撮ってはいけない家

  • 講談社 (2024年11月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784065376034

作品紹介・あらすじ

「その旧家の男子は皆、十二歳で命を落とす――」映像制作会社でディレクターとして働く杉田佑季は、プロデューサーの小隈好生から、モキュメンタリーホラーのプロットを託される。「家にまつわる呪い」のロケのため山梨の旧家で撮影を進める中、同僚で怪談好きのAD・阿南は、今回のフィクションの企画と現実の出来事とのおかしな共通点に気付いていく。そして現場でも子どもの失踪事件が起こり……。日本推理作家協会賞短編部門受賞『夫の骨』著者の最新作!

みんなの感想まとめ

家にまつわる呪いをテーマにしたこの作品は、映像制作の現場で起こる不気味な出来事を描いています。主人公の杉田佑季は、プロデューサーの小隈の再婚相手の実家で撮影を行う中、旧家に隠された恐ろしい秘密を発見し...

感想・レビュー・書評

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  • ひええぇ… 丁寧な筆致で語られるも、突然戦慄が走る一文が差し込まれるスリラー #撮ってはいけない家

    ■あらすじ
    映像制作会社のディレクター佑季は、モキュメンタリーホラーの企画を依頼される。地方の旧家で撮影を進めていく中、ADの阿南はフィクションと現実の共通点に気付き始める。この家にはどんな過去があり、隠された秘密があるのか…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    赤夜家に生まれた男子は、十二歳になると命を落とすか行方不明になる…

    良いエピソードですよね、もうこれだけで震えあがるほど怖い。

    こんな設定のドラマをつくるという流れから、実際のロケ現場の旧家に行くといかにも怪しげな雰囲気。さらにドラマ関係者の家族にも、色んな超自然的な現象が起きていることが判明。読み進めるうちに、これらの繋がりが少しずつ明らかになってくるという…

    本作の推しどころは、おどろおどろしいホラー感っていうより、突然ぞわっとさせるスリラー感なんですよね。ひたすら丁寧な筆致で物語を語るんですが、章の最後には戦慄が走る一文が差し込まれる。怪談話で途中や最後にぞわってするセリフがあったりしますよね、まさにそんな感じで震えあがる。

    また文章のベースが安定しているから読み応えがあるんですよね~ 心情描写も情景描写もお上手だし、そこにホラーがぶち込まれるんですから、そりゃ作品全体から怪しい雰囲気がでまくる。本の装画にある「倉の二階にある窓」の描写なんか、想像力を掻き立てられちゃって怖いのなんの。一切ごまかしていないプロ作家が描くホラーですね。

    登場人物も身近に感じますねー、イチ推しはADの阿南くん。今風のひょうひょうとした兄ちゃんと思いきや、頭脳の切れ味と行動力が鋭すぎてぶっ飛んでました。主役のディレクター佑季の仕事への姿勢も気持ちいいんすよね~、この二人コンビが愛せました。

    そして物語の真相ですよ、ホラーで超常現象のお話ではあるんですが起こりうる原因はあるんです。罪の意識が膨れ上がると、恐怖に変わり、最後には覚悟を決めることになる。いつもホラーを読むと思うのですが人間の情念っての一番恐ろしいんですよね…

    ■ぜっさん推しポイント
    本作のカテゴリはホラーやスリラーだとは思うのですが、ミステリーとしても読み応えがありました。特に伏線がお上手で、終盤の明かされる真相からの繋がりがエグかった。

    ある苦難を乗り越えるための方法がこんなところに繋がるのかってあって、マジ怖かったです… 高品質なホラーを体験したい人はぜひどうぞ。

  • 「家にまつわる呪い」のロケのため、プロデューサーの嫁の実家である山梨の旧家で撮影をはじめる。
    フィクションのはずが、旧家の過去との共通点が多く不穏な空気が漂う中、子どもの失踪事件が起こってしまう。
    子どもを探すために、旧家の真実を探っていくと、、、。

    はい!もうたくさんの「恐い」が溢れてました。

    はい!もうちゃんと「恐い」と思いましたよ。

    入ってはいけない旧家の蔵の二階 少年が見る悪夢の意味 語られない過去の事件 友人の死の理由 撮影スタッフの謎の死
    そして、見てはいけない映像
    現在に起きている不可解なことは、真実があばかれるたびに、過去の因果と結びついて繋がっていく。

    そして、ラストの一言で、、、!!ひぇ~

  •  この表紙…こういう感じの家、というか蔵のある家って結構ありますよね?私は田舎暮らしなんで、この表紙から怖い感じはしませんでした。けど、読むと、ザワリますよ!

     映像制作会社のディレクター杉田佑季は、プロデューサーの小隈の交際相手紘乃の実家から許可を得て撮影するために山梨県の山間の旧家を訪れていた。その旧家には「その旧家の男子は皆、12歳で命を落とすー」というエピソードがあり、ADの阿南とともに旧家に隠された秘密を暴く…。

     エンディングが怖い…そこまでたどり着くまでに、また大変なエピソードが隠されていて…!もう、ね、ドキドキでしたよ!そして、まさに「撮っていけない家」でした。

    • ultraman719さん
      文庫にならないかなぁ…
      文庫にならないかなぁ…
      2025/03/14
    • かなさん
      どんぐりさん、おはようございます。
      そうですね!最近よく見かけるこの作品、
      眠れなくなるほどの怖さじゃないけど
      ゾクゾクはしますよ(@...
      どんぐりさん、おはようございます。
      そうですね!最近よく見かけるこの作品、
      眠れなくなるほどの怖さじゃないけど
      ゾクゾクはしますよ(@_@)
      みなさんのレビュー読むだけでも、
      ゾクゾクはできますよね。
      2025/03/14
    • かなさん
      ultraman719さん、おはようございます。
      ultraman719さんは、文庫派で購入派ですもんね!
      文庫化して、ゾクゾクしたかっ...
      ultraman719さん、おはようございます。
      ultraman719さんは、文庫派で購入派ですもんね!
      文庫化して、ゾクゾクしたかったら
      この作品、よかったら手にしてくださいね(*'▽')
      2025/03/14
  • 「家にまつわる呪い」のロケの為に山梨の旧家で撮影を行うことになる。
    その家は、プロデューサーの小隈の再婚相手の実家らしく、2日間の撮影がスタートしたが初日の夜、一緒に連れてきていた小隈の息子がいなくなり…。

    旧家に纏わる因縁に巻き込まれていく…。
    60年前の殺人事件がどう関わるのか…。
    そして、小隈の息子が母を亡くしてから見る夢。

    いろんなことが絡まりながら、ディレクターの杉田と怪談好きのAD・阿南の2人が真相に探る。
    だがすっきりとはしない。
    これは呪いなのか…
    ホラーでありながらサスペンスでもあり、気持ち悪い怖さもある。
    ラストがまた怖気を襲う。



  • 定期的にホラーを摂取せねば禁断症状が出る病の私。(摂取後には副作用でカーテンを開けられなくなったり、チャイムに異様な恐怖を感じるようになる)
    そろそろ足りなくなってきたと思っていた所にautumn522akiさんの本棚に本作のレビューが上がった!
    「高品質なホラー体験をしたい人はぜひどうぞ」
    したいです、欲してます、禁断症状で架空のホラー小説の表紙を作り始めています(タイトルは『指切りの沼』。ダサい)、有難う御座います、いただきます!

    という訳で、akiさんの本棚より拝読。本書の良さはakiさんのレビューを参考にして頂くとして、私は感想とご紹介を。

    人が落ちてどぱぁん!!とか(澤村さん印)、呪物アベンジャーズとか(貴志さん印)、見つけてくれてありがとうございますとか(背筋さん印)、味付けの濃ゆいホラーも好きですが、本作のようなベーシックなホラーもやっぱり良い!
    主人公は映像製作会社でディレクターを務めている佑希。以前に彼女が制作したホラーが好評だった為、プロデューサーの小隈が脚本も手がけた『赤夜家の凶夢』という低予算のモキュメントホラーを撮る事に。
    設定は以下のようなもの。

    「都内のテレビ局でディレクターを務める安藤が再婚した女性の生家、赤夜家には、ある因縁めいた言い伝えがあった。その旧家の男子は皆、十二歳でなんらかの形で命を落とすか、行方不明になるのだという。奇妙なことにある時期から女児しか生まれなくなった赤夜家は、長年婿を取ることで家を存続してきた———」

    舞台は山梨にある田舎の旧家。小隈の妻である紘乃の実家、白土家に了承を得てロケ地として使用する事に。
    佑希はADの阿南と共に挨拶へと向かうが、その道中でホラーマニアの阿南は『赤夜家の凶夢』の脚本は本当に創作なのかと疑い始める。

    始まった、始まったぞ、旧家の呪い!
    たまらん。もう楽しい。

    期待値が上がってきた所へやっぱり出ました、特級呪物!これが無いとこの手のホラーは始まりませんからね!(偏見と希望)
    一見、意味の分からない物だが紐解いて行くと背筋の凍るような真実が見えてくる。その先には更にラスボス級の呪物が待ち構えている。

    2階には登るなと言われる雰囲気抜群の蔵。屋敷で撮影中に起こる不可思議な現象。
    これだよ、これ!もっと起これ怪奇現象!(他人事だと楽しくて仕方が無い)

    と、久々のホラーを楽しんでいたのですが、本作は中盤辺りからミステリー要素も多分に含まれて来ます。調べれば調べる程に深まって行く白土家の謎に、こちらも踏み入って良いのかと不安になって来る。
    akiさんも書かれていましたが、そう思ってしまう程にとても丁寧に物語が描かれて行き、前に出した三作品のように笑えるポイントが一つもありません。(失礼だな)
    じわりじわりと這い寄られる感じ。そして突然来るゾクリ。

    本書を読み終えてから表紙を改めて見ると、見てはいけないアレが写っているような気がしてならない。
    そっと本を裏返してしまう。
    アレとは一体何なのか、ご興味のある方は是非とも本書で確かめてみて下さい。
    私はこのアレを知った後すぐに、音速で窓のカーテンを閉めました。

    本作は、ジャンプスケアのような「ぎゃあ!」という怖さはありません。ですが「ひぇ…」という肝が冷える怖さが度々襲って来ます。
    プロットが良く練られているので、伏線が見事に回収されていくのも気持ちが良いのですが、そんな気持ち良さは最後のオチで全て吹っ飛びました。

    嘘だろ…??

    やはりこれはまごう事なきホラーでした。

    矢樹さんは全く存じ上げない作家さんだったのですが、推理小説で賞を取っていらっしゃるんですね。
    ミステリーとホラーは相性が良いので、これからも良質なホラーを書いて頂きたいなあ。

    akiさんのお陰でまた高品質なホラーに出会う事が出来ました、ありがとうございました♪

    今回は『ほねがらみ』の時のような怪奇現象(という名の消防トラブル)に見舞われる事もなく、平和に読み終える事が出来ました。
    伯方の塩の出番は今回は無し。

    • きたごやたろうさん
      yukimizakeさんへ

      そうなんです。
      オイラの場合、湊かなえさんの「告白」。
      お風呂用のぶよぶよになった文庫があります笑!
      yukimizakeさんへ

      そうなんです。
      オイラの場合、湊かなえさんの「告白」。
      お風呂用のぶよぶよになった文庫があります笑!
      2025/02/25
    • yukimisakeさん
      ゆーきさん、読みました!
      そっかあ…。うん、でも解決したみたいだし。創作ってやっぱり難しいですね。
      裏表紙確認しときます!果たしてゆーきさん...
      ゆーきさん、読みました!
      そっかあ…。うん、でも解決したみたいだし。創作ってやっぱり難しいですね。
      裏表紙確認しときます!果たしてゆーきさんにしか見えていない説はあるのか…?!

      きたごやさん、ぶよぶよ!!笑
      告白は僕も好きでしたね!昔はよくお風呂で読んでたけどぶよったこと一度も無いんですよねー。
      2025/02/25
    • きたごやたろうさん
      yukimizakeさんへ

      昔、風呂で読める本が発売されたと思うんですが、消えました。

      オイラは一時期半身浴にはまり、そのお供に...
      yukimizakeさんへ

      昔、風呂で読める本が発売されたと思うんですが、消えました。

      オイラは一時期半身浴にはまり、そのお供に文庫を持って入ったんですけど、お風呂から上がったら速攻ぶよぶよでした笑。
      なんでかなぁ。
      2025/02/25
  • ホラーマニアの頭が切れる阿南
    ホラーなんて信じてない察しの悪い佑季

    主人公の佑季が恐れながら事件の核心に迫って行くんだけど…この察しの悪さが良いのかも?
    読んでるこちらはもうちょい慎重に調べたら?
    その人あやしいから上手く聞いたら?
    って心配になる(꒪⌓︎꒪)
    阿南に説明されて貧血おこすくらい毎回驚き慄く。

    読みやすいし、じわじわ気味悪い…
    集落の名士、今は使われてない蔵、呪術…
    怖いものてんこ盛り笑

    ラスト1ページに驚愕
    リングを思い出した…

    安心してください!
    ゆうき本さん!ありましたよ!!
    挟まってる古びた白黒写真笑笑

    夕方に読み終えてよかったわ〜
    ホラー読みたい気分だし♪









    下腹が出てきたけど大丈夫かしら………
    変なもの見てないと思うけど………

    • yukimisakeさん
      1Qさん、えーっと…今手持ちが…
      クレジット使えますか?1万円程で…
      1Qさん、えーっと…今手持ちが…
      クレジット使えますか?1万円程で…
      2025/03/12
    • 1Q84O1さん
      ほんとはダメだけどお得意様ですから今回だけ特別に!
      ほんとはダメだけどお得意様ですから今回だけ特別に!
      2025/03/13
    • yukimisakeさん
      やった!!速達でお願いします!はやくー!!
      やった!!速達でお願いします!はやくー!!
      2025/03/13

  • 「その旧家の男子は皆、十二歳で命を落とす――」


    これはホラーですか?
    ミステリーですか?

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    映像制作会社でディレクターとして働く杉田佑季は、プロデューサーの小隈好生から、モキュメンタリーホラーのプロットを託される。

    『テレビ局でディレクターを務める男が再婚した女性の生家-赤夜家には、ある因縁めいた言い伝えがあった。その旧家の男子は皆、十二歳でなんらかの形で命を落とすか、行方不明になるのだという。男には十一歳になる息子がいたため結婚に反対されたが、婿養子という形で籍を入れると その日から息子が気味の悪い夢を見るようになり…』

    このプロットを書いた小隈にも十一歳の息子がおり、また赤夜家のモデルとして家の撮影を許可してくれた白土家は、小隈の婚約者の家でもあったため、佑季と アシスタントでホラーマニアの阿南は
    「これは白土家がモデルの実話なのでは?」と疑い始める。

    撮影が進むにつれ 赤夜家と白土家の共通点を見つけ出し……

    次々と出演者に怪異が襲いかかる……

    ついには 小隈の息子が突然 姿を消し……

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


    『土着信仰 』とか『呪い』系のホラーでしょうか。
    ホラーマニアの阿南くんが色々と首を突っ込むおかげで、見てはいけないものを次々と見せられます!ドラマ関係者も 読者の私も 否が応でも赤夜家の いや白土家の因縁に巻き込まれます!

    見てはいけない感じの仏壇の位牌、上がってはいけない感じの蔵の二階、突然浮かび上がる女の顔…阿南くんガンガン突っ込んでいくから!ページを捲る毎に「:( ; 'ㅂ';):ヒッ」となり このまま読み進めると私にも何かしらの呪いが降りかかるんじゃないかと恐ろしくなりました。

    しかし、 小隈の息子 昴太が 実の母親を亡くしてから見る様になった夢 そして 撮影中に昴太が行方不明になる事件からはミステリー要素も盛り込まれ 読むことをやめるにやめられず!

    最終章であれやこれやと伏線回収されるところなんかは、ホラーでありながら「うわー!それも伏線だったんかーい!」と驚かされました

    怪談は信じていないけれど 責任感が強く正義感もある主人公の佑季と 飄々とした阿南のキャラ、そしてミステリーもあるおかげで 多少ホラーに強くなくても スイスイ読めるのでは?と思います。



    ……… 最後のページを読むまでは……ね……

    でもでも 何がいちばん怖かったってさ、写真よね!! 表紙の蔵に何も写ってないか確かめた時(みんな確かめるよね?笑)、何気なく裏表紙も確かめようとペラっとページを捲ったら… いかにも「うっかり本に挟めたまま忘れてた」みたいな写真が挟まってて

    しかもさ、先に読んでたyukimisakeさんが
    「写真なんて挟まってました?」とか言うからさ!!

    みんなもこの本 読んで確かめてほしい!
    ほんとに家族写真 挟まってるって!

    • ゆーき本さん
      ちゃんと本に挟まってる風に付いてるの やるなぁ〜って思った!! 大丈夫 ちゃんと図書館本にも付いてるよ〜 ( ᜊ°-° )ᜊ ゥラメシヤ...
      ちゃんと本に挟まってる風に付いてるの やるなぁ〜って思った!! 大丈夫 ちゃんと図書館本にも付いてるよ〜 ( ᜊ°-° )ᜊ ゥラメシヤ~
      2025/03/08
    • yukimisakeさん
      本屋行って見てみたらありました…
      え?これ、無い僕の方が怖いのでは…( ꒪⌓꒪)
      本屋行って見てみたらありました…
      え?これ、無い僕の方が怖いのでは…( ꒪⌓꒪)
      2025/03/09
    • ゆーき本さん
      うわー
      うわーーー
      (((p'д`q)))
      ユキが借りた本、呪………
      うわー
      うわーーー
      (((p'д`q)))
      ユキが借りた本、呪………
      2025/03/09
  • いわゆる『THE ホラー』でした。ホラー好きの私は面白く読めました。まるでホラー映画を観てるかのようでした。映画化しちゃえばいいのに。
    ホラー好きで映画、ドラマ、ホラー特集などよく観るけど、実際はビビりだ。呪物や心霊スポットなどは怖くて手に取れないし、行くことは出来ない。なんか自分でもそこは矛盾してるとは思う。

    作中に"呪物"が出てくる。読んでてそういう物は触ってはいけないとつくづく思いました。でも、誘惑に負けて手に取ってしまうのだろうか?それも呪物のなせるわざなのだろうか?とにかく訳の分からない物は怖い。

    ホラー、オカルト、人怖、ミステリ、サスペンス、
    悪しき因習などてんこ盛りの作品です。なんとなく、『リング』令和版みたいな感じだと思いました。
    面白いと思ったけど、最初の家族写真の意味が私には分からないです。

    • ゆたこちさん
      Sさん、こんばんは!

      私もビビりのホラー好きです笑。ちっとも怖がりじゃないという人は逆にホラー作品を堪能できなさそうな気もしますが、どうな...
      Sさん、こんばんは!

      私もビビりのホラー好きです笑。ちっとも怖がりじゃないという人は逆にホラー作品を堪能できなさそうな気もしますが、どうなんでしょうね?
      この本ちょっと気になっていたのですが、Sさんのレビューで俄然読みたくなってきました!明日仕事前に本屋さんに寄ろうと思います(*^^*ゞ
      2025/02/18
    • Sさん
      ゆたこちさん、こんばんは。初めまして。
      コメント頂いていたのを今気づきました。
      遅くなりましたがコメントありがとうございます。

      ビビりだか...
      ゆたこちさん、こんばんは。初めまして。
      コメント頂いていたのを今気づきました。
      遅くなりましたがコメントありがとうございます。

      ビビりだからこそ余計に気になって最後まで読んだり、観たりするのだと思います。怖がるだけ怖がって、物語が終わると「これは作り物」と安心する、というのが私のパターンです。(^^)
      2025/03/01

  • だんだん話が進むにつれて色々な事がわかり
    より怖くなった
    悲しい事件の背景もありドキュメンタリー映像を
    見ているようでした
    終わり方もゾクッとしました

  • Sさんのレビューを読んでずっと気になっていたホラー作品。すぐに書店で購入したものの、仕事仕事で積ん読になっていた。
    普段はAudibleで聴いちゃうことが多いけど、せっかくだから新年1発目は紙の読書でこれを読もう!と決めていた。

    映像制作会社で働く先輩・佑季さんと後輩・阿南くんが良いコンビ。
    心霊やオカルト系の映像を手掛けるも、佑季さん自身は心霊を全く信じておらず、きわめて現実的な仕事人……かと思いきやみるみる感情的で鈍い人(矛盾するようで両立するんですね)になっていくのがリアルだった。異常体験でいっぱいいっぱいになると私もきっとああなっちゃう。
    阿南くんは心霊マニアのコナンくんみたいな感じ。こんな後輩がいたら楽しそう。

    と書くとライトなドタバタ・バディものみたいだけど、小説の内容自体は陰鬱で禍々しい。
    ただその土地に、その家系に生まれついてしまった不幸。平凡だけど懸命に生きていたら辿り着いてしまった悪意。たまたま通りかかったら引き寄せられ触れてしまった呪い。終始不快な湿り気を帯びたご当地怪異ミステリーで読み応え◎でした。

    ジェイソンや伽倻子やペニーワイズが出てくるジャンプスケア的な作品も大好きだけど、こういう作品のじっとりと肌に馴染む感じも怖くて好き。

    • Sさん
      ゆたこちさん、明けましておめでとうございます。

      新年最初の本がホラー。良いですね。✌️
      私も阿南くん好きでした。読んでて、ものすごいオタク...
      ゆたこちさん、明けましておめでとうございます。

      新年最初の本がホラー。良いですね。✌️
      私も阿南くん好きでした。読んでて、ものすごいオタクをイメージしてたんですけど、彼本当に頼りになりましたよね。
      "心霊マニアのコナンくん"とっても良いです。
      2026/01/03
    • ゆたこちさん
      Sさん、明けましておめでとうございます。
      大晦日も元日もホラーでした✌️

      阿南くん、意外と頼りになるキャラでしたよね!主役コンビが良かった...
      Sさん、明けましておめでとうございます。
      大晦日も元日もホラーでした✌️

      阿南くん、意外と頼りになるキャラでしたよね!主役コンビが良かったので、ストーリーが動き出すまでも読みやすかったです。良い本のご紹介ありがとうございました。
      今年もよろしくお願いします(*^-^*)
      2026/01/03
  • 昴太の実母である美津は交通事故で亡くなっていたが、果たして事故だったのか?というようなミステリー要素が絡みつつ、
    昴太は“人に食べられる夢“や“大きい女の人の夢“など身に覚えのない夢を見ると共に気付かぬ間に涙を流しているというホラー要素①、
    撮影中に子役の様子がおかしくなり、休憩がてら撮った映像を見ると「おい!」という男の人の声が入っていたり、他にも映像におかしなものが映るホラー要素②、
    中盤から“鬼の眼“というワードが飛び交い、呪いの鏡の作り方などホラー要素が加速。

    呪いというファンタジー感が強めだったので凄い話だなという印象が強く、怖さはそこまで感じられなかった。近頃読んでいるホラー小説はすぐ妊婦・妊娠ネタがあるので、鉄板なんだろうけどまたかよと思ってしまう。
    おかしな夢も、食べられる夢や点滴の夢から、死人視点ぽいなと薄々感じられるところだが、まさか井戸の中に降りていって呪物を掘り返すとは思わなかった笑
    昴太は近くで見つかったが、井戸に落ちていた方がホラー感強くて良かったな。

    • きたごやたろうさん
      またまたオイラの本棚に「いいね」をありがとうございます。

      おー。
      オイラも毎晩「悪夢」を見るんですよ。
      だからたえず睡眠不足です笑。
      またまたオイラの本棚に「いいね」をありがとうございます。

      おー。
      オイラも毎晩「悪夢」を見るんですよ。
      だからたえず睡眠不足です笑。
      2025/01/31
    • アラエッサさん
      私もこの前、ベッドの下に見知らぬ男が潜んでいて、私がその男を発見してしまったことを向こうに悟られてしまい、包丁で右腕を刺され、その衝撃で目が...
      私もこの前、ベッドの下に見知らぬ男が潜んでいて、私がその男を発見してしまったことを向こうに悟られてしまい、包丁で右腕を刺され、その衝撃で目が覚めるというのがありました笑
      起きたら、右腕を下にして寝る体勢だったので、右腕が圧迫されてそんな夢を見たようですが笑
      2025/02/01
    • きたごやたろうさん
      怖!

      ウチの弟がかなりガタイいいんですが、疲れ果てて思わず横向きの体勢で寝るちゃってると、起きてからつぶされた方の腕が大変なことになる...
      怖!

      ウチの弟がかなりガタイいいんですが、疲れ果てて思わず横向きの体勢で寝るちゃってると、起きてからつぶされた方の腕が大変なことになるみたいっス笑。
      2025/02/01
  • ★3.4
    その“家”を撮った瞬間から、なにかがおかしくなる。
    これは、ホラーであり、ミステリーであり、“記録してはいけない物語”だ。


    キャッチーすぎるタイトルには少し警戒するが、内容はなかなかどうしてしっかりしている。
    根幹も、流行りのモキュメンタリーものとは異なり、王道ホラー小説。
    旧家とか昔の蔵とか、憧憬。因縁の呪物なんて垂涎。

    映像制作会社のディレクターが、曰く付きの旧家をロケハンする――という導入はやや定番ながら、家系の呪いや過去の因縁を辿る展開は、丁寧で読ませる力がある。

    ただ、時折、少しご都合主義がチラつくように感じたのは、最近モキュメンタリー形式の作品を多く見ているせいだろう。
    映像記録風ではなく、“物語として語られる恐怖”として受け止めるべき作品なのだ。
    主人公の勘の鈍さや融通の効かなさは“観測者の限界”で、むしろ物語を引き立てるスパイスと割り切った。

    どうでもよいが、
    「写真に映ってる犬が全部違う」
    と出てきた時点で、"あー…犬神ね…"なんて思ってしまった人は、立派なホラーフリーク。

    説明し切らず余白を残すバランス感もあった。語らない強さはホラーにとって大事な要素だ。
    そして、ラストでは背筋を撫でるように、しっかりと怖がらせてくる。
    その一撃は、ホラーの様式美。

  • 旧家ホラーの一冊。

    開く前から蔵のひんやりとした湿度と匂いにまとわりつかれるよう。
    そして一枚の謎めいた写真はこの先待ち受ける危険シグナルのよう。

    「家にまつわる呪い」を撮影するため山梨の旧家を訪れた映画制作会社のロケ班一行は何を見るのか。

    呪わしき家に伝わる、とあるチカラ、蔵に秘められたおぞましき物と者、そして行い。

    止まらない恐怖の連鎖に肌はただ粟立つばかり。

    ホラーとミステリが見事に重なりゆく終盤は鼓動が高なり目が離せなかった。
    と同時にこのタイトルが背筋に氷となって伝うような瞬間がヤバい。

    尾を引く、引く…あぁ。

  • ホラー小説。
    あまり読まない分野だったのに、ブクログの評判が気になり読みました。
    その結果、やっぱり自分には合わなかった。
    過去も含めてたくさんの死者が出ているが、それほど恐怖心や不気味さもないまま淡々と話が進む。
    まあ眠れなくなるほど怖くなくて良かったというホッとした気持ちも。
    登場人物みんな意味があり、謎解き部分が良かった。
    また、行方不明になった人物が無事なのか、それとも無惨な状態で発見されていまうのか結果が気になった。
    ホラー小説なので、ハッピーエンドとは行かないという覚悟だけは持っていた。

  • 新年一発目が背筋ゾワっと系ホラーミステリーです。

    時々出てくる「ヽ」で強調される文が怖いです。旧家のこの風習ってなんなん?と突っ込みつつも、先が気になる気になる。年末年始に旦那や奥さんの実家に帰省してたらより怖くなるかも。なぜか入れない部屋とかありませんか。

    それにしてもバディの後輩がファインプレーすぎます。

    最後も怖い。終わり方はじわじわ怖い系です。

  • 出た、特級呪物・鬼の鏡。白土家の子供の呪い、因縁。怖かったと評判になっていたのですが、大きく広げすぎたのか、いろんなことがふわっとした着地で怖く感じなかった。因習とか呪物とか蔵が好きな人はぜひ。

  • 《呪い=確率の偏り》

    ホラー小説は、以前背筋さんの「口に関するアンケート」を読んでみた程度の初心者。

    ホラー映画なんかも気にはなるけど、その後の生活に支障が出そうで見れない人間。驚く系とか苦手。
    文字なら!映像じゃないし!ミステリ要素もあるみたいだし!読めるかな!と思いつつ、
    ・一気に読めるよう、予定のない日に朝から
    ・1人にはならないように
    というタイミングを狙って、さらに怖かったときのためにチェイサー代わりの本も手元に置いて、準備万端で臨んだ(笑)

    初心者なのでホラーの王道も何もわからないけど、チェイサーは不要に終わった読めるホラーだった。(明るいうちから読んだのがきっと大きい。)
    時々ゾッとするものの、全体的にはじわりじわりとくる不気味な怖さ。

    だけど終盤の緊迫感はすごかった。
    本を持つ手が冷えて冷えて、心拍数上がった~。

    満足でした。

    でもこうやって、
    あれ、意外とホラー小説いけるんじゃ…って
    他にも手を出して怖くて眠れない未来が見える…

  • 白土家へホラーモキュメンタリーを撮影に訪れた杉田と阿南が体験する白土家に隠された呪い。
    12歳でなんらかの形で失踪をというドラマの撮影を続ける内に、プロデューサーの息子 昴太が失踪をとげる。
    撮影中に起こる心霊現象。そして、昴太がみる涙の夢。
    すべてがつながりをもちはじめ。

    この家は撮ってはいけない。
    ー------
    すべてに無駄がなく、淡々としている印象をもちました。あまり没入ができず、あまり好みの作品ではなかったです。ホラー、呪物が好きな方にはささるかもしれません。

    一番印象に残ったシーンは昴太が失踪をとげたことでプロデューサーが父親として悩みながらも呪物について考えているところです。あの場面は、プロデューサーの迷いがみえて良かったです。

  • 久しぶりにリングを見た時のような
    怖さを感じた。
    ただ怖いだけじゃなく、話に引き込まれる
    面白さがありました。
    これはホラー好きならオススメです。

  • ホラー小説として、とても面白かった。
    特に中盤以降は続きが気になりすぎて、夢中で読んでしまった。
    話の内容は結構怖い。怖いものの描写がいい。不気味で、あまり頭の中で想像したくないなと思える。
    ミステリ要素も盛りだくさんで、序盤から伏線だらけ。不可解な謎もたくさん盛り込まれている。
    或る集落の●よりもエンタメ要素が強く、分かりやすく面白いと思う。
    ただ、オカルトマニアで本作の探偵役の阿南が、驚きの事実を告げる時の描写や、主人公で語り手の佑季がおぞましいものに気づいてしまった時の描写などがどれも同じで、後半それらのリアクションが増える場面ではちょっと、またこの描写かーと思ってしまうところはあった。
    でも面白かった。
    特に結末。この終わり方をするのか、続きは読みたくないなと思った。良かったです。

    最初の白黒写真に映っている人たちは、結局誰だったんだろう?読み終わってから見てもあまりよく分からない。

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著者プロフィール

1976年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、2002年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にて漫画原作者デビュー。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。

「2022年 『残星を抱く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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