声に出せずに叫んでる

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  • 講談社 (2025年2月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784065379073

作品紹介・あらすじ

母さんを殺したのは、俺だ――。
許せなかった。自分自身も、父の再婚も、大好きだった音楽も。

高校2年生の羽山陽介は母を亡くした幼少期の記憶に今も囚われていた。
男手一つで育ててくれた父と、突然紹介された父の恋人に懐く無邪気な妹。
あの人が家に来るたび作ってくれるカレーは、母の得意料理だった。

「俺、絶対認めないから」。
気持ちの整理がつかない日々の中、学校で不可解な事件が起こる。
切り刻まれた幼馴染のイヤホン、階段から突き落とされた友達。
突然部活を辞めたエース、誰とも長続きしない人気者、善意の押し売りに苦しむクラスメイト――。
それぞれの無言の叫びは渦となり、やがて溢れ出していく。

本当は誰かに叱ってほしい。お前を許すと言ってほしい。
誰も本当の意味では分かり合えない、それでも分かり合いたい。
僕たちは、必死にもがいて手を伸ばしている。

デビュー作で青春の「痛み」を暴いた若き才能が掬い上げるのは、
「痛み」の先にある一筋の「救い」。

感想・レビュー・書評

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  • 朝霧咲さん、初読み作家さんです。
    作品名に惹かれて手にした本です。

    高校2年生の陽介は小4の時に母を亡くします。
    後悔してもしきれない体験が、陽介の時を止めてしまいます。

    父に交際相手を紹介されて、妹が喜ぶ様子に、ひとり母への想いを断ち切れず、家族も友人さえも踏み込ませない繊細な心のうちが丁寧に描かれています。

    著者は現役大学生で、高校生の感覚をよりリアルに描写できていると感じました。

    最終章で話の流れに少しとまどうこともありましたがヒリヒリした、感性に響く作品でした。

    • きたごやたろうさん
      ミユキさんへ

      ミユキさんがこの素敵な作品をアップしてくれたおかげです♪
      ありがとうございました!!
      ミユキさんへ

      ミユキさんがこの素敵な作品をアップしてくれたおかげです♪
      ありがとうございました!!
      2025/05/25
    • ミユキさん
      いいえ、
      きたごやたろうさんが「あらしのよるに」をお勧めしてくれたので、私もハラハラ、ドキドキ楽しかったですよ。ありがとうございました♪
      いいえ、
      きたごやたろうさんが「あらしのよるに」をお勧めしてくれたので、私もハラハラ、ドキドキ楽しかったですよ。ありがとうございました♪
      2025/05/25
    • きたごやたろうさん
      ミユキさんへ

      ココはそういう情報交換できるのがいいよねー!
      ミユキさんへ

      ココはそういう情報交換できるのがいいよねー!
      2025/05/25
  • タイトルと表紙の絵に魅かれて読み始めた。

    高校2年生が主人公。
    高校生活を謳歌しているような日常が綴られている、と最初の頃は思った。
    が、主人公陽介の母を失った悲しみ、自分のせいだと思う後悔の念、再婚しようとする父親へ反発・・・など、
    思春期真っただ中の心模様が、ビシビシ胸を打つ。

    著者は高校生の時に新人賞をとって、現役の大学生らしい。
    もろにリアルな青春物語だと思う。

    誰しも「欠けている」部分がある。
    完璧な人などいない。

    ラストは温かい友情に、陽介がどんなに慰められただろう。
    とてもいい小説だった。
    高校生にお勧め、かつての高校生にも、ぜひお薦め!

  • 高校生たちの話。
    イヤフォンを切り刻んだのと女子生徒が突き落とされたのは、誰がやったのかすぐに分かった。
    でも赤ちゃん誘拐は分からなかった。
    告白されてはフラれる何かが欠落しているモテ男や、なんとなく自殺した女の子。
    からっぽなようで、混沌がつまってる。

  • ちょこっと真面目に。

    久しぶりに小説らしい小説だった。
    文学っていってもいいと思うけど、なんか守備範囲が広がりそうで、あえて小説。
    だって本来の小説って人間の「ココロ」をさまざまに、しつこいくらい洞察して、それに比喩を筆頭に色々脚色をつけた物語のことでしょう⁇

    それがこの作品は素晴らしかった!

    でも人間の「ココロ」って何?
    心臓?まさか。いやいや突き詰めたら意外とそうかもしれないよ。
    じゃあ脳?それっぽいけど、心臓とは比較にならないくらい解明されてないよ。

    きっと、作家さんたちはずっとそのことを考えて考えて次の世代にバトンを渡しているんじゃないかなぁ。

    だから小説は読み継がれて来たんだと、オイラは思う。

    オイラがラッキーだったのは、朝霧咲さんという2004年生まれの作家さんの小説に生で出会えたこと。

    夏目漱石さんも太宰治さんも川端康成さんも、もっといえば紫式部さんだってもちろん読み継がれているよね。

    ただ残念ながら同じ空気は吸えない。
    残された小説から読み取って想像するしかない。

    朝霧咲さんだって百人が読んだら百通りの解釈があるはずだし、フィクションだから今この時を切り取って書いたわけじゃないよね。

    でも朝霧咲さんは、今オイラと同じ世界に生きている。

    オイラと同じ空気を吸っている。

    そういう作家さんが書いた小説に間に合った!
    そのことにちょっと得した気がして。

    なーんて、長々書いちゃった。
    これ寝て起きて読み返したら恥ずかしいヤツだ笑。

    一読をお勧めします。

    • 雷竜さん
      この感想で読んでみたいと思いました。
      この感想で読んでみたいと思いました。
      2025/05/25
    • きたごやたろうさん
      雷電さんへ

      なにより嬉しいコメントです!
      ありがとうございます♪

      追伸
      「いいね」もありがとうございました。
      雷電さんへ

      なにより嬉しいコメントです!
      ありがとうございます♪

      追伸
      「いいね」もありがとうございました。
      2025/05/25
  • Amazonの紹介より
    母さんを殺したのは、俺だ――。
    許せなかった。自分自身も、父の再婚も、大好きだった音楽も。
    高校2年生の羽山陽介は母を亡くした幼少期の記憶に今も囚われていた。男手一つで育ててくれた父と、突然紹介された父の恋人に懐く無邪気な妹。あの人が家に来るたび作ってくれるカレーは、母の得意料理だった。
    「俺、絶対認めないから」。
    気持ちの整理がつかない日々の中、学校で不可解な事件が起こる。切り刻まれた幼馴染のイヤホン、階段から突き落とされた友達。突然部活を辞めたエース、誰とも長続きしない人気者、善意の押し売りに苦しむクラスメイト――。それぞれの無言の叫びは渦となり、やがて溢れ出していく。
    本当は誰かに叱ってほしい。お前を許すと言ってほしい。
    誰も本当の意味では分かり合えない、それでも分かり合いたい。僕たちは、必死にもがいて手を伸ばしている。
    デビュー作で青春の「痛み」を暴いた若き才能が掬い上げるのは、「痛み」の先にある一筋の「救い」。



    なかなか心の叫びを言葉にして出せない事のモヤモヤ感や苛立ちなど主人公の心理描写が丁寧に表現されていて、共感しましたし、心苦しくも感じました。

    学校での不可解な事件といったミステリー要素もありつつ、うまい具合に話がまとまっていて楽しめました。
    といっても、ミステリーとして読むと、ちょっと物足りなさはあるので、ヒューマンドラマとして読むと良いかと思います。

    自分で抱え込みすぎず、押し付けすぎず、周りに悩みをこぼすことも大切かと思いました。

  • 思春期の少年の人間関係の機微に過剰に反応し相手に対して、先生、そして親に自分なりの対応を葛藤しながら成長していく。
    自分も経験した事ある大人の対応を当時はモヤモヤしていたけど言葉にできなかった。それを今こんな気持ちだったとやっと言葉にできて少し楽になる。がんじからめで気持ちの整理ができてなく当時に読んでいたらすごく共感して読んでいたと思う。

  • 陽介の後悔、葛藤が痛いくらいに伝わってきた。周りの友達がよい子達で救われる。

  • 主題とストーリーラインがハッキリしています。そこは素晴らしくて小説ならではの伝わる気持ちがある。

    なのだが私にはやや遊びや隠し味が少なくクリアすぎる。
    姿勢のよい痩せた人がまっすぐこちらを見ている感じ。もっと着飾ってポーズも取ればもっと魅力的になるだろう。

    五十代にはまっすぐ過ぎるということだろう。

  • 『ねえ、後悔することを、他の誰かに遠慮する必要なんてないよ』は印象に残った

  • 子どもの頃の後悔って、大人になってもそう薄れる事なく、いつまでも残ってるもので。
    うまく言葉にできなくて、なんとなくそう思う、と表現するしかない複雑な気持ちを、整理するのは自分自身でも大変で。
    多感な年齢の頃のそんな心情に、取り憑かれるように一気読み。サイレントスクリームに、自分でも気がつけるか。そうでなければ、周りが気付けるかどうか。

  • うーん、おもしろくない
    高校生って、こんなに子供なの?

  • カレーとか料理に篭ってる思い出みたいなのって、誰かに伝えるの難しいよね。

  • 主人公の周りでつるんでる友達がすてきだった。
    主人公の苦悩とか葛藤とかを知りながら、あえて何も言わず気づかせようとする感じ。
    現代にもこんな友情があると良いなと思った。

  • 母さんを殺したのは、俺だ――。
    許せなかった。
    自分自身も、父の再婚も、大好きだった音楽も。
    高校2年生の羽山陽介は母を亡くした幼少期の記憶に今も囚われていた。
    男手一つで育ててくれた父と、突然紹介された父の恋人に懐く無邪気な妹。
    あの人が家に来るたび作ってくれるカレーは、母の得意料理だった。
    「俺、絶対認めないから」。
    気持ちの整理がつかない日々の中、学校で不可解な事件が起こる。
    切り刻まれた幼馴染のイヤホン、階段から突き落とされた友達。
    突然部活を辞めたエース、誰とも長続きしない人気者、善意の押し売りに苦しむクラスメイト――。
    それぞれの無言の叫びは渦となり、やがて溢れ出していく。
    本当は誰かに叱ってほしい。お前を許すと言ってほしい。
    誰も本当の意味では分かり合えない、それでも分かり合いたい。
    僕たちは、必死にもがいて手を伸ばしている。
    (アマゾンより引用)

  • 言葉の難しさ、他者理解の難しさを感じた
    理解はできないけど関わらないこともできない、、

    一言で表現できないなんとも言えない感情や人間の行動を表現されている作品

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