- 講談社 (2024年12月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784065376607
作品紹介・あらすじ
占い雑誌「ルナノート」が次の号を最後に休刊することに。
高屋らは本社の上司との面談に臨む。
一方桜子は、両親が海外から帰国することになり、神奈川での同居を打診される。
京都の大学に進学するつもりだった桜子は──。
二人に訪れた転機。
桜子の秘めた想い。
占星術嫌いだった高屋を星が導く。
書下ろし 。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
物語は、占星術を通じて人生の選択を見つめ直す若者たちの成長を描いています。シリーズの完結を迎え、登場人物たちがそれぞれの思いを抱えながらも、心地よい結末へと導かれる様子が描かれています。特に、桜子と高...
感想・レビュー・書評
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「京都船岡山アストロロジー」の4冊目。
帯に『星が導く大団円!』とあったので、もしかしてこれで完結?と思って読み始めたが、本当にそうだった。
耕書出版における雑誌の休刊に端を発し、Webに移行する「ルナノート」の掉尾を飾る完全保存版の制作や出版社内の人員再配置の話に、前巻あたりから仄めかされていた桜子の高屋に対する思い、柊と実父の関係、三波と朽木の恋模様、などなどテンコ盛りの話がサラサラと描かれる。
祇園祭の賑わいの中での高屋と桜子のデートめいたお出掛けがいい感じ。占星術を語っても、それをリスペクトしながらそこに傾倒するわけでもない程良い距離感に、相変わらず好感。
前巻の感想に『高屋と桜子がどうにかなるまで、まだ続きそうだね』と書いていたので、これで終わるのはちょっと意外だったが、それぞれに味わい深い結論に辿り着いたので良かったな。
なんという話でもなく、どこかで見たような筋書きもありながらだが、奇を衒うこともない素直な筋立てが読み易く、登場人物の描かれ方も皆可愛らしくて、読んでいて気持ちの良い物語でした。
城陽にあんなプラネタリウムがあったなんてね(文化パルク城陽のことですね)。『京都府最大のプラネタリウムドーム』と書いてあって、一度行ってみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4冊目でちょうどいい感じに終わりました。
それぞれの人生においての選択が、占星術で少し背中を押されて動き出す感じが、押し付けがましくなく心地よいだけに終わりは少し残念でしたが、良い終わり方でよかったです。
お互いきちんと話し合えばすれ違いもなく思いが伝わり、大団円です。
作中でも言われておりましたが、占星術は自分自身の取説だなぁと思います。若干、感情の起伏が乏しくて冷めているかなぁと自分でも思っていましたが、あぁそういうことなのか、と無い物ねだりではなく受け入れられるようになったのもこのシリーズをきっかけに無料のホロスコープを検索してみた結果であり、本との出会いって不思議だと思いました。 -
このシリーズは完結。
みんなが良い方へ変化しつつ、引っかかっていたものが、落ち着いたなと思う
このシリーズ読むと西洋占星術学んでみたいなと思う -
丁寧な星読み解説付きのこのシリーズが最終巻。
登場人物のホロスコープを作成して人物像を作り込んで書いているんだなと思いながら読んだ。
自分の人生の選択をしてきた時を振り返ると、確かに惑星回帰の頃が多いなと思う。 -
場所は京都船岡山あたり
題材は珈琲屋さんと本屋さんと出版社に加えて占星術、そしていろいろな人たち
ずっと続いて行くのだと思っていたら、まさかの四巻で完結ですって(泣)
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占星術を材料にしながら、登場人物達に訪れた恋愛、勉強、仕事等の転機にホロスコープを通して悩みを解決していくストーリー。完結。登場人物達の変化や成長を見られて楽しめた。
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シリーズ4冊目。人間関係落ち着いてきたところに、今度は時代の流れが。雑誌ルナノートが休刊でWeb化されること、そして桜子の両親が帰国し、東京で暮らそうと言われること(丁度大学進学の時)。大団円に向かって、登場人物たちが悩み、最適解を見つけていくのですが、皆、前の巻までに一度悩みを乗り越えているので、たくましいです。あとは、桜子と高屋がお互いをどう思い会うかという大命題もなるほど!と納得の収束を見せました。
占星術は小難しくて読んでいてもいまいち気持ち乗らなかったけど今回は○○座はこんな感じの傾向あって、とか、はっきりした提示あって、ちょっとそちらの欄も楽しみました。B型の水瓶座最強説。
Anotherと鵺の碑の扱いが面白かった。 -
占星術のまとめだったがのめり込むことなく終わる。占いは好きだけど心に残らなかったしまだまだ読みたいと思わなかったので作者もあまりこのシリーズに愛着なかったのかな?と思ってしまう。ホームズさんのシリーズが一番だなぁ。
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ちょうど祇園祭りの時季に読めて良かった(^^)星の導きにより、それぞれ旅立ち(*´-`*)五年後の話が付いているのも嬉しい(*´∀`*)
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それぞれ大きな決断をして、収まるべきところに収まった感じがしてよかった。この本に出会ってか少し占星術に興味を持って自分の出生図とか調べてみたけど、よくわからなかった。太陽星座も月星座も当てはまらない気がして‥奥が深いものだと感じてからは毎日の星座占いとかに興味かなくなってしまった。自分の取説を知る為に一度ちゃんと見てほしいなぁと思った。
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キリの良い感じで完結。
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「まかないオムレツと月の心」
ついに告げられた事。
時代の流れを考えると仕方のない選択とはいえ、今まで紙で届けていたものがなくなるのは作り手も寂しいだろうな。
「心の奥と太陽のフルーツティー」
面接で問われたこと。
未練があったとしても、気分のよくない離れ方をした場所に再び戻るとなると躊躇して一歩が踏み出せないだろうな。
「人生の岐路と惑星回帰」
今まで甘えていたが。
変わりたいと思うタイミングがあるとはいえ、幼い頃に散々な目にあったら中々新たな世界に踏み出せないだろうな。 -
それぞれが悩みながらも自分に向き合っていったからこその成長を強く感じられて最終巻に相応しいラストで良かった。
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望月さんのシリーズには珍しく(?)あっさりと完結。出足、私としてはイマイチ感があったんだけど、だんだん桜子のキャラにも慣れてきてたので、ある意味では残念。でも、話としてはうまくまとまった感じで良かった
著者プロフィール
望月麻衣の作品
