千年のフーダニット

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  • 講談社 (2025年1月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784065381793

作品紹介・あらすじ

永き眠りを妨げる殺人者は誰だ――?

時を超えた”奇想”が爆発する――壮大無比な特殊設定ミステリ

若くして妻を喪い失意に沈むクランは、人類初の冷凍睡眠(コールドスリープ)実験に参加する。さまざまな事情を抱えた男女7名は「テグミネ」という殻状の装置で永きにわたる眠りについた。

――そして、1000年後。目覚めたクランたちはテグミネのなかでミイラと化した仲間の他殺体を発見する。犯人は誰なのか。施設内を調査する彼らが発見したのは、さらなる“顔のない死体”で――

俊英が魅せる、本格ミステリの新たな地平。

感想・レビュー・書評

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  • まことさんの本棚から、もう見た瞬間にビビビっときましたよ!

    フーダニット!?
    フーダニット大好物です(*´∇`*)
    まことさんのレビューを読んだ瞬間、娘にメルカリで買って貰いましたo(^▽^)o


    テグミネという装置の中で永き眠りについた7名の男女。
    1000年後、コールドスリープから目覚めると、7名のうち1名がミイラ化し死んでいた。
    彼の背中にはナイフが突き刺さった状態だった。
    テグミネのある施設(シェルター)は、外からの侵入は不可能だった。
    施設の中を調査すると、顔の潰された少年の遺体を発見する。
    犯人は誰なのか!?


    というフーダニットが軸になっているのですが、どちらかというと、夏への扉でワクワクしたあの感じ?SF要素が濃かった気がします。

    ミステリ好きさんより、SFや、冒険譚好きな方がより刺さるのではないか?という作品でした(*´꒳`*)


    本格ミステリと言えば、アガサクリスティのそして誰もいなくなったが有名ですが、この作品の目次の次のページにはシェルターの見取り図があり、この中で殺人劇が繰り広げられるのか!?何人死ぬのだろう?誰が犯人なのだろう!?

    もうワクワクが止まらない状態でした♪

    が、この本はそっちじゃないのかも?
    楽しむところはそっちだけでなく、1000年後の世界が興味深かったです(*´∀`*)

    • bmakiさん
      雪さん

      SFって私は全然得意じゃないのですが、読んでみると面白いですね!(*´꒳`*)

      雪さんは死んだ人の数には拘りはないのです...
      雪さん

      SFって私は全然得意じゃないのですが、読んでみると面白いですね!(*´꒳`*)

      雪さんは死んだ人の数には拘りはないのですね。うん、そんなことどーでも良さそう(*´-`)

      動機かぁ。
      動機だったら、この一番最初に死んでいた奴は八つ裂きにされてもおかしくないです(笑)
      すけさん、かくさん、懲らしめてやりなさい以上です(*´∀`*)
      2025/07/13
    • mihiroさん
      まきさ〜ん*\(^o^)/*
      この作品、伊坂さんが面白かったって言われて、気にはなってました!
      ただ伊坂さんの面白いは、私にはよく分からんな...
      まきさ〜ん*\(^o^)/*
      この作品、伊坂さんが面白かったって言われて、気にはなってました!
      ただ伊坂さんの面白いは、私にはよく分からんな〜って事多くて とりあえずスルーしてました(^_^;)
      王道のクローズドサークル系かと思ってたけど、SF要素ありありなんですね( °o°)
      2025/07/13
    • bmakiさん
      mihiroさぁ〜ん(*´∇`*)

      伊坂幸太郎さん、こういうのお好きなのですね♪私も大好物ですっ (๑˃̵ᴗ˂̵)و
      三度の飯より...
      mihiroさぁ〜ん(*´∇`*)

      伊坂幸太郎さん、こういうのお好きなのですね♪私も大好物ですっ (๑˃̵ᴗ˂̵)و
      三度の飯より殺人事件♪♪
      あ、嘘です。食べるのが一番好きです(笑)

      王道のクローズドサークルも取り入れ、クローズドじゃない部分もあったり、かなりSF要素が濃かったり(^^)

      千年後の未来がこんな未来でもおかしくないなぁって思っちゃいましたよ(^◇^;)
      2025/07/14
  • 伊坂幸太郎さんが『ダヴィンチ』で最近読んで面白かった本として挙げていらした二冊のうちの一冊です。
    この作品の作者は伊坂さんが最も影響を受けたという島田荘司さんの主催する第16回ばらのまち福山ミステリー文学賞を別の作品で受賞されています。


    以下ストーリーを途中まで(謎の部分だけ)ネタバレで書きますので未読の方はお気をつけください。







    千年前のコールドスリープから目覚めた六人の被験者のクラン、カイ、イリア、シーナ、クロエ、マルコ。

    七人目の被験者シモンがまだ起きないのですが、六人は153年前で止まり、ナイフで背中を刺され死んでからミイラ化しているシモンを発見します。

    そしてもうひとつ、10代前半の若い男、おそらく小中学生の死体もみつかります。
    その死体は顔を潰され誰だかわからないようになっています。

    この二つの殺人の犯人は一体誰なのか…?
    コールドスリープの被験者の誰かなのか…?
    それとも外部からの侵入者なのか…?

    クランは推理を始めます。
    そして、シェルターの外に出てみると街には人がいなかったのです。

    イリヤも行方不明になりナイフで殺されているのがみつかります。どうして千年前の世界から時間旅行をしてきた仲間七人のうち二人も殺されなければならないのか…?

    その後第二のシェルターがみつかりそこで彼らが見たものには驚愕しました。



    最初は人名がカタカナで日本人ではないのかと思いとっつきにくく感じ、ミステリではなくSFなのかと思ったのですが。ミステリでした。
    後半謎がするするとほどけてきたら、なるほど!
    そうだったのか!!と全部繋がり腑に落ちました。
    今までに読んだことのないミステリでとても面白かったです。

    • まことさん
      なおなおさん、アールグレイさん♪
      『夏への扉』でしたね!
      この作品の冷凍睡眠は千年です。
      そういえば、なおなおさんタイムスリップものがお好き...
      なおなおさん、アールグレイさん♪
      『夏への扉』でしたね!
      この作品の冷凍睡眠は千年です。
      そういえば、なおなおさんタイムスリップものがお好きだとどこかで拝見しました。
      2025/07/09
    • アールグレイさん
      なおなおさん!こんばんは,゜.:。+
      ご回答ありがとうございます!
      フンフンなるほどです!
      なおなおさん!こんばんは,゜.:。+
      ご回答ありがとうございます!
      フンフンなるほどです!
      2025/07/09
    • なおなおさん
      千年って、目覚めたら別世界ですね。怖いです、絶対に嫌です(笑)
      そうなんです!タイムトラベルものが大好物なので、本書にも興味津々です。
      知れ...
      千年って、目覚めたら別世界ですね。怖いです、絶対に嫌です(笑)
      そうなんです!タイムトラベルものが大好物なので、本書にも興味津々です。
      知れて良かったです。ありがとうございます。
      2025/07/09
  • ★5 1000年間の冷凍睡眠から目覚めると惨劇が… 人類の未来を描くミステリ #千年のフーダニット

    ■あらすじ
    近未来、人類初の冷凍睡眠実験に参加することになった七名の若者たち。彼らは1000年もの時間をシェルターに閉じ込められ、ついに目覚めの時を迎える。

    コールドスリープから目覚めていくメンバーたちであったが、仲間のひとりが起きてこない。冷凍装置の中から、ミイラ化された死体が発見されるのだ。誰が犯人なのか、なぜ殺されたのか、そして1000年後の人類はどうなっているのか…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 私も1000年ほど寝たい。

    未来に興味があるんですよ、世界はどう変わるのか、人類はどう進化するのか。そしてミステリー小説ってまだあるのかなー、さすがに謎解きもネタ切れかしら。

    なーんてアホな妄想はいいとして、本作は近未来SF×ミステリー。1000年間というスケールの大きい時間軸が舞台になっていて、もはや『火の鳥』レベルの人類のお話。

    まずこのSF設定について、たぶんわざとだと思うんだけど、あまりリアリティがないの。これがB級SFって感じでイイ味がでてるのよ。コールドスリープからの目覚め、シェルターの設備や生活、未来の外界、人類たちなど、正直すぐに想像できそうな世界観なんですよね。

    タフなSFに寄せるんじゃなくて、ストーリーテリング、登場人物の価値観や関係性、ミステリーなどを物語の中心にして寄せているから、難解なことを考えずに終始楽しく読めるんですよ。

    特に本作はエンタメ性が抜群なんです、序盤中盤後半と展開がコロコロとスピーディーに変わる。次々に謎も出てきて、どういうことなのか気になって手が止まらない。

    登場人物の人間性や設定などもよく練られてましたね。少しずつ明かされていくところが上手だし、特に仲間同士がいがみ合いになるのではなくて前向きなところが好きです。

    ミステリーの真相も唸りましたね。メイントリック発想からの、このSF設定だったんじゃないかなと予想してみた。そして伏線回収も細かく丁寧で見事。動機も好きだったなー、マジかよって思いながらも、気持ちは理解できる。

    ちょっと詰め込んだ感があってバランスが好みではないのですが、いやいや本格ミステリーの力作ですよね。★5とさせていただきました。次回以降の作品にも期待しております! 面白かった!

    ■ぜっさん推しポイント
    1000年間という壮大な時間軸、さらに特殊設定のドフィクションなんですが… 心が温かくなるのは何故なんでしょう。

    登場人物でシーナという生物学者の女性がいます。彼女は物語の中で、生物や植物についてたびたび言及をするのです。そう、この物語は生物という枠組みの中の「人類」がテーマになっているんですよね。

    生物は個体で生きていくことはできず、家族や仲間といった集合体になることによって、頼りない生命を維持してる。どれだけ時間を経過しても人類は生物でしかなく、幸せに必要なことは「寄り添い」なんですよね。

  • 新聞のいちおしミステリーとして紹介されていて、特殊な設定が面白そうだったので、麻根重次作品を初読み。

    若くして最愛の妻を亡くしたクランは、人類初の超長期冷凍睡眠(コールドスリープ)の実験に応募した。人里離れたシェルターに集まったクランら被験者たちは「テグミネ」と呼ばれる機械に入り、眠りについた。

    クランたちが1000年後に目覚めると、1つのテグミネが止まっていた。中には、ミイラ化し、背中にナイフが刺さった被験者シモンの姿が。さらに施設内を探索すると、冷凍倉庫に顔がつぶされた死体も発見され…

    2つの殺人を誰が行ったのか?
    1000年のコールドスリープという壮大な時間と、シェルターやテグミネの構造を上手く使った密室の謎。ミステリとしてしっかり面白いが、個人的には1000年後の未知の世界で、クランたちの手に汗握る冒険譚に引き込まれた。

    特殊設定とはいうものの、こんな未来もありえるかもと思うのは自分だけ?

  • 誰が?に心囚われる一冊。

    眠りから覚めた世界は未来かあの世か…。

    1000年にわたる永き眠り、"コールドスリープ"の実験に参加した7名。

    彼らが眠りから覚め目にしたのは仲間の内の一名の他殺体だったことから始まるミステリ。

    初っ端から誰が?に間違いなく心囚われる展開が面白い。

    そして更なる顔なし遺体の発見、未知の世界での生活、どんどん積もる謎がさらに面白さに拍車をかけていった。

    全ての事実の綺麗な繋がり、気持ちよく解ける感覚といい満足。

    それにしても千年後、いや、十年後の地球はどうなっているんだろう。
    想像したら、ぶるっ。

  • 今作【千年のフーダニット】はタイトルや表示は何故か古き良き講談社ノベル感があり期待が持てました!

    案の定発行所は講談社でした(笑)
    内容はしっかりとしたSFミステリーでかなり先が気になり久しぶりに寝る間を惜しんで読みました。

    終盤で少し失速して賛否両論あると思いますが、しっかり楽しめます!

    夕木春央【方舟】に出会った時に近い感じでした。

  • 2038年5月、テグミネと呼ばれる生命維持装置に入り、7人の若者たちがコールドスリープ状態で千年後の未来(3038年)に目覚めるところから始まる。
    7人はコンピュータ管理の通り次々に目を覚ますが、一人だけ起きてこない。なんと彼のテグミネはなぜか153年前に止まっていた!中にはミイラとなった死体、しかも彼の背中には深々とナイフが!
    テグミネや談話室、食料倉庫などからなる「シェルター」は、外からは開くことができない設計。中の7人はコールドスリープ状態、かつもし何かの事情で途中で目覚めてしまうと、再びスリープに入るには誰かの手助けが必要で、一人では再スリープできない。
    完全なる密室のシェルター内で起きた殺人。
    誰が犯人【フーダニット】なのか?

    結構ゆっくり進む物語なのですが
    後半の展開と真相にびっくり!
    いろいろツッコミたいところもあったけれど。
    人類の逞しさを感じました。

  • 面白かった。コールドスリープ中におきた殺人事件。さらに見つかったのは顔を潰された凍った遺体。
    SF、ファンタジー、ミステリーがほどよくミックスされていた。飽きることなく一気に読んだ。
    あのトリック部分、もし彼らがキラキラネームだったら国どころか人外の設定もできるな、と思った。

  • 千年後の人類に幸あれ!

    私がSFが得意でないのもあって、読み始めは「コールドスリープの発明が2038年は無理ある!」「1000年寝てたら褥瘡やばいぞ!」「髪の毛なんで伸びてないの!」という感じでなかなか読み進まなかったんですが……
    序盤終わったらめちゃくちゃ面白くなった!!!
    大丈夫です!!!!(?)

    途中『方舟』みを感じて覚悟を決めた
    ラストは私もこの判断で良かったと思う
    人間ってやっぱり理屈より感情の生き物だものね〜!
    千年後の人類を見習って私もしぶとく生きる!!

  • ラストとても良かった。しかしそこに辿り着くまで長かった。自分の遺伝子を残したいという生き物としての当たり前の欲求も「自分の遺伝子のみ残したい」となると狂気だな。アダムとイヴの物語とミステリーを掛け合わせた新感覚のお話。

  • 千年のコールドスリープから目覚めた先の世界で起きた殺人事件。SFとミステリーをかけ合わせた特殊設定の中で誰が、どうして殺したのか。不可解な事件と千年の間に外の世界に何があったのかが明かされていく過程が面白く読めた。

    千年というかなり長い年月が経過しているために動機が不明、またテグミネというスリープ装置とシェルターという密閉された空間のために誰がという謎もかなり複雑になっている。中盤以降はシェルターから外に出て千年後の世界の探索しながら人類に何が起きたのかという謎も絡む。合間の断章とのつながりが徐々に見えてくるとぞっとする思いだった。

    SF的な世界観としてはやや薄い印象はあったけど、タイトルのフーダニットの解明としては充分楽しめた。事件の真相には背筋が寒くなるが、人間はあっけなく死んでしまう一方でどんな環境でもたくましく生きられるものなんだなと感じた。主人公が予想外に幸福になっていたし、希望が見えるラストも悪くなかった。

  • タイトル好き、表紙も好き。

    妻を失って生きる気力を失ってた主人公が、
    千年先の未来へのコールドスリープに参加。
    同じコールドスリープの試験者はな7人。
    外からは開けることのできないその部屋で1000年後に目覚めると、1人だけミイラになって死んでいた。その死体にはナイフが突き立ててあって、コールドスリープの機械は173年前で止まってて…

    設定も好き。

    SFでミステリー。特殊設定。
    と好きなものばかりだし、文章もグイグイくるんだけど…
    フーダニットはミステリーとして十分と思うけど、
    ワイダニットは理解に苦しむし、
    ハウダニットに至ってはご都合主義が散見されるんだよな…

    面白い、面白いだけに、なんかもったいない。
    や、面白かったんだよなー

  • 千年後の世界なんて全く想像出来ないし、そんな恐ろしい世界に行こうなんて私は全く思わないけど。この話はそんなはるか先の未来にコールドスリープして行った人達のサバイバルものであり、フーダニットのミステリーでもある。色々と設定に無理があるけど、とても面白くてどハマりしました。自分達以外誰もいない、どこに行ったら会えるか分からない、そんな世界に置き去りにされた。このハラハラドキドキする感じが良くて一気に読めた。

  • 若くして妻を喪い失意に沈むクランは、人類初の冷凍睡眠(コールドスリープ)実験に参加する。さまざまな事情を抱えた男女7名は「テグミネ」という殻状の装置で永きにわたる眠りについた。そして、1000年後。目覚めたクランたちはテグミネのなかでミイラと化した仲間の他殺体を発見する。犯人は誰なのか。設定は面白いのですが、期待しすぎたのが良くなかったのかも。著者さんのデビュー作とのことなので、次作に期待したいと思います。

  • SFファンタジーミステリー。

    SFもファンタジーも苦手なジャンルでしたが第一章さえ乗り切れば読みやすくなりスケールのデカさのわりにトリックは単純で分かりやすいかったんだけど犯人は外の世界で人類が滅亡していることが分かっているのに、自分の子供を作ってある程度育てるまでして隠蔽したいものかなー?
    みんなが目覚めてから何をしたかったんだろう…

  • コールドスリープで千年後目が覚めた人々、そこから始まる殺人と千年後の世界の話。殺人の謎と千年後の世界の謎、全く違う謎に惹かれこの世界に入り込む。何故千年後がこうなったのか、フーダニットももちろん気になるがホワイの方もめちゃくちゃ気になる。

  • うーん…これは…
    少なくとも読了感はあまりよくない。

    ストーリーのスケールはとにかく大きいけれど、鍵となる人物たちの欲望「1000年後に讃えられる研究者として名を残したい」「自分の適応度を高めたい」が私からすると「そんなこと?」となってしまいしっくりこなかった。まぁ現実世界でも他人の欲望に対する感想なんて「そんなこと」なのだろうけど。
    最後の謎解きも、名を残すために殺したい相手との子供と予備の子供までつくる、など「その欲望にそこまでする?」と無理矢理な感じがしてしまってしっくりこなかった。極限状態だとそうなるのかな、と納得させようとしても、名を残したいだけで…?と堂々巡り。
    名前の叙述トリック?もありがちで、それによりこれは日本の話なのかと気づくタイミングを遅らせたいのかな、と思ったが、それも中途半端というか必然性がよくわからなかった。

    このページ数、いつもなら一気読みする量だけど今回は1章読むと眠くなり…の繰り返し。ストーリーが壮大で感情移入ができないからなのかな…総じて私には合ってなかったみたい…

  • フォロワーさんの(ネタバレなしの)感想を読んで、面白そうだなと思って私も読んでみました。

    すごく面白かったです!
    希望が残る感じの終わり方も好きでした。
    ただ所々ちょっと粗いところがあるかもという印象ではありました。でも、すごく緻密にリアリティを求める作品ばかりじゃなくていいと思うので、これはこれですごく楽しめました!

    唯一、私はちょっと受け入れられないなーと思った設定は、イリヤがシモンとの子供を産んでいたことと、10年くらいは育てたはずなのにその子が死んでも構わないという行動を取ったことです。同じ女性として想像した時に、どちらもあり得ないなと思いました。

    殺したいくらい憎い奴とセックスなんて出来ないし、仮にそれは我慢したとしても、赤ちゃんを産むまでずっと2人きりで生活しないといけないのにそれを我慢できるのかなぁと。子供が2人いたということはシモンとの生活は最低でも2年くらいは続けてたということだし。
    あと、憎い男の血を引いてるとはいえ自分自身が産んで何年も育てた子供に少しも情が湧かないなんてこと絶対にないと思いました。

    それを「異常な狂気」で処理してしまうには、もう一人シモンというとんでもサイコ野郎もいるので、そんなレベルのヤバい奴が2人もいるってちょっと無理があるかもと感じました。

    その部分だけ少し引っかかったけど、中にはそういう淡白な女性もいるのかもしれないと思って読むと、タイトルの、千年という時間も、フーダニットも、どちらもとても楽しめました。

  •  コールドスリープから千年経ってから発覚した殺人事件と変わり果てた千年後の世界、顔の無い少年の死体、空白の百二十四年、挟まれる断章の不可解さという『誰が、どうやって、なぜ殺したのか』『千年の間に何が起こったのか』『人類はどうなったのか』という複雑怪奇な謎が次々と明かされる展開と『人間』を描いた骨太なストーリーに終始浸った読書体験だった。

  • 千年のコールドスリープから目覚めた6人は同じ被験者の1人が殺害されミイラ化しているのを発見する

    千年の時を巡る壮大なミステリー
    真相は個人的にうーん…と思う部分が無きにしも非ずだが、物語通しての満足度は高い

    凄い読書体験だった
    後半は一気読み!面白かった!

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