冷たい骨に化粧

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  • 講談社 (2025年2月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784065379240

作品紹介・あらすじ

このラスト、中毒必至。
いまもっともアツいBL小説界から一般文芸界へ、新たな才能が花開く!

――残酷な世界を生き延びるため、彼女は唇に嘘を纏った。

夕暮れ時に訪ねてきたのは夫の不倫相手だった。(あやか)
「おじいちゃんを殺した」。母と娘の逃避行ともう一つの秘密。(真夜中のドライブ)
愛する妻に殺されたい。男が挑んだのは命を賭けた悪女の証明。(愛妻家)
作り話が得意なミユは、今日もクラスの人気者。(楽しい話をしてあげる)
バス停で出会った不思議な女。その声はどこか懐かしかった。(赤い傘)
ほか、全9編を収録。

隠し通すと決めた秘密、守るために握った刃、騙し抜いてほしかった甘い言葉。
その正体に気付くとき、9つの衝撃があなたを射貫く。
衝撃の結末を、心してご堪能ください。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

残酷な現実と甘美な虚構が交錯する短編集で、全9編の物語がそれぞれに深い衝撃をもたらします。著者はBL小説界での実績を持つ新たな才能であり、初めての読者にも鮮烈な印象を与えます。作品は不穏で陰湿な雰囲気...

感想・レビュー・書評

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  • 丸木文華(まるきぶんげ)さん
    今までBL・TL等で既にとてもご活躍の作家さん
    私は初読ですが、みんみんはきっと読んでいらっしゃることでしょう

    BL小説界から新たな刺客かなと
    この素敵な装丁ごと気になっていました
    イヤミス系短編9編と
    初回出荷ショートストーリー(別紙)

    “残酷な現実に甘美な虚構を纏わせて
    私は必ず幸せになってやる”
    そんなコピーをどこかでお見かけしましたが
    言い得ていると思います
    それぞれの短編に甘美でシビアな嘘が織り込まれいます
    私としては、もっと痛みがあってもよろしかな〜というところですが、今後の期待を込めて
    ⭐︎4で

  •  この表紙につられての読書となりました(junaidaさんのタッチに似てませんか?でも榎本マリコさんで、他にもたくさん結構メジャーな作品の表紙を手がけておられます)。
     
     丸木文華さん、初読みです。というか、もともとはBL界の作家さんなんですね!あぁ…まだBLに手が出せない…木原さんとか凪良さんとかのBLを読んでみたいみたいのに、一応今年中には読んでみたいという目標を立ててます(*^^)v

     で、肝心のこの作品のことなんですけど、9編の短編集+初回特典のリーフレットでプラス1編が収められています。どの作品も不穏で陰湿な感じ、それがイヤな感じではなくいい感じなんです。どの作品もゾクリとさせてくれます。次作は長編の執筆をお願いしたいものです。

    • かなさん
      kumkum96さん
      はじめまして!コメントありがとうございます(*´▽`*)
      いろいろと共感してもらえて、よかったです。
      表紙はすき...
      kumkum96さん
      はじめまして!コメントありがとうございます(*´▽`*)
      いろいろと共感してもらえて、よかったです。
      表紙はすきだけど内容はイマイチな作品もあるけれど
      この作品は両方ともよかったので読めてよかったです。
      junaidaさんも好きなんですか??
      kumkum96さんの本棚もなんか私と似通ってる感じですよね♪
      なので、余計に嬉しく思ってます。
      また、よろしくお願いします(*'▽')
      2025/09/30
    • Super8さん
      かなさん  

      そう例の、、、(~O~;)

      確かに本棚並べたら美しいですね〰(^q^)
      かなさん  

      そう例の、、、(~O~;)

      確かに本棚並べたら美しいですね〰(^q^)
      2025/09/30
    • かなさん
      Super8さん
      うわ~素敵だぁ!!
      この安楽椅子にかけて好きな本のページをめくる時間って
      最高に贅沢な時になりますね(´▽`*)
      ...
      Super8さん
      うわ~素敵だぁ!!
      この安楽椅子にかけて好きな本のページをめくる時間って
      最高に贅沢な時になりますね(´▽`*)

      本棚に同じ作家さんとか、
      同じテイストの表紙の作品とか
      並べるのは、超気持ちいいですよ♪
      私のささやかな楽しみです(*^^)v
      2025/09/30
  • 初めて読む作家さん何の情報もなく読み始めたところ物凄いの一言イヤミス、耽美小説、SF、妄想文学、とありとあらゆる要素を詰め込んだいまだかつてない傑作だと思います。そして難解極まりないのに読みやすく次回作を期待してやみません。定点観測間違いなしの作家さんだとつくづく感じました。あなたも読んで難問を解くように楽しんで読んでみて下さい。

  • 短編集。読み終わってから好きなノベルゲームのシナリオライターさんだと気付いた。帯の「どんでん返し」が余計だったなぁ。どんでん返しと言える要素があったのは「これだから女は」だけでは。「愛妻家」「双子心中」の雰囲気が好き。「赤い傘」は他の作品とは雰囲気が少し異なるが、それが最後に収録されているのが良かった。

  • ダ・ヴィンチの5月の「プラチナ本」で紹介されていたため読んでみました。

    不気味な短編集。というのが個人的な感想。

    本帯の「極上の毒とどんでん返し」。
    「どんでん返し」はあまりわからなかったけど、「毒」感は分かりました。

    私はあまり好みではなかったですが、好きな人にはハマる作品だと思います。

  • 「あやか」
    「真夜中のドライブ」
    「愛妻家」
    「楽しい話をしてあげる」
    「これだから女は」
    「双子心中」
    「食べたい」
    「ジンとシャリ」
    「赤い傘」
    9話収録の短編集。

    はじめましての作家さん。

    妊娠中の女性の自宅に夫の部下が訪ねて来る1話からイヤミス感全開。
    妻VS浮気相手、夢と現実の境界線が曖昧なこの物語の結末にゾクリ。

    2話、3話と読み進める内に、身体の中にどんどん毒が溜まっていく感覚を味わった。

    7話の「食べたい」は妊娠した事で一切の食べ物を受け付けなくなった女性が主人公。
    最低男と対峙後の結末に震える。
    これはまるでホラー。

  • いろんなテイストの詰まった短編集。
    ほんとにこの一冊でいろんなジャンルが楽しめる。
    後味の悪いイヤミス?っぽいものが多めだったけど、それだけじゃない。
    個人的には「赤い傘」がすごく好き。

  • 不気味で官能的な短編集。
    どのお話も最後にはゾッとさせられます。
    「愛妻家」「双子心中」が好き。
    ノスタルジックな雰囲気と、エロティックな空気感。とても良かったです。
    初回出荷限定ストーリーも付いていて、そちらもおもしろかったです。

  • 短編9篇。初読み作家さん。表紙に一目惚れしてしまった。仄暗いドロっとした雰囲気で作品の空気感はピリっと存在し頭に映像が浮びやすかった。
    「真夜中のドライブ」が好み。

  • 一話目の『あやか』を皮切りに、予想外の展開で楽しませてくれる短篇集。
    『あやか』のラストは、意味が分かった瞬間に鳥肌が立ったほど。
    『真夜中のドライブ』は、毒を孕みながらも爽やかな読み心地がとても良かった。
    『これだから女は』には、してやられた感が強くて悔しい。
    とは言いつつも結構好きだけど。
    どの短篇もこちらの意表を突いてくるので、頁を捲るのがとても楽しい。
    中でも、最後の『赤い傘』にはホント良い意味で裏切られた。
    初回出荷限定の『永遠のケンマコ』も好きだなあ。
    これは買って正解でした。

  • Amazonの紹介より
    このラスト、中毒必至。いまもっともアツいBL小説界から一般文芸界へ、新たな才能が花開く!
    ――残酷な世界を生き延びるため、彼女は唇に嘘を纏った。
    夕暮れ時に訪ねてきたのは夫の不倫相手だった。(あやか)
    「おじいちゃんを殺した」。母と娘の逃避行ともう一つの秘密。(真夜中のドライブ)
    愛する妻に殺されたい。男が挑んだのは命を賭けた悪女の証明。(愛妻家)
    作り話が得意なミユは、今日もクラスの人気者。(楽しい話をしてあげる)
    バス停で出会った不思議な女。その声はどこか懐かしかった。(赤い傘)
    ほか、全9編を収録。
    隠し通すと決めた秘密、守るために握った刃、騙し抜いてほしかった甘い言葉。
    その正体に気付くとき、9つの衝撃があなたを射貫く。


    近年、BLから一般書へ分野が広がっている作家が増えていっていますが、丸木さんもその一人。人物描写が丁寧なのはもちろんのこと、丸木さんの作品は、ゾワっとした内容だったので、凄かったです。

    ディープな内容でしたが、淡々と軽やかな語りでありつつ、静かに侵食するかのように最後はズドンと衝撃がきました。なんとも言えない気持ち悪さがこびりついて、中毒のような体験を味わいました。

    自分の想像にない人間の欲望が作品に詰まっていて、楽しめました。

  • 傑作もないが、駄作もない。そんな良作短編集だった。悪女にハマる「愛妻家」はゾッとしたし、叙述トリックか?ばりの「これだから女は」も短くても面白かった。「食べたい」では何を食べたいのか予想はつくけどラストは怖いって。泣かせにくる「赤い傘」もしっとりとしていて良い。

  • ネットで話題になっていて手に取った本。

    作者紹介で一時期ハマっていた乙女ゲームのシナリオライターだと知り楽しみにしていたのだが、思ったよりもドロドロは薄め。

    愛憎を求めるのであればやはり短編より長編か。

    今更BLを読む気にはなれないが、他の作品でドロドロそうなのを見つけたのでそちらに期待。

  • 初読みの作家さん。ホラーと倒錯が融合した短編集。オチが分かるものが多いのでどんでん返しといった印象は少なかったけれど毒が散りばめられて面白かった。「これだから女は」の最後は一瞬分からなくてじっくり嚙み締めた。

  • 短編集。それぞれゾッとする怖さもありつつ「自分もあるある」ってことや人の秘密…ドロドロとした知りたいような知りたく無いような部分…
    1話読み2話読み…次も気になり一気読み!またこんな短編集に出会いたい!

  • BL作家さん…?という煽りで敬遠してしまいましたが、そういった要素の短編集ではないので苦手な方も大丈夫。世にも奇妙な物語、みたいな少しホラー要素の、少し不思議な、イヤミスっぽい要素もある短編集。一人称視点の地の文で進んでいくけれど、吸い寄せられる文章力で、あっという間に読めてしまうのに、けして軽い小説ではない
    試し読みできた「あやか」(家に夫の浮気相手を自称する女が連日突撃してくる話)の入りが面白くて、現品を購入してみたのですが、女のドロドロ!人間関係どろどろ!みたいなものを期待する人には合わないかも。

    ネタバレしないとかけない感想なので書きますが、
    ・浮気相手と思っていたのは家のなめくじだった。
    ・嘘をつくことでクラスで注目を浴びるのが好きな小学生女子。こんな子が狙われて連続誘拐犯に殺されちゃうのと親友を脅かしてみたら、ほんとうにその子が誘拐・殺されてしまい、親友だった自分はクラス中から心配される→心配される自分になりたくて、そもそも友人からでっち上げの妄想。最後の一文で誘拐犯(リアル?)に声をかけられて、にこっと笑うところが怖かった。
    ・赤い傘の女 これがいちばん好き。バス停でいつも傘を指して待っている女性と、母を亡くして天涯孤独の主人公が交流する話。バスが来る=死者が旅立ってしまうという設定で、実はその女性が母の若い頃で最後に親孝行できてよかったよ、的なほっこり話。

    最後の小説が感動系で締めくくられるのも含めて世にも奇妙な物語を2時間楽しんだような小説でした。

  • 色んな味わいのゾワッがあった。この話を最後にもってこられたら、もう。



  • 期待して読んだ分、肩透かしなところが多くてイマイチ。
    作家の作品を読み尽くしてパターン読めちゃったなという感じ。
    こういった作品に慣れてない人には面白いと思う。

    全体的に女性やさらに妊娠というワードが多い作品群だなと思った。

    予想通りな話ばかりで予想を裏切る期待通りなものが読みたいんだなあと気付いた。



    あやか
    妊娠中の女性の家に夫の部下が不倫を打ち明け離婚を迫る話。
    妄想オチにもなるが、本当に来ていたよという匂わせもあり、怖いねっていう。
    本当に来ていたら夫がめちゃくちゃ怖い人になっちゃう。
    出産間近には来てないけど、夫が不倫相手を家に連れて来てたよオチかもな。


    真夜中のドライブ
    父親の正体バラシとか、死体を海に捨てる話もなんか普通だなあと思ってしまった。
    母と娘の絆の強さは良い。
    BLだったらもっと萌えてたかも。母と娘の秘密の共有ではあるけど、健全に思えてしまって個人的ないまいちさを感じる。


    愛妻家
    こういう相手がいる状態での一人語りというのはオチとして、もう手遅れだったというのがあるので、インパクト弱いなと感じた。
    過程は楽しかったけど、これも妻への執着の強さとしての凄みがもっとあればなと感じた。


    楽しい話をしてあげる
    虚言癖の女の子の話。自分で作った話に呑み込まれて、最後は受け入れて喜んじゃうところは良かった。
    しかしながら、余韻とか、もっと刺さるところがあればなと思った。


    これだから女は
    途中でこれ語り手はおっさんではないなと気付いてしまったので、さめちゃった。
    こういった思考になって自分はうまく生きてやると考える人はいるだろうけれど、それありきすぎて、もっと何か無いのか?と思った。


    双子心中
    作品を通して自己を打ち明ける耽美的なところは良かったけれど、やっぱなんか物足りない。
    出来事が少ないのか?表現が足りないのか??


    食べたい
    一方的に慕ってつきまとって捨てられて、殺して食べる。
    どこかで見たな感。


    ジンとシャリ
    盆栽の話は面白かった。
    見えちゃう人の話。そこから性欲に結び付くのが面白い。
    でもそれだけな感じで、やっぱもっと何か欲しかったなあと思う。


    赤い傘
    世にも奇妙な物語の感動話感。
    普通だなと思ってしまった。


    付録
    永遠のケンマコ
    これもコメディー調とシリアス感動話にホラーちょびっと、という塩梅。
    でもこれ全部マコの妄想オチにもなるので、その場合マコの都合の良い話になってしまう。そこがホラー。

  • す、すごい……!
    BL・TL作家さんであるだけでなく、ゲームの脚本などもなさっておられるそうですね。ひっと息を呑むような毒気の強い話に清々しく騙される。悔しいけど中毒性がある。性と死の表現に品がある。ぜひ他の作品も読んでみたい。

  • ダヴィンチ・プラチナ本から。短編集。なのでサラッと読めるから、結果通読はしたけど、満足度は高くない。帯からしてどんでん系ってのは窺い知れるんだけど、取ってつけた感があちこちで感じられてしまう。あと、登場人物の背景ってか造詣が、それぞれの物語で近過ぎるんじゃないか、と。これは意図的なものかもしれず、単なる自分の趣味に合うかどうかの問題かもしらんけど。

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著者プロフィール

埼玉県出身。BL、乙女小説、ゲームシナリオを中心にジャンルを跨いで幅広く活動中。近刊は、『双囚 ふたりの姫は愛獄に堕とされる』 (KADOKAWAジュエル文庫) など。

「2021年 『フェロモン探偵 花嫁になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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