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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784065379493
作品紹介・あらすじ
国民的ベストセラー「大人の流儀」シリーズ最終巻!
伊集院があなたに贈る最後の言葉ーー数えきれない出逢いと別れを経験してきた作家が死の直前まで書き綴ったラストメッセージ。
人間は皆が強く、
逞しい生き物ではないが、弱々しくて、
くじけてばかりいる生き物でもない。
踏ん張りきれないように思えても、
そんなに簡単にはこわれない。
人間の身体には、
そういうものが備わっているのだ。
”人々はいろんな事情をかかえて、
それでも平然と生きている”
ーー伊集院静
みんなの感想まとめ
人間の強さと脆さをテーマにしたこの作品は、著者が生涯を通じて伝えたかったメッセージが詰まっています。読者は、著者の言葉から癒しや励ましを受けてきたと同時に、その存在がもたらす寂しさを感じています。特に...
感想・レビュー・書評
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著者の言葉にはいつも癒され、叱咤激励されてきまたが、もうこれ以上新しい著書に出会えないと思うと寂しくて仕方ありません。
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伊集院さんが亡くなって早くも1年が経った。
経ったにも関わらず、まるでどこかで筆を動かしているかのような、なんとも喩えようもない訴えが感じられてしょうがない。
奥さんの篠ひろ子のインタビューが文春に掲載されているけど、それを読むことで伊集院さんの人となりをもっと知り得ることができるだろう、と想像できる。 -
私が第九巻から読み始めた
大人の流儀シリーズの(たぶん)最終巻。
2023年11月24日逝去、享年73歳。
初出はこの6年間ですが、
ほとんど70過ぎのものではないでしょうか?
もう終わりに近いのを覚悟しているのかなと思うことが多かったです。
癌は心の準備や整理ができて良いのかもと
改めて思いました。
いろいろのこしたいところメモしましたが
けっきょく最後だけにします。
〈私は別離の哀しみは、
時間が解決してくれる、と思っている。
時間が一番のクスリである。これは間違いない。
死別は、もう二度と、その相手と逢えないことであり、
それ以上、以下のものではない。
私の経験から言うと、哀しみは突然、
その人を背後から襲い、
抱擁したまま離さない。
切ない人にとっては、さぞ辛かろう。
哀しみから逃れようとしないことである。
哀しみはなかなか逃げ切れる類いのものではない。
それなら、哀しみの中に
平然と立っていられる神経を鍛えることだ。
人間は皆が皆強く、逞しい生きものではないが、
弱々しくて、くじけてばかりいる生きものでもない。
踏ん張り切れないように思えても、
そんなに簡単にはこわれない。
人間の身体には、そういうものが備わっているのだ。
”人々はいろんな事情をかかえて、
それでも平然と生きている”〉 -
バカモン!でおなじみ波平さんのような人だった
世代が違う人の考えていることをちらっと覗いた感じ
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何でもそうだが、美しいものは、見えない所に強靭なものを持ち合わせている。人間で言えば、精神のようなものかもしれない。
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伊集院静さんのエッセイは痛快、それでいて温かい。もう最後なのか・・・
【順調に進む仕事はどこにもない。その理不尽を知ることが、大人の仕事を身につけるひとつの方法である】
巻末に伊集院静さんの字で「またどこかで」とある。哀しいけど、出会えてよかった。 -
さっと読めて、でもいろいろ考えさせられるエッセイ。
もう少し生きていて欲しかったなぁ。 -
10
仕事への向き合い方、投資のお話など
現代のことについての視点が読んでいて
面白かったです。 -
2024/12/27予約 24
毎回たのしみにしていた大人の流儀が「またどこかで」になってしまった。もうほかに、こういうことを言う作家は出てこないんだろうな。
大切な人を失った人に対しての、優しいもの言いに救われた。時間しか解決できない。
また過去のご著書を読み返します。
どうぞ安らかにお眠りください。 -
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伊集院さんの価値観を日本の一人の男として継承していきたい。
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いいなあ。
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彼は彼で苦悩や色々なものを抱えた人生だったんだろうなあ。人生の深みを見せてくれてありがとうございました。
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『チラッと見た横顔』田園都市線でのエピソード、おもしろかった。
読んで楽しい部分や含蓄のある言葉もたくさんあるが、この巻では、いよいよ老いを感じさせるエピソードも多い。
『蟬しぐれの坂道で』暑い盛りに眼科で二時間も待たされて立腹、受付の人や医師を叱りつけたりして。ユーモアまじりに書いているが、そんなこと言う?とあきれた。
奥さんからもたしなめられているのがおかしかった。
「あなたはご自分が正義のつもりでいらっしゃるかもしれませんが、昼間の行動は間違っています。こんな見ず知らずの土地であんなことをするのは愚かでしかありません。聞いていらっしゃるんですか?」p132
長年、「大人の男」としてカッコつけて書いてきたところ、最後のほうにくると、粗も目立つ。
大病もしたし、目も見えにくく、不自由な体でイライラすることが多かったのだろう。それでも最後までとにかく書き続けた作家の生き様を見せてもらった。
おつかれさまでした。
目立つオレンジの表紙がさびしい。最終巻。 -
やはり、おばさんにはおじさんの気持ちを完全に理解できない部分が、共感できない部分があるのを発見。
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初めて伊集院静さんの本を読みました。
令和の世の中にあって、とても昭和くさいことを書かれていますが、心に刺さる言葉が沢山ありました。
色々経験れた方の言葉は、力強いです。 -
寂しい。
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最後の作品なので期待したが本人は最後と思って書いておらず普通だった
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4.1
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2025年、4冊目です。
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