参考にしたい。
「竹田ダニエル『世界と私のAtoZ』、環境問題や経済不安、銃社会などによって壊れつつある世界の中で生きるアメリカのZ世代について書かれている。鬱や不安神経症に苛まれる人が増えていることから、メンタルヘルスの問題をオープンに議論できる雰囲気が醸成されつつある。こうしたことを背景に、自身の「弱さ」を受け入れた上で、自分との上手な付き合い方を探すプロセスであるセルフケアに取組む人も多い、としている。
一方で、日本はどうだろう。人口減少や低成長など穏やかな衰退が進むこの社会で生まれ育ち、当たり前のことに対して疑問をもつことは難しい。だからこそ、新しい世界を見せてくれるもの、自分の直感を大切にしたい。」
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Z世代と一括りにされてその特徴が語られがちだが、生まれた瞬間からネットの有る世界に生き、多様性に富み、多様な価値観を持つZ世代が大切にしていコアと、それがどのような時代背景により育まれたのかをよく理解できる。
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世界の若者が無気力になっているけれど、これは世代の話ではなく世相なのだと最近気づき、何かヒントになるかもしれないとこの本を手に取った。いわゆる「Z世代」と呼ばれる人たちはパンデミックで青春時代を奪われ、SNSによって情報を大量に消費できる。そのため、「セルフケア・セルフラブ」という言葉のとおり、緩やかにいろんな人と関係性を持ち、お互いメンタルヘルスをしながら社会について考え行動する。自分も最近の活動がこれに近いような気がしているので、生き方のヒントとして受け止めていきたい。
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社会を考えたいと思っている、きちんと意識の高いティーンに刺さる本だ!
いいかげん辟易しているグループラインに、掃きだめのようなXの炎上ムーブに、
退廃的で先の見えない暗いもやもやを感じているならば、
この言語化は啓示のようにもうつるだろう。
(借り物の言葉でうわべの論破の手段にされないことを願う)
世代として分断するではなく、”価値観”がZ世代的だという指摘が、
『#Z世代的価値観』という著書があることからも伺える。
整然として隙のない論理。客観的事実の適切な分類とはっきりした自分の主張。
強い説得力を感じ、その分やや気圧され気味になり、
アメリカ「では」こうである、という著者の言説を、疑いなく一般化してそのままの内容で捉えてしまう、あまり主張のない悲しい自分がいた。
日本でも近いそのうちこうなっていく(こうなっていけばいいんだ)と、
ブームの仕掛け人や、世の中を焚きつけるポジションにいる人は、は思うんじゃないかな。
竹田ダニエルさんは間違いなく重宝され、影響力のある書き手ということでもあります。
セルフケアセルフラブ、個人主義、自分をキュレートする、エシカルなものを選ぶ、環境や人権の問題にコンシャスであること。
はたして、一つ前の価値観と比べて、進歩的にうつる。
「悪いところはまだあるけど、世の中はどんどんよくなっている。現段階では最新こそが最高だ。」
アメリカ的と評されることの多い、このような価値観は揺るぎないように自分は説得された。
だいぶ余談だが、竹田ダニエルさんは書店でもよく他の著書を見かけており、
装丁の色味やデザインの感じから、
著者は女性だと思いこんでいてそのまま読み終えた。が、あとから検索したら違った。
著者プロフィール
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